新たな家具職人現る!中尾建築工房の事務所に突撃!
日々、中尾建築工房の事務所では、問い合わせフォームからの資料請求や。
電話での相談があったりするのですが。
電話やファックス、メールの中に多いのが。
営業的な場合だったりすることが多い。
「社長につないで〜」
的な事を言われたり。
あたかも。
「社長と知り合いです〜」
位の事を言って来られる方も居るので(笑)
どの業界の方にも。
「間に合ってますよ〜」と。
私もスタッフも共通の認識を持って、お話をさせている感じなのです。
ところがある日。
家具専門で仕事をしている職人さんが。
たった一人でやって来たそうなのです。
※私はまだマグロ船に乗ってる頃の事だから。
居ない事が多い時期だったんですよね。
なんでも聞けば、横須賀市内で。
家具も積極的に造っている、注文住宅の工務店をネットで検索をして。
私のブログを見て、中尾建築工房に訪れて来たらしいのです。
職人がたった一人で工務店に来るって事は。
私もあまり聞いた事が無いのだけど。
話を聞いてみる限り、実力はありそう。
実は以前にリンク先の様な事がありまして。
一人の棟梁が脳梗塞になり、大工さんが一人減ってしまったのです。
なので。
家具部分だけでも出来れば、大工さんも工期的にも楽になる。
元々が、中尾建築工房の大工さん達は何でも出来る人が多いので。
家具もひっくるめて、お任せする事にもしていたのだけど。
分業もありって事にすれば、良いかな〜と思ったのであります。
でも、なんで。
実力がありそうなのかを分かるかって言うと。
自信の無い職人さんって言うのはね。
高額な無垢の木を見るとね。
「自分が触って失敗したら、どうしよう・・・」
とか。
「こんな高い木材触った事無いよ・・・」
と、たいていの場合はこうなる。
私も大工仕事で難しいとされる丸太の梁やら、絞り丸太の造作、化粧垂木などを仕事する時。
ビビるはビビるのだけど、どうやったら綺麗に収まるかを。
とことん考えて、イメージを浮かべて。
そこから作業に入っていたから。
考えても分からない事は。
本を購入して、規矩術をマスターする様になって。
今は良い時代になりましたよねー
アマゾンでポチっと買えちゃいますけど、あの頃は書店で依頼しても取り寄せるのに結構な時間が掛かりましたねぇ・・
本の通りにやってみると、計算はめんどいけどしっかりとハマる様になり。
どちらかと言うと、ビビるよりも楽しみの方が強くなってしまって。
時間が経つのを忘れてしまう位、没頭する人だったんです。
なので、私がその家具職人さんに見せた材料とは。。
敢えて、貴重なデットストックにしているウォルナットの無垢材!!
ウォルナットの張りモノではなく。
ウォルナットの厚張り単板でもなく。
ウォルナットの集成材でもなく。
本気の本物のウォルナットの無垢材!!
こんなの持ってるの、俺くらいだもんねー(笑)
新木場で売ってくれた商店の社長さん、お墨付きだもんねー☆
と。
それぐらいの高級な木材を目の当たりにして。
良いですね!
てか、凄いっすね!!
ぜひ、やらせて下さい!!!
となったから。
自信があるのだな〜と。
はっきり、分かると言う事なんです。
こんな言葉を聞くとね。
あ〜、この子も自分なりの良い仕事がやりたくて。
独立してやっていく道を決めたんだな〜
私が29歳で独立した時に似てるな〜
なんて思うのです。
これは職人の世界だけの話では無いのだけど。
どの職業に就かれている人にも、共通して言えるのは。
やると決めて。
行動に移す人ほど、強いモノは無い。
これ、私の経験上ではmustです!
ではでは、新たな家具職人さんには。
気合い入れて、実力を見せて頂きましょう!
アイアンマンも、そろそろ頼みますよー☆