葉山町長柄|タモ無垢板の使い道
無垢の板ってあこがれると思います。
『でも、無垢の板って結構するんでしょ?』
たしかに無垢材の中でも、針葉樹と広葉樹と言って、大きく分けて2種類の木材があるんです。
針葉樹って言えば、杉とか松、そして桧などが代表格ですね。
針葉樹の木材自体は柔らかみがあって、香りも良い木材が多いと思います。
価格的にもどちらかと言えばリーズナブルになりますよね。
んで、広葉樹と言えば、チークやウォルナット、日本古来からある代表格ではケヤキとか、クリなどが広葉樹の代表格に当たるかと思います。
こちらは香りはあんまりいい感じではないですかね。。
ケヤキなどは私のイメージで言うと『おじいちゃんの匂い』がします。
おじいちゃん達の家って言うのは、古めの家で、床柱などに広葉樹が多く使われていたのでしょう。
もしかして私だけかもしれませんが、私の記憶では母方のおじいちゃんしか覚えておりませんが、おじいちゃんの家に行くとケヤキの匂いに似ていたと思います。
まー香り的にはそんな感じなので、あんまりいい感じではないかもですね。
ただ広葉樹と言うのは、とにかく硬いのでお皿を置く様なダイニングテーブルや、削れて欲しく無い部分に採用される事が全般的に多いかと思います。
実は今日、現在計画中の葉山町長柄のお宅で採用されるタモの一枚モノの無垢材を木取りさせて頂きました。
木取りとは?!
職人さん用語になるのですが、一枚の板からどの様にして使い回すかを木取りと言います。
設計担当と打ち合わせを行い、行けるであろうと言う想定でキッチンカウンターのあまり材を使う部分がありました。
それをちょこっと木取ってみたのですが、どうにもこうにも足らないのです、
ではまず、選んで頂いたタモ無垢の一枚板はこちら
この一枚板をキッチンカウンターに用いるのですが、そのあまり材を洗面廻りの棚4枚に流用する計画でした。
タモの一枚板がなんと、三万円以下・・・
これを気取ってみた所、どうやっても幅が足らない。。
ちゃんと通り芯と言って、木の使い勝手を考慮し、木取りを行ないました。
でも足らないモノは足らない・・・
せっかくなので、無垢板で造りたいと言う気持ちは良く分かります。
でもタモの無垢板もかなり高価ですし、また長いタモ材を使うとなると、また数万円かかってしまう訳です。
なので。
こんなんどうでしょうか?
これ、栗の一枚板なのだけれども、予定している長さと比べて、ちょっと(一寸)足らない。。
一寸は約3センチですんで、さほど寸法的にも大差ないと思います。
見た目的にはタモもクリも削ってないので、荒木の状態です。
でも、削ったらかなり美しい木目を出すのは分かっているので。。。
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