家造りのあるある!私的な普通とは?!Part2
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私は日頃から、いろんなクライアント様のご相談に乗りまして。
基本的に聞かれた事の答えは、オブラートに包む事はしません。
と言うか。
その場で答えてしまった方が早いので。
打ては響く的な、即答をする様にしています。
その方が宿題なども残さなくて、効率が大変良いのですね。
ので世間話も交えて、要望などを伺ったりするのですが。
様々な方がおっしゃる言葉は。
普通だと思うんだけどな・・・
前回記事では、その普通のロジックを解説すると書きましたが。
家造りのあるある!私的な普通とは?!Part1
様は頑張り過ぎてる方ほど。
無意識で、頑張るのが日常。
と思い込んでらっしゃるのだと思います。
ただし。
この頑張る度合い、人によってまちまちです。
おそらく自分で気づく事は無く。
周囲の誰かに聞いて、ようやく分かるのではないか?
と思います。
実は私も、就職してから気がついたのですが。。
どの仕事に於いても、会社の社長や上司の方から評価は高い方でした。
高校を早めに切り上げた私は、10代は17歳から20歳過ぎまで水商売(笑)
ホールや厨房、トイレに清掃。
アホみたいに走り回って、仕事をしてました。
20歳過ぎから22歳過ぎには、配管の保温工事をする会社に勤めてまして。
こんな感じのお仕事です。
そこでも、走り回って仕事をしてました。
それだけに入社して半年もすれば、羽田空港や八景島シーパラダイスなどの保温工事は。
私一人で担当しろと言う指示がありまして。
あいつを入れておけば、現場は安心◎◎◎
その位の事は言われておりました。
と、言うか。
当時は友人が同僚で居りまして。
「おまえ、なんでそんなに急いでやってんだよっ!」
と言われてみても。
「いや、特に急いてるつもりは無いんだけどな・・」
と言葉を返して、なぜか配管の距離数を競っておりました(笑)
22歳から29歳までは、今の仕事に通ずる大工です。
始めた年齢が遅いだけでなく。
少しでも取り返してやりたい。
そんな頭がありましたので。
「人一倍遅れたスタートなら、人の二倍働けばいいべっ!」
これが私の決断でした。
それこそ、真冬の雨の日。
今ほど作業の時間に、うるさくない時代でしたので。
日付が変わりそうな時間帯に、3F建ての足場を一人でバラす作業をしたり。
朝7時から、夜の10時過ぎまで作業に没頭したり。
正月などは元旦から、作業場にて誰よりも薄い鉋屑を出すために。
ひたすら研いで、鉋掛け作業に没頭しておりました。
厚い屑では、和の木が仕上がりません。
画像の様に、透ける位の厚さが望ましいのです。
現場の作業も、休みは月に一回程度です。
日々残業してるし、体の疲れも取れません。
しまいには、体が動かなくなると。。
3千円近くするユンケルを飲んで。
無理くり体を動かしていたモノです。
半日しか持たないんですけどね・・・
もちろん、ユンケル効果の切れた反動は最悪でしたが。。
この頃、自分に休みを与えない自分をヤバイと思いまして。
葉山の芝崎にあったショップさんで、スキューバダイビングを始めて。
海に癒してもらっておりました(笑)
一応、PADIのレスキューダイバーやらファーストエイドのライセンスは持っておりました。。
そしてある時、首の骨を骨折してしまい。
トータル4ヶ月間の休業。
周囲には、アイツはもう駄目だろう・・・
そんな噂が流れていたらしいのですが。。
4ヶ月後復活したと同時に。
29歳で独立しました。
独立後もそんな調子で、ひたすら頑張りますから。
まー、大工の棟梁としては。
早い、安い、上手い。
この三拍子は揃っておりました。
それでも壊れた身体は早々には、元に戻る事はありません。
他の思いもあったりで、現場を引き下がる事にはしたのですが。
やはり頑張り癖は継続されて。
大工としての道具を置き、建築設計事務所と工務店を行う事になりました。
こうやって文章に書くと、それが私の当たり前であった様に。
「中尾くんって凄いよねー、俺にはそんな真似出来ないよ。。」
「そんな事無い、こんなの普通だよー」
と言い返しておりましたが。。
うん、確かに。。
今振り返ると、普通では無いと思います(笑)
今だからこそ、そう思えるんですけどね。
これ、誰かに言われてやってるのではなく。
全て自ら、その様な努力をして来ていました。
それが私の普通。
だったんですよね。
どうでしょうか?
みなさんにも、同じ様な体験をされてる方って。
居らっしゃらないでしょうか?
職業は私と違うとしても。
同じ様な感覚で、自分の普通が凄い事に気付けない方は。。
果たして、居らっしゃらないでしょうか?
ご自身で気付けない場合、パートナーか。
又は周囲の方に、聞いてみるのが良いかもしれませんね(笑)
普通な方の普通もありますし。
頑張り過ぎる方の普通もある。
その差があれば、当然噛み合う事も無いですし。
その差が無ければ無いほど。
歯車も噛み合いますから。
何らストレスなく、会話が進む様になる。
これがいわゆる。
類友(笑)
です。
はい、私もブログを書いてて。。
やっぱ結構人生の下積みをやって来たんだなぁ。。と振り返る事が出来ました(笑)
中尾建築工房にお越し頂いて、ジブン・Style☆の家を建てる皆様。
みなさん、おそらく。。
普通では無い
方なのだと思いますー(笑)