葉山町に建つめんそーれ葉山に鳥害?
ちょっと前に相談を受けていたんです。
『すずめが屋根の廻りにたくさん来ているので、なんとかなりますか?』って。
めんそーれ葉山は本物の琉球瓦を載せたお宅でして、瓦一枚のサイズも普通の瓦と違って大きいのです。
それだけに施行も少々大変だったのですが、まさかこれほどすずめさんが多く集まるとは予想だにしませんでした。
まずは朝一番にて逗子の自宅から直接伺いました。
そこでちょこっと話をしている時にはすずめさん達はいませんでした。
ところがしばらくすると。。
『チュンチュンっ!』
あ〜、来てるなぁ。。
と言う事でしばし観察をしていたのです。
一般的に瓦屋根は和風な瓦よりも、洋風な瓦の方が瓦の高さに差があります。
そういった高さのある瓦に、昔ながらの施行方法では鳥に大きな巣を造られる事があったりします。
でも今時は、下地の施行方法が以前の瓦と違って隙間が非常に少ないのです。
そして軒先なども『面戸(めんと)』と言って、鉄板で瓦の下部分になる隙間断面を隠せるモノを使います。
でも今回、よーく見てみると。。
その面戸の手前のほんのちょこっとのスペースに入り込んでしまい、なにやらがさがさと行動しているのです。
ただ、屋根の上に居るだけなら問題は無いのですが、落ちてくるフンなどには困ってしまう事もあり、なんとかならないだろうかと、私も頭を使いました。
ネットで検索をしても、一般的な事しか書いておらず『これじゃぁなぁ。。』って感じです。
そこで美観的にもハイビスカスの紋章を消さずに、何事もなかったかの如くすずめを撃退したいのです。
そこで色々と考えてまして、雨樋にあるモノを取り付ける事を思いつきました。
さて、あるモノとは。。
こちらは雨樋の部分で、普段は見えない所です。
今日は2連のはしごを持参しまして、雨樋部分を覗き込みました。
その雨樋の中に、何枚かのCDをはめ込んでみました!
もちろんそのまんまのサイズでは雨樋に合いませんので、作業場で加工をしてから伺いました。
ある意味、これですずめのお宿状態が無くなってくれれば、お金もかからずすずめも居なくなるはずです。
そしてせっかくめんそーれ葉山の屋根に上がりましたので、ここにもきちんとCDを貼付けてきました。
たま旦那さんがオーダーメイドで造られたオリジナルのシーサーさんです!
なにげにお尻部分に愛嬌があります(笑)
このシーサーの頭の上にもすずめさんが止まったりしていましたので、シーサーの土台部分にももれなくCDを貼付けてあります。
まずはこれで様子を見つつ、これで鳥害が止まってくれればお金もかからないので、お財布にはやさしいかと思います!
しばしこの状態で様子を見て頂き、状態によってはもう少し枚数を増やしたりとか。。
もしくはそのまんまで過ごせるなら、ラッキーだと思います。
まずはたま旦那さん、これで様子を見て頂きたいかと思います!