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初めての家造り|藤沢市の土地探し編

 
  2018/12/29
初めての家造り|藤沢市の土地探し編
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初めての家造りって、多かれ少なかれ、不安とかってありますよね。
そんな所をサポートする事を信条として来た中尾建築工房。
当時はあんまり工務店が土地探しについて行くのはほぼ無かったのですが、最近はだいぶ主流になって来たみたいです。
その理由としては、土地を買うならまず、不動産会社さんへと出向く事でしょう。
では不動産会社さんは果たして家を造るプロでしょうか?
家を造るプロは、不動産会社ではなくて、その地域の風土を熟知した建築設計事務所であり、実際に施行を行う工務店がプロとして挙げられます。
つまりは土地を買う為には不動産会社さんに出向く必要があるけど、不動産会社さんは家を造るプロではないので、家を造るプロと一緒に進行させて土地探しを行った方が失敗しなくても良くなります。
私は常日頃から言っている事なのですが、土地を売るプロとしての不動産会社さんには依頼しない方が良いと説明をしています。
『契約をしてお金をもらったら、後はなにを言われてもそんなの知りません』
こんな事を平気で言う方もいらっしゃるくらいです。
中尾建築工房は湘南や横浜、横須賀、三浦などのエリアで地道に活動してきましたけど、やっぱり7割以上の割合で、お金の事しか考えていない土地を売るだけのプロを見てきました。
そんな人たちに、中尾建築工房で家を建てる方を失敗させる訳にもいきません。
なので、土地探しについては私も必ず見に行く様にしている次第なんです。
そんな訳で今日は2物件の土地を視察に行って参りました。
hazimete-tochikounyuu-hujisawa.jpg


まずこちらは非常に微妙だった土地になります。
希望されているのは②の区画になります。
画像だけだと分かりにくいのですが、この土地はいわゆる法をすり抜ける為に、とりあえずは後から売る事を検討しようとしていた土地になります。
元々は①と②の土地が一区画で販売される予定みたいだったのです。
その証拠にインフラ面が一区画分しかありません。
周辺を見ても明らかなのですが、通常はアスファルトなども後からカットしない様に、最初の計画でインフラは整備するべき作業となります。
でもこの土地はそこまで考えていなかった土地な訳です。
それを価格的にも高くて売れないと判断したのか二区画にての販売となった感じがしますね。
売り主は不動産会社さんなのですが、私が現地へと行った際に、売り主に販売の依頼をされた不動産会社さんの方がお越しになられました。
写真を撮って、すっと帰ってしまったのですが、世間話をしてみた所、どうやら売り主さんになんとか売ってほしいと頼まれたみたいなんです。
でもこの土地はちょっと車を入れるにも不便だし、私道からの接道になるのですが、2.25mでは車のドアもまともに開けられないですし、隣地との境にフェンスなんぞ建てたら、それこそ使い勝手の悪い状態になります。
さらに東側建物がどんと建っていて、南側は駐車場になっているものの、お昼ちょっと前に陽があたる程度で、1fリビングなんて話の場合、採光を取るにも相当難しい土地になります。
地盤の状態は悪くなさそうですけど、①と②の区画の境界が無い事も、元々一区画で売ろうとしていた大きな証拠。
しかも地境が一部北面に折れ曲がってます。
南面なら庭になりそうだけれど、北面にこんなスペースがあっても使い勝手が悪いだけですもんね••
正直言って、私的にはこの土地は勧める事が出来ない土地だと思いました。
そしてもう一つの土地
hazimete-tochikounyuu-hujisawa2.jpg
こちらはNO.3の区画を希望されておりました。
私的にはこちらの方が全然良いかと思いました。
なぜかと言うと、完全な宅地造成で、きちんと区画が整備されている事。
当たり前と言えば当たり前の事なのですが、これは土地に対してお金をきちんと掛けた上で造られた土地になります。
どちらも元々大きな敷地に私道を造る事で、家を建てる事を可能にした造成方法になるのですが、今回販売する土地全てをきちんと造成しています。
インフラもばっちりですし、割り方にしては考えて造られています。
前者の物件は、とりあえず売りたい方だけ形にして販売をする。
そして残地は『後で考えりゃぁゃ、いいや〜、まぁ売れるべ〜』
そんな意思が淡々と読み取れる土地になるんです。
アホか••
そんな適当な土地、買いたくも無いわ•••

それに比べて後者の土地は、南面に車を入れる事を考えてあるのも、隣棟間隔を空ける事により、より南面を開かせる様に考えられた造りですよね。
境界にも不安は無いですしね。
北面と東面の周辺には畑があるのですが、そのまた更に廻りの土を見ると、かなり良好な土でした。
元々の土でこれなら、よほど掘り返していなければ良好な地盤なんじゃないかなって思いました。
強いて言うと、北面の畑は畑のまんまにしかならないと思いますが、東面の畑は道路に接しておりますので、いずれは販売されるかもしれません。
hazimete-tochikounyuu-hujisawa3.jpg
それと土ほこり対策はちゃんとしておいた方が良いかなって程度です。
こういった土地の場合は、畑だからといってそっちに大開口の窓などをつけてしまったとします。
そうすると後から建物が建った際に、でっかいエコキュートなんぞ設置されると最悪です。
エコキュートも夜に運転するから、うるさいんですよねぇ••
そんな訳でこちらの土地を購入されるなら、将来的に畑に家が建ってもだいじょうぶな様に、綿密なプランニングをしたい思う次第です。
初めての家造り|藤沢市の土地探し編
大きな買い物になりますから、まずは必ず土地を売るプロではなくて、家を造るプロに見てもらう事が大事かと思います。


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

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木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
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後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
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