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湘南・横浜|師走の設計事務所+工務店メンテナンス廻り3

 
  2018/12/24
湘南・横浜|師走の設計事務所+工務店メンテナンス廻り3
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これは昨日の話なのですが、まーよくあっちこっちに廻らせて頂きましたよ。。
全部で5件ほどをこなして廻ったのですが、あまりの忙しい時間でありましたので、写真を撮れたお宅はたった二件•••
こうやって忙しくなってしまうのは、私が元大工の性もあるんです。
だって普通は連絡を受けた段階で、施工管理の方で現場を見ます。
そして『職人さんのスケジュールを調整して、○月○日に工事を行います』って決めたりするんです。
メンテ当日は施工管理の人も行くし、職人さんも行きます。
なので結構、実際に動き始めるまでに時間がかかります。
でも僕の場合はまず電話を受けてから、実際の状態を拝見します。
そして元大工故に、その場で判断がつきますので、道具もなにも要らなければその場で対応が出来ちゃったりします。
仮に後日と言う事になっても、僕自身が動ける=施工全然よゆーな人だったりするので、段取りをするのが自己完結してしまったりする訳ですね。
ではまず画像の残っている一件は横浜市港南区港南台の外構工事なのですが、中庭のあるお宅なので、中庭に降りるスロープをカスタムして来ました!
yokohama-chuumonjyuutaku-mente-n.jpg
プランの際には高さが割とあるけど、わんこちゃんだったらだいじょうぶかなって事で、割とスロープの勾配をキツ目にしてました。
せっかくの中庭部分を長いスロープで埋め尽くしてしまうのも勿体ないですし、わんこちゃんだけなら、なんとか昇ってくれるであろう判断の元でした。
でも4匹居るわんこちゃんのうち、一匹だけが昇れない••
なのでこのスロープに桟を打ち付ける事にしたんです!


カスタム後!
yokohama-chuumonjyuutaku-mente-n2.jpg
桟を付けたから桟橋(笑)
オヤジギャグもここまで来ると、相当ヤバいですよねぇ••
分かっていて、言ってるんですけどね(笑)

これだったら、滑らずに上がったり降りたりが出来るかなって感じです!
ちょっと怖がっていた感じだけれども、慣れればちゃちゃっと上がってくれるかな。。

そんな感じに施工を終えて、すぐさま今度は横須賀の某マンションの一室へ。
こちらでは、浴室入口枠と、珪藻土の壁面に隙間が出来てしまう症状が一点
そして畳の敷いてある部屋では、畳と敷居の隙間が出来てしまう症状が一点
なのでこの二点を直すべく、行って参りました!
まず浴室枠の部分に関しては、単純に糊切れです。
一戸建ての住宅であれば、換気扇以外にも窓があります。
でもマンションの場合は窓の無いケースがほとんど。。
そのため、湿気が多くて換気扇のみで対処出来ずに湿気が溜まってしまう。。そして枠の部分が糊切れをおこしてしまった様でした。
それに対応する為に、こんな感じで作業をします。
yokosuka-manshonriform-mente-u.jpg
隙間の空いたスペースをより開かせてしまい、木工用のボンドを注入します。
全て注入をし終わったら、はみ出した木工用ボンドをキレイに拭き取って、今度は圧着に入ります!
yokosuka-manshonriform-mente-u2.jpg
これで浴室の方は圧着を終えて完了!
ただ今回は時間の都合からすぐに突っ張り棒を取らなければならないと思って一旦外したのですが、より長い時間かけておいた方が良い(一日ぐらい)と説明をしたら『それなら使う時に外してまた付けるから置いておいて〜♪』との事でしたので、突っ張り棒の撤収はしませんでした(笑)
でも、これの方が正解ですね。
そして畳室の方はと言うと。。
最大で約5㎜ほどのサイズなのですが、かなり畳と板(木の部分全部)が縮んでいます。
これ、実はマンション特有の現象です。
マンションと言うと、コンクリートで作られているのがほとんど。。
そしてコンクリートは蓄熱してしまうので、外がお天気良くて海もキレイに見えちゃったりすると海からの照り返しが更に+されます。
その熱はほぼ室内の中に入って来ますので、冬などはとかく暖かいのです。
でも、逆を言えば北側などもコンクリートが長い時間冷え込めば、とっても寒くなったりします。
そんな理由でこちらは木と畳にとっては暖かすぎる状態でした。
かと言ってそのまんまにする訳にもいきません。
なのでこんな対処をして来ました。
yokosuka-manshonriform-mente-u3.jpg
使い方として一番目立たない板畳の方にぴったり寸法の桟木を造りまして、差し込みました。
通常はこの板をそのまま板畳に固定して、取り付けをしてしまいます。
でも、そう言えば。。
『パパが梅雨時には膨らんで来て隙間が無くなるんだよなぁ。。』と言っていた事を思い出し、それなら簡単に外せる方が良いと言う判断をしたんですね。
そのため、寸法を加減して桟木を固定しなくても問題の無い程度に工房で削って、それを現地でカットしたんです。
そうすると。。
yokosuka-manshonriform-mente-u4.jpg
どうでしょうか?
敷居部分もぴったりになり、畳と畳の間もぴったり!
全て板畳(木の床部分の事)周辺に桟木を取り付けて、何事も無かった様に取り付け完了!
こうして工事はきちんと終えまして、事務所に戻ろうとしたのですが。。
びっくりしたのが、マンションの入口で年配の男性が頭から血を出していたんです。。
なのでまずは声を掛け、何があったかを聞き、すかさず消防の方に救急の手配をお願いしました。
すぐに消防の救命士の方が来てくれていたので、ホントに良かったです。
結局、年配の男性は雨で濡れたタイル部分を滑ってしまい、後頭部を打ったとの事。。
でも、救命士の方曰く、だいじょうぶそうだねとの事でしたので、私もそこから立ち去る事が出来ました。
師走に入って、やっとゆっくり出来ると思われる方がほとんどかと思いますが、くれぐれも気を付けたい所ですね。
油断してると『まさか自分が•••』なんて事になりかねません。。
そんな激動の一日を過ごした昨日でしたが、なんとか無事に年内のメンテは完了しました!
中尾建築工房の業務は本日で終了します!
でも多分、まだまだブログの更新はあるかと思うんです(笑)
なのでここではまだまだ良いお年を〜なんて言いませんので、あしからず!
明日は家の大掃除かなぁ。。


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

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木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
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