プレカット工場竣工披露パーティーに参加してきました。
こちらでもご紹介したのですが、中尾建築工房の定休日である今日、静岡県は富士市に行ってきました。
静岡に行く理由は、中尾建築工房で建てる無垢材だけで造る木造フレームの加工(業界用語でプレカットと言います)をお願いしている工場が、新たに静岡にプレカット工場を開いたのです。
その工場の竣工披露お披露目パーティーに招待をされてましたので、現地へと出向いて来たんですね。
元々、家のフレームと言うのは大工さんが木の曲がりや反りを見極めて、墨付けと言われる作業で、木に線や穴の位置を正確に書き出します。
そしてその墨に沿って、正確な刻みを行なっていたのですが、昔に比べて今は木材の反りや曲がりがほとんど無いに等しいんです。
こうなってくると、大工さんが線を引いて、線に習って加工をしなくても、機械加工で充分になってしまいますし、機械の方が圧倒的に加工のスピードが早いんです。
一般的な住宅で言えば、加工費が大工さんの手による作業に比べて、プレカットの方が半分程度になってしまうんです。
さらに時間的な問題も一人の大工さんが30坪の延べ床面積を墨付け刻みの作業するのに要する時間は、早くても3週間程度。
それに対して、プレカットの場合は2時間程度で作業が終わってしまうのです・・
しかも正確ですから、使わない手は無いと言う事になります。
それにしてもこの工場は、なんと言っても景色が最高に良い場所です。
北には富士山、南面には駿河湾を見渡せる好立地でした!
こんな眺望が望めますから、毎日毎日作業されるスタッフも方々も、楽しいでしょうね!
そして工場の竣工披露と言う事ですから、実際に工場のラインをカウントダウンして稼働させてくれました。
一般の方には、プレカット工場がどんな感じなのかは、まずご覧になる事が無いと思います。
なのでここで数枚の画像をアップさせて頂きましょう!
ざっとこんな感じですかね。。
全て機械が一連の作業をしてくれます。
後はモニターで人が確認したりもしますが、加工に関してはほぼ無人です。
しかもこの工場はとにかくでかい。
資材を多く置ける為に、こんだけあります。
これ、工場のほんの一部になります。
しかもプレカット機械自体がもっとも最新鋭の機械を導入していますので、それはそれは素晴らしい生産能力なのは言うまでも有りません。
以前に宮崎県の柱工場に出向いた時も、機械に関しては半端無いくらい最新鋭のモノを導入してました。
でも今回の工場もそれを上回るくらいの機械です。
これでまた更に部材を含めたコストダウンが計れるそうですね!
今回、パーティー会場で面白かった事と言えば、工場の社長がこんな事を言ってました。
工場の社長
『富士市から企業誘致を受けまして、工場を建てる事にしたのですが〜〜省略〜〜市長がこんな事を言われました。』
富士市
『富士山が活火山だって知ってましたか?』
工場の社長
『富士山は小学校の頃に休火山だって習いましたが、活火山なの?』
富士市
『そうなんです、でも噴火したとしても御殿場側にしかマグマは流れませんから、こっち側はだいじょうぶなんです!』
工場の社長
『んじゃ、まぁいっか!』
ですって(笑)
そんなノリの話だったとは知らず、話を聞いて思わず笑ってしまいました。
でもあれですかね、これから家を建てるオーナーさんも、工場とかって見たいもんなんでしょうか?
今はまだ計画してませんけど、私の自宅の逗子から富士まではざっと2時間程度でした。
さほど遠い距離でもありませんので、希望される方がまとまれば、工場に掛け合って見学などをするのも面白いかもしれませんね!
と言う事で、私のお休みの過ごし方は、これで終了!
あ〜、なんだか最近忙しいから、大型自動二輪免許の一発試験行けてない。。
そろそろ行きたいんだけどな・・
Comment
おもいっきり私の地元です!
いいところですよ~
ほとんどの土地が南下がりで海が見えて(^^)
最高のロケーションですね!
すみすさん☆
思いっきりそうでしたかっ!
あ
でもすごい大昔に聞いた事がある様な気がするな••
多分5年くらい前だと思うけど。。
立地はホントに最高だと思います。
南ひな壇で、南に海ってなかなか無いですもんね。
でも心残りなのは、地元の美味しいご飯を食べ忘れまして、新東名のパーキングで食しちゃいました•••
やっぱり美味しいモノは現地で食べたいですもんね!
桜海老でしょ〜
しらすでしょ〜
富士宮焼そばでしょ〜
黒はんぺん••
バカだなぁ。。私って。。