横浜・鎌倉・逗子・葉山で建てる無垢材と自然素材の家なら中尾建築工房

自然素材の家を体感する【見学会申し込み】

住宅・マンション等の建築物|そんな適当な杭工事でいいのか?

 
  2018/12/24
住宅・マンション等の建築物|そんな適当な杭工事でいいのか?
この記事を書いている人 - WRITER -

新聞でもネットでも、某大手財閥系の会社が叩かれていますよね。
yokohama-hudou-chinka-manshon-jyutaku.jpg
杭工事を請け負った業者が杭を短くする為に書類を捏造したとか、なんだかとか騒がれておりますが。。
中尾建築工房の場合、デベロッパーではないから、マンションの様に大きい建築物は造らないと言うか、まったく興味が無い。
変わった建築設計事務所であり、変わった工務店と言う意識があるので、面白い家に特化した個人住宅を造っていれば、それで良いと思うからなんですね。
そうなると、今騒がれているマンションの様に重たい建築物ではないのだけれど、やはり重視したいのは地盤の許容応力度。
簡単に言えば、その土地に重たい建築物を載せても支えられるか?
それとも支えられないのか?
と言う度合いの事なんですけどね。
もしも建物が重たくて、土地にそこまでの強度が無い場合は、地盤改良工事が必須になります。
その工事を行って、もしも建物に傾きが見つかった場合は保険の対象になります。
もしくは地盤調査を行って、セーフと言われたはずなのに、それでも建物が沈下して傾いた時には保険の対象になります。
僕が地盤保証会社から聞いているのは、一事故に対して最大5000万円まで。
建物が沈下する事によって生じる外壁のクラック、屋根の歪による雨漏りなどなど、不同沈下によって起きた瑕疵については修繕する事が出来ます。
もちろん沈下した基礎をそのままではなく、アンダーピーニング等の工事によって、建物自体も持ち上げます。
アンダーピーニング工事については分かりやすい動画があったので、それのリンクを張っておきましょう!


で、うる覚えだけど、たしか工事中の仮住まい費用も200万円くらいまでなら出るはずだったと思います。
でもですね。
沈下したから、建物を解体して建て替えと言う部分に関しては、費用が出ないんです。
だから某大手財閥系の会社やら某大手なんちゃら建材って会社が建て替えするなんて事を言ってるけど、おそらくそこまでの費用って捻出出来ないんじゃないかなって思うのです。
ましてや保険が降りるのは、あくまでも適正な工事を行っている場合のみ、保険が降りる訳であって。
今回みたいに杭の長さがそもそも足らないなんて話だと『あんたが悪いんでしょ?自分でちゃんと責任取りなさい!』って言われても、仕方の無い話だったりする。
ま、ちなみに私の実家は某大手財閥系の会社で家を建てました。
私が大工になる前の家です。
その家はしっかりと沈下しておりまして、今も家のあちこちの扉が開きません。
崖下から建物を眺めると、ここまでではないものの、家の傾きが画像の様にしっかりとあります。
yokohama-hudou-chinka-manshon-jyutaku2.jpg
私が依頼先のハウスメーカーにクレーム言っても、クレーム対策部みたいな所から来た方曰く『中尾さん、ドアが開かないとかは生活に支障が出るから、それは何回でも直しますよ、でもね、床が斜めだからと言って、生活に支障は出ないでしょ?』

こんな一言で終了ですからね・・
私も呆れてしまって、それからはなにも言う事をしなくなりました。
マンションでも、住宅でもそうだけど。
大手だからと言って安心出来るかと言えば、そういう時代ではないって事。
大工だった経験から言わせてもらえれば、どんだけ良い建物を造ったとしても、建物を建てて地盤沈下してしまうのではお話になりません。
良い建物を支えるだけの地盤強度が必要なのは、最低限当たり前の話です。
僕は独立前と独立後、様々な住宅の雨漏り工事を経験したのだけど。
その雨漏りの多くは建築物の不同沈下による外壁クラックだったり、屋根下地が不動沈下によって、ゆがんでいた事が多かったのを覚えている。
手を抜いちゃいけない所で抜いてしまった某大手会社の方々。
知らぬ存ぜぬは通用しないです。
どの様な経緯があっても、責任から逃げる事なく、消費者の方を保護してもらいたいですね。
しっかし良く出来んよな〜
俺が現場の施工管理だったら、上から言われたとしても。。
そんな事出来ませんって言うか、今日で辞めさせて頂きますって言いたくなるけど。。


そんな心配要らないんだった・・
よく考えたら高校中退だから。。
そもそも大手には就職出来ないんだった(笑)
失礼しましたー。。


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
漆喰によって心地よく湿度調節された空間。

木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
一世一代の大きな買い物、住まい。

後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
弊社の見学会では、予約制で1組ずつ1時間程度の時間をいただき、中尾建築工房が実際に手がけた建物をご案内しております。ご予算から素材、構造まで、あなたのご質問・ご相談に代表の中尾が責任を持って、しっかりお答えいたします。

すでに入居されている建物の場合は、その住まいのオーナーさんから率直な感想を聞けることも・・・。

曖昧にごまかしたり、嘘をついたりするのが嫌いなので、どんなことにも正直にはっきりお答えすることをお約束いたします。

しつこい営業なども一切いたしませんので、安心してご来場ください!

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。