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一戸建ての購入で快適な住まいを手に入れる間取りの考え方

 
  2018/10/06
一戸建ての購入で快適な住まいを手に入れる間取りの考え方
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新築一戸建ての購入での醍醐味というと、あなたや家族の希望や条件に合わせて柔軟な間取りをつくれることではないでしょうか。

せっかく建てるのですから、家族全員が快適な住まいになるような間取りを考えてもらいたいものです。

 

そこで今回は、一戸建てを購入するとき、快適な間取りをどのように考えていけば良いのかについてお伝えしていきます。

 

1: 毎日のことだから家事の流れを意識しよう

毎日のことだから家事の流れを意識しよう

家事を行う時間が多い場所というと「キッチン」です。

料理をする。片づけをする。

 

料理の合間の隙間時間には、スマホでレシピを確認したり、お気に入りの雑誌を広げてリラックスタイムを楽しんだりすることもあるでしょう。

 

このようにキッチンは、一日の中でかなりの時間を過ごす空間です。

 

ですから、家の間取りを考えるときには、キッチンをどのようにすれば快適に過ごせるのかを考えましょう。

 

小さなお子さんがいらっしゃるのなら、キッチンからお子さんへ目が届きやすい「対面式キッチン」が使いやすいでしょう。

 

開放的なLDKがお気に入りなら、キッチンの前に立ったとき、リビングやダイニングと向かい合うように考えておくと、いつでも家族と会話を楽しみながら過ごせる空間になります。

 

このようにライフスタイルから考えながら、もう一つの視点としては動きやすい動線を描けるかどうかを考えることです。

 

家事は並行して行うことが多いものです。

キッチンで料理のしたごしらえをしながら、洗濯室へ行って洗濯物を干すこともあります。

 

ですから、キッチン→洗面→浴室→ダイニングというように、家事の手順を参考にしてぐるぐると回れるような動線を考えておくと、家事そのものも快適になることでしょう。

 

2: 収納スペースは使う場所に近いと散らからない

収納スペースは使う場所に近いと散らからない

間取りの中で女性が気になる部分というと「収納スペース」ではないでしょうか。

 

ベビーカーをどこにしまうのか。

増えそうな靴をどこにしまうのか。

キッチンに増える調味料やマグカップはどこにしまえるのか。

 

冬ならコートをどこに収納するのか。

収納する場所を作らないと、コートをダイニングに放りっぱなしということは簡単に想像できますからね。

 

 

このようなお悩みが収納に関してあると思いますが、これらの悩みをスッキリ解決するためには、収納スペースをどこにつくるのかを考えておかなければいけません。

 

では、理想的な収納スペースはというと、使う場所に近いところにあることが基本中の基本です。

 

例えばベビーカーなら、玄関近くに収納スペースがあれば片づけるのが面倒になりません。

これが少し離れた場所だと「明日も使うから」という理由で玄関に出しっぱなしということになってしまいます。

 

 

ご家族の趣味志向によってお家にあるアイテムは違いますが、収納スペースの考え方としては「使う場所の近くにあること」が大切なポイントとなります。

 

どの場所に、どのアイテムが配置され使われるのかを考えましょう。

そして、その近くに収納スペースをつくることができないか間取りを検討していくことが必要です。

 

3: LDKはキッチンから

LDKはキッチンから

家族の集まる空間「LDK」。

LDKの間取りを考えるとき、どのような形にすれば良いのか迷うことが多いと思います。

 

 

そんなときには、リビングから考えるのではなく、キッチンから考えてみてはいかがでしょうか。

 

キッチンは生活の中心部分でもありますから、ここでの動きや必要なことがわかってくると、リビングのレイアウトやLDK全体の間取りも明らかになってきます。

 

例えば、キッチンとダイニングの距離を短くし、リビングを広く使いたいなら、キッチンの真横にダイニングがくるようなレイアウトをイメージしてからLDK全体の間取りを考えてみる。

 

料理に集中できるキッチンが理想なら、キッチンを広めに取り独立させ、残ったスペースをダイニングにするという方法もあります。

 

LDKの間取りは自由度が高いため、悩み出すとどうするのが最善なのかわからなくなります。

そんなときは「キッチン」から考えてみてください。

 

4: たかがドア、されどドア

たかがドア、されどドア

間取りを考えるとき、忘れがちなのが「ドア」です。

 

ドアには、

 

  • 引き違い戸
  • 片引き戸
  • 両開き戸
  • 片開き戸

 

という種類があります。

さらに、戸の開く方向も左右ありますし、内側へ開くものもあれば外側へ開くものもあります。

 

 

ドアが開く方向を考えておかないと、使いにくくなったり、せっかくの間取りを有効活用できなかったりする場合もあります。

 

引き戸の方が良い部屋。

片開き戸の方が良い部屋。

 

また、部屋の中を有効に広く使いたいなら、廊下側へ開くドアを考えるなど、こういった小さな部分に気を配ってもらいたいです。

 

たかがドアですが、されどドアでもあります。

 

ドアの作りや配置された場所によって、生活する上での快適性が全く変わってきます。

 

どのようなドアが理想的なのかをイメージするようにしてください。

 

5: 予算が心配ならDIYを相談しよう

予算が心配ならDIYを相談しよう

一戸建てを購入するとき、どうしてもやっておきたいことがあるけれど、予算オーバーで無理かもと感じる部分が出てくることもあります。

 

そういった場合には、優先順位をつけ次のような方法で実現できないか、設計士さんに相談してみましょう。

(1)工事の数を減らせないか

仕切の壁を設置しないようにするなどで、工事の数を減らせることがあります。

(2)グレードを下げる

トイレの設備や浴室の設備などの仕様を再考し、グレードを下げても問題がないところを見つけましょう。

(3)DIY

自作できないか相談しましょう。大きな工事は難しいかもしれませんが、プロのアドバイスに従って作業をすると、自分でできる部分もあります。

 

6: まとめ

一戸建ての購入は大変うれしいものです。

そして、その醍醐味として自由な間取りがあります。

 

しかし、今回お伝えした話を知らないまま、今の流行だからというだけで間取りを決めてしまうと、使い勝手のよくないお家に仕上がってしまうことがあります。

 

間取りはあなたと家族の価値観やライフスタイルによって快適性の意味が変わってきます。

 

どのような間取りでも「失敗」ということはありませんが、できるだけ理想の間取りをかなえながら、使い勝手の良い状態にしておきたいものです。

 

もし、間取りを考えるとき、自由に出来すぎて困っているということなら、契約するかどうかは別にして地元の信頼できる設計士さんに相談されるのが最適だと思います。

 

一度決めるとなかなか変更しづらいのが間取りです。

 

豊富な経験とお客様目線を持った設計士からアドバイスをもらいながら、あなたと家族が快適に暮らせる間取りを考えてみてください。


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