横須賀市大津 古家の解体工事着手
ただいま建築確認申請の段取りを行っている、横須賀市大津の建て替え現場。
残すところは古家を撤去して、地盤調査を入れて。
その結果次第で、不安材料は無くなるところまで来ました。
地盤調査も、年々厳しくなってると言いますか。
以前なら古家の全てを壊さずとも。
1mほどポイントから離れた測定結果でも。
家があっても、部分破壊で調査は可能だったのですが。
おそらく何かしらのトラブルがあったんでしょうね。
しっかりとポイントを測る為に、解体撤去後になってしまいました。
まぁ家のメンテを考えると、建物本体云々より。
地盤が安定している事が、何よりも大事です。
なので、綺麗さっぱり撤去して。
しっかりと調査をしてーの。
安心安全な形で進められたら良いなぁと思うのです。
と言う事で、これから新築の家を建てる訳ですが。
古家には思い出もあったり。
お世話にもなったりしている訳でして。
中には、再生したいモノもあったりする訳で。
ほほぉ〜
これはこれは、アンティークな風合いの引き戸ですねぇ。。
これなら障子は、自分で貼ったりする事も出来るだろうし。
ペンキかニスかを塗られているのであれば、シンナーで落としたり。
ただの色焼けなのであれば。
酵素のアク洗いでも、綺麗に再生が出来るだろうし。
リバイバージェルでも、日焼けは取れると思います。
どっちも事務所にありますから、ご自分でやりたければどうぞって感じですね(笑)
下桟の痛みは、直接見ていない事にはなんともだけど。
劣化した下桟の表面は残して。
下場は埋木すれば、おそらく使えると思うんですけどね。
ではこの建具を、どこに利用するかと言えば。
たまたま解体着工の日だと思って、現地にめぼしいモノがあるかを見に行ってみると。。
なんとまぁ、奥様とばったり遭遇(笑)
やはり、再生したいモノがあるとの事。
すでにモノはご自身で撤去されておりましたが、写メを見せて頂きました。
通常の引き違いであれば、この様に入れるのが一般的ですけど。
この様に長い敷居や鴨居を造作して。
敷居と鴨居には溝を2本突いて。
収納の方に建具2枚を引き込んで、フルオープンに出来たりすると。
古材の建具は、いつも見える場所にあるでしょうし。
段差もあるけど、イメージ的にはこんな感じ。
こちらは8年前に鎌倉市で建てた家。
土間リビングとの間に、木戸を新しく作りました。
これは土間側から見た感じ。
大津の家は小上がりなので、もう少し高低差があるのだけど。
イメージ的には、こんな感じになりますね!
と言う事で、場所はここでよろしいでしょうか?
と思うのですが。
ご検討頂ければと思いまーす☆
あ。
神棚、使わないって事でしたが。。
神棚に神様は居らっしゃいませんが。
今まで神様をお祀りしていた、神棚に感謝を以って二礼二拍一礼。
今までお世話になっていたであろう、竃神さんの神棚にも。
同じく感謝を以って、二礼二拍一礼。
こうして今週から始まった横須賀市大津の解体現場。
またご報告します!
古材建具の件、メールでも電話でもコメントでも。
なんでも良いので、ご連絡くださいませ!
Comment
古材建具ありがとうございます!
バッチリだと思います。どこで再利用するか悩んでたんで、有り難いです!ただ、丈が短い分、見た目がかなり低くなりそうな…。大丈夫ですかね?
大津2児の父さん☆
私の身体で測った分には五尺七寸(約173センチ)だと思います。
内法高さは年々上がって来てまして。
大昔は五尺七寸(約173センチ)
結構昔は五尺八寸(約176センチ)
まぁまぁ昔は六尺(約182センチ)
現代では六尺六寸(約2m)
こんな感じで変わってきています。
なので希少価値としては、建具が結構古い事が分かります。
手の込んだ建具で古いので、付加価値はありますよ。
その分確かに丈は短いですが、私の頭でギリギリですので。
まぁ、ダメでは無いかと思います。
見た目的には鴨居を付けて、普通の下り壁を作ると。
確かに圧迫感が出ますので、上はスケスケにしてしまう形でも収められますよー☆