横須賀市長沢完成見学会前の現場
ハウスクリーニング前の段階なのですが、横須賀市長沢にて今週末に見学会を開催させて頂く現場に足を運んできました!
ちょうど、電気の受電も完了しましたので、夜に行ってみる事にしたんです。
見学会などでは、明るい時間帯にお越しになられる方が多いかと思うのですが、家って夕暮れ時や夜なんかも、見学するのは楽しいんです。
なんでかって言うと、ライティングって言って、一言で言えば照明が楽しめるんですよね。
中尾建築工房の場合、間接照明を希望されるオーナー様の場合は、設計スタッフなり、私なりが照明計画を建てています。
この照明が実に多彩な家の表情を生み出す場合が実に多いんです。
誤解しないで頂きたいので言っておきますけど、必ずしも間接照明をやらなくてはいけないって事ではないですよ。
でもね、まったりとする家を造るのであれば、割とリビングだけでも間接照明とかね。
ホテルの様な照明を造りたいのであれば、間接照明やグレアレス系の照明器具で纏めてみるのは、実にライティングが楽しい家となります。
私の中での照明計画論を言わせて頂くと、電球の光が直接目に入って来る照明は嫌いなんです。
どちらかと言えば、光が霧の様に延びていく照明が好きなんですよね。
今回、横須賀市長沢の照明は設計スタッフがあれこれ検討して採用された照明案
あっちこっちに『ここまでやんなくても、いいじゃねぇの?!』って私が言いたくなる様に、あっちこっちに間接照明が入っています。
あ、でも俺もバルコニー下の照明だけはお勧めしたかもしんない•••
まぁ、この照明計画論で、こだわっている部分と言えば、自分たちが最も家造りの中でこだわった部分をライトアップさせてあげる事を私は信条にしております。
例えば、この家の外観
写真はケータイ画像で、夜に撮影
なのでちょっと見た目は悪いのですが、実際にはかなり映えています。
こちらのお宅ではバルコニーの軒下にレッドシダーの板張りを行いました。
これはある意味でオーナーのこだわりになると思うんです。
でも、こういったこだわりに、私たちプロのアドバイスによって、こだわった部分をより強調させる事が出来るんです。
必ずしもやらなくてはいけないって事ではないですよ。
でも、こだわった部分と言うのは、目立たせたいって本音もあるっしょ?
なんで、そいうった部分は、こんな感じにも出来るよ〜ってアドバイスが出来るし、それが成功すれば、やっぱりオーナーとしても満足度は高くなるんですよね。
室内の方でも。。。
天井と壁の際から吹き出す光もあれば、ペンダントもある。
また、間接照明を行う上で、比較的ローコストな手法が小上がり部分に計画されました。
造作で造った小上がりの下に、ランプを仕込んでおくだけで、間接照明にもなったりしちゃいます。
一番簡単な間接照明ですよね。
今ある部分で、目線に入らない部分に照明を入れてしまえば、それだけで間接照明になってしまう。
その部分の距離が短ければ短いほど器具の数も減らす事が出来ますから、比較的ローコストで間接照明が実現出来るんですね。
超ローコストの場合だと、洋服ダンスみたいなモノで、高さが2000mを超えているタイプのタンスがあると想像して下さい。
長さについては1800mだと想定します。
そのタンスの上に、シームレスラインランプを上置きするだけで『あら、簡単に間接照明の出来上がり!』ってなってしまうんですよね。
色々と間接照明を行う引き出しは、おそらく他建築設計事務所様や工務店様にも負けてないと自負しておりますので、ちょっとやってみたいって思われている方は、直接設計スタッフか、私の方までご連絡くださいね。
ここは今回の見学会の目玉になるであろう、階段部分の豪勢な吹き抜けになります。
ラーメンでいえば、全部乗せって感じになります(笑)
だいたい、ここまでやらなくたって、充分贅沢だし、普通に住めるし(笑)
とまぁ、色んな要望がそれぞれのオーナー様の心にある訳ですが、そのオンリー1を引き出すのが中尾建築工房
さて、今回の見学会は、来場されるみなさんに喜んで頂けるかが見物ですね!
ラーメン全部乗せなんて書いてたら、胃薬飲みたくなって来た•••