現場のフラッグシート|折り目を付けない為の工夫
建築現場の足場が組まれると、施工業者さん独特のフラッグシートが掲げられていると思います。
中尾建築工房もシンプルではありますが、フラッグシートを現場に貼っています。
このシート、いろんな素材で造られているのですが、ほとんどがターポリンと言う素材で造られています。
今回、中尾建築工房で掲げているフラッグシートも、そろそろ折り目などから亀裂が入りまして、古ぼけた感アリアリの状態になってきてました。
このままではますますシートは老朽化しますので、ここらで新たにフラッグシートの造り替えを行いました。
このフラッグシートに使われるターポリンと言う素材。
防炎シート系の素材になるのですが、堅いと言えば堅いのだけど。。
堅い=印刷表面が割れる
って事にも繋がります。
この割れが出てしまうと、美観的にはよろしく無いんですね。
で。
ターポリンにも数種類があるのですが、今回は色々と検討しましてメッシュターポリンと言う素材でオーダーする事にしました!
さっそく業者さんから送られて来た、メッシュターポリンのフラッグシート。
打ち合わせスペースで広げてみると、二つの座卓がしっかりと埋まってしまっています・・
まだ造ったばかりですから、ホントにキレイ。
けれど、現場では雨風にも当たりますし、足場を外せば土の上に置かれる事もあるシート。
フラッグシートは現場での顔になるって事もありますし、なるべく新しい状態に保ちたい。
なので、どの様にしたら良いかをある程度検討した上で、中尾建築工房のアイアンマンに相談をしてみる事にしました!
実はほとんどのフラッグシート、貼ったり外したりするのは足場屋さんです。
足場屋さんは、シートがあればそれをたたんでくれるのですが、このたたむ作業が折り目を造ってシートを老朽化させます。
今回、メッシュターポリンで作成したフラッグシートも、たためば当然折り目を造ってしまいます。
それだと、また変わらず痛みも早いだろうなと検討しまして、フラッグシートの上にアルミかステンレスのパイプを付けて、リングを溶接。
足場屋さんにも、これはたためるシートではなく、巻取りタイプなんだと思わせる様にしてしまおうかと(笑)
巻取りにすれば、当然折り目が付きませんから見た目もよろしく永くキレイに使えるかと。
と言う事で、まずはアイアンマンにステンレスポールをオーダーしまして、知恵を使って現場で有効に使えるポールを検討してもらう事にしました。
そんなに時間は掛からず造れるそうでしたので、これから着工する現場に関しては、おニューな現場のフラッグシートが掲げられる様になります。
シート自体もメッシュになりましたので、軽さが出るかもしれませんね!
と言う事で、現場のフラッグシート。
今回は10枚のシートをオーダーさせて頂きました。
出費に鼻血出しつつも、清潔感の出る現場にしたいと思いまーす☆