湘南の冬の風物詩とも言える薪ストーブをローコストに導入する方法
中尾建築工房の打ち合わせspaceにも、ダッチウエストのエンライトを導入しています。
薪ストーブのあたたかみって、優しい感じで、とても暖かくて、更にはゆらめく炎が見えるのがとても和んでしまうんです。
さらに内装に無垢の木や珪藻土と言った超湿効果の期待出来る素材を用いたり、演出の為に天然の石なども合わせてみると、かなり魅力がありますよね。
いわゆる自然素材の家には薪ストーブと言うのが湘南の定番になりつつあります。
一般的に薪ストーブというのは、雪国とか寒い地方で使われる暖房設備です。
では、湘南の茅ヶ崎•藤沢•鎌倉•逗子•葉山がそこそこまで寒いかと言うと、そんな事はありませんよね。
雪国と比較すれば十分に暖かいですし、割と温暖な地域だと思います。
と言う事は、ただ単純に暖房機能としての薪ストーブ利用ではなくて、私が思うに癒し効果を求めてられるんだと思うんです。
たぶん予想は当たってると思うんですけれども、湘南の土地と言うのは非常に坪単価が高いです。
坪単価が高い土地を購入出来ると言う事は、家族収入もそれなりにあるという事でしょう。
それなりに収入が取れると言う事は、常にプレッシャーと戦っていたり、スケジュールに追われているビジネスマンの方がほとんどなんじゃないかなって。。
ONの時は精一杯仕事で頑張る。
でも家に帰った瞬間からOFFに切り替えて、リラックス出来る空間に佇む。
だからこそ、せっかく新築で建てるのであれば、薪ストーブを入れてみたいという気持ちも分からなくはないですよね。
でも土地と家にたくさんお金が掛かって、更に薪ストーブまでお金を掛けられるかと言えば、そんなに楽な方はそうそう居ない事でしょう。
そこで思いつくのが、如何に薪ストーブを安く導入することができるか?!
これ大きなポイントだと思います。
薪ストーブにもいろんなメーカーがあって、海外モノや国内モノもあったりします。
でもたいていの場合が定価ってモノが存在していて、数割引で販売されているのが現状ですよね。
それでもやっぱり価格は高い••
ストーブを購入して、それがすぐに使えるのであれば、何の問題もないのでしょう。
でも薪ストーブには、ストーブ本体のみでは使えなくて、煙突が必要だったり、薪ストーブの周りに設置するシールド関係も必要です。
そして薪ストーブ本体を設置する場所には、高級感を演出するための石張りにしたりとか、ストーブ本体を運んできて設置する工事なども必要です。
例えばメーカーさんのショールームに行って、1階リビングの場合に薪ストーブを設置したとしましょう。
私の経験では薪ストーブ本体と、1階から2階そして屋根までの煙突のセット、そして施工費を合計してみると、150万円という見積りを頂いた事がありました。
まぁ、ぶっちゃけますと、いきなり鼻血ものでした(笑)
やっぱり出来る限り良いモノを、お求めやすい価格にする事が中尾建築工房の理念だったりします。
それを実現するためには、どういった事をしているかって言うと。。
今回は海外モノを選ばれていますので、日本のメーカーを通さず、日本の商社も通さずに、現地法人に薪ストーブに必要な部材のすべてを直接取引でオーナー様に購入してもらうんです。
今回、私が書類の確認をしているお宅は、設置工事を中尾建築工房で施行しますので、ちょっと私が間に入って、部材などの確認をしています。
これがまたいっぱいあるんだよな•••
今は為替が変動しておりますので、中尾建築工房が購入した時よりも価格はあがっているかと思います。
でも、日本の代理店やメーカーで、海外モノの商品を購入した場合を比較すれば如何にローコストになるかが分かるかと思います。
為替が上がると言う事は、定価も微妙に上がる形になりますもんね。。
とまぁ、だらだらと書いていたら、結構な量になっていました••
まだまだ書ききれない事が多いので、続きはまた明日にでもさせて頂くとしましょう!
でも日本の経済を考えれば、致し方ない部分もありますが。。
ストーブ買う時だけでも円高になってくれないもんですかねぇ(笑)
Comment
イイなぁ~
薪ストーブ…(笑)
A山さん☆
薪ストーブなんて言ってる場合じゃないでしょー!
その散財大好き主義な性格、なんとかならないもんですかねぇ・・(笑)