横浜・鎌倉・逗子・葉山で建てる無垢材と自然素材の家なら中尾建築工房

自然素材の家を体感する【見学会申し込み】

海前、海見えの家造りメリットとデメリット

 
  2018/12/28
海前、海見えの家造りメリットとデメリット
この記事を書いている人 - WRITER -

やっぱりせっかく建てるなら、リゾート感のある雰囲気と共に、海を見下ろすなんて素敵!
と、言われる方は多いんじゃないかな。。
んで、たしかに私も気づけば海に行くタイプの人なので、海が見える立地は嫌いではありません。
むしろ好きなのですが、私は、私個人とは関係の無い様々な事情があって、海前、海見えの土地には家を建てられなくなりました。
なので海前、海見えの土地を購入して家を建てられる方は、非常に羨ましいと言えば羨ましいんです。
ただ、ここでは私の事はさておいて、海前、海見えのメリットとデメリットについて。
メリットはそりゃ〜、べたなぎの時には最高にまったり出来るでしょうね!
特に湘南方面での海前の土地は買えないとしても、海見えの土地だったら購入出来る方もいらっしゃる事でしょう。
穏やかな海の景色を見ていれば、見てるだけでも気持ち良いでしょうし、なにより癒やし感はかなりのモノがあるかと思います。
では反対にデメリットは?
はっきりと言っておきましょう、塩害はもちろん多々あれど、もっとすごいのは時化(シケ)の時は結構な風が吹くんです。
後はもちろん台風もね。
だから中尾建築工房で海見えの土地に家を建てる場合は、必ず私から一言事前に説明をする事があります。
『海見えだからと言って、大きな窓に大きなガラス窓を入れてしまうと、風で割れるかもしれませんよ?!』ってね。
風が強いのは海見えの土地だけではなくて、谷戸になっている立地も同じです。
谷戸になると、寒気も、ものすごい勢いで突っ走るものですから、そりゃ〜たまらないほど寒くなったりしますし、なによりあっちこっちからモノが飛んでくる事もあるんです。
今回は海見え、海前の土地の話だから、谷戸の事は置いておいて、海が見えるという事は、海からの影響をまともに受けてしまうと言う事になるんです。
それが海の見える方向に少しだけ見えるっていうのと、パノラマで見えると言う立地でも、悪条件の度合いは変わってきます。
すでにお察ししている方も多いかと思いますけど、パノラマで海が見える立地の方が、海の影響をモロに受けてしまうのです。
当然、その風が家に及ぼす影響は計り知れないモノがあるのですが、湘南方面では主に南からの風、西からの風、南西からの風は、ほんとにマトモに食らうと。。
とてつもない驚きと共に、恐怖を感じてしまうかもしれません。
そして今回、湘南ではありませんけど、三浦市に建築中のお宅の場合はって言うと。。
umimae-umimie-tochi-meritto-demeritto.jpg


ここはあっちこっちから海の景色を満喫出来る立地です。
なのでべたなぎの時であれば、最高のリゾート感を満喫出来る事でしょう。
でもシケや台風の時には、どうなるかっていうと。。
まさに轟音と共に吹き付ける風と、その風に乗って飛んでくるであろう砂や土、そして何が飛んで来るかはわからない飛散物などもあったりします。
こちらの立地はまさに東京湾口と相模湾と合わせた外海の影響をモロに受ける立地です。
と言う事は南からの風、西からの風、南西からの風、東南からの風、東からの風も全て海のなにかを含んで吹いてきますから、建築物となる住宅にとっては、ものすごい天敵となるんです。
潮を含んでいる風が一番厄介なもんですから。。
まだ、東京湾湾口よりも北上して、観音崎を超えた辺りなら、まだ多少なりとも風の度合いは抑えられると思いますけど。。
それじゃぁ、リゾートって雰囲気は皆無になってしまうだろうから、それは無いか・・

それだけにメリットよりも、デメリットの方が多いのは否めません。
今回工事では、この他照り返しなども考慮して、外壁下地にとある対策を施しておきました。
寒暖の差も激しいし、風も強い場所になりますので、生活が始まってから驚く事もきっとある事でしょうからね。
でも、それでもこの土地が良ければ。。
なにかしらの対策をするしか無いわけで。。
しいてあげるとするならば、飛散物になりかねないモノを、外には一切置かない事でしょうか。。
それとこの場所で言えば、浜からの砂の飛散や近くの畑から飛ぶ土などでガラス窓のレールもスムーズに動かなくなる事もあるでしょう。
なので、リゾート感のある生活が出来ると共に、ちょっとしたサッシのレールや窓ガラスを洗うとか、外壁に付着する潮を落とすとか、メンテナンスをする必要があるよって事になりますかね。
もうすでに土地を購入されて、家を建てている方はこれからの対策を。
まだ、どこに建てるか決まっていないけど、海前、海見えの土地を検討されている方の場合は。。
ちょっと海前のマンションとかに、一度は賃貸で暮らしてみるのも良いかもしれませんね。
少なくとも一年も居れば、春夏秋冬を体験できるから、それからの土地購入でもいいんじゃないかな。
それとすでに海前、海見えの土地に住まわれていて、風の強い時とかにモノが飛んできたとか、自宅のモノが飛散して近所に迷惑を掛けてしまった経験のある方には、こんなウェブも参考になるかもしれませんね。
これ、風向きが分かるウェブサイトなのですが、私は主に釣りに行く時に必ず見る様にしているウェブサイトです。
その土地に永く住めば、風向きによって色んな事が起きる事を体験して行く事になります。
んで、事前に強い風が吹く時などは、予め予測しておいて、飛散するモノが無いか?!なんてチェックも出来ますからね。
と言う事で海前、海見えの土地に家を建てる場合のメリットとデメリット。
湘南や三浦半島の地元で大工をして来た私の思うアドバイス。
このあたりに住まわれる事を希望されているなら、是非参考にして頂けると幸いですね。
あなたなら、どちらの選びますか?


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
漆喰によって心地よく湿度調節された空間。

木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
一世一代の大きな買い物、住まい。

後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
弊社の見学会では、予約制で1組ずつ1時間程度の時間をいただき、中尾建築工房が実際に手がけた建物をご案内しております。ご予算から素材、構造まで、あなたのご質問・ご相談に代表の中尾が責任を持って、しっかりお答えいたします。

すでに入居されている建物の場合は、その住まいのオーナーさんから率直な感想を聞けることも・・・。

曖昧にごまかしたり、嘘をついたりするのが嫌いなので、どんなことにも正直にはっきりお答えすることをお約束いたします。

しつこい営業なども一切いたしませんので、安心してご来場ください!

この記事を書いている人 - WRITER -

Comment

  1. @320 より:

    植栽に植えられる樹も限られてしまうことを私から付け加えておきますね(笑)

  2. 中尾建築工房 より:

    @320さん☆
    ですね(笑)

中尾建築工房 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。