鎌倉市玉縄に建てる新築一戸建ての注文住宅|ほぼ最終打ち合わせを行いました!
鎌倉市玉縄に建てる新築一戸建ての注文住宅を計画しているのですが、この土地が完成宅地と言われる土地ではなくてですね。
ある意味、現況売りといえる土地な訳です。
現況の土地には、駐車場を入れる場所がなくて、敷地と道路に高低差もあります。
なので土留になっている擁壁を解体したり、土をいっぱい掘って処分したり、新たに擁壁と同等の強度を保てる土留を造ったり。。
つまりは家本体の工事以外にもやる事がてんこもりな現場となるのですが、それだけに図面にも細かい記載がたくさんあるんです。
図面というのは設計者として、作る側からすれば、画面上で拡大したり、縮小したり出来ますから、なるべく文字も小さくしがち。
でもそれを見る方は、はっきり言ってかなりの集中力を使っても、確認するのが至難の技だったりするんですね。
今回は、ほぼ最終的な打ち合わせでしたので、私も参加してました。
無垢の床材には期間限定での提供となるであろう、赤身の杉材を選んだり、天然素材の珪藻土は、より調湿効果が期待できるパターンにした方が間違いないですとか、玄関の軒先にあたる屋根裏部分は木の素材をそのまんま見せてしまう案に変更してみたり。。
そんな事を縮尺の小さい100/1スケールの図面で行いますから、それはそれは確認作業が大変です。
そんな時に限って、私も今年から老眼系の仲間入りと言いますか。。。
どうも今年の一月一日になってから、どうも見え方が微妙なんです。。
そんな状態でしたので『なにか良い方法は無いかな~』と考え中でした。
そこで事務所内で見つけたこのアイテム!
実に素晴らしいアイテムです(笑)
なになに~、リビングに入る建具は前回プランの片引き一枚引き戸案ではなくて、ウッディ家の様に開放感のある二枚引きになる訳ね‥‥
もともと私は大工の棟梁でしたし、あくなき探究心を持ち続けてきたせいもあって、家の素材に関してはめっぽう強い方だと思います。
でも自分事になってくると、仕事優先にしてしまう性分が抜けないというか、こういったアイテムが世の中にある事すら分かっていませんでした。
でもこれがあれば、図面はきっちりとチェックする事もできますし、プラン確定となった段階で、更に大きな図面になる訳ですから、さらに確認作業が多くできる事になります。
それにしても鎌倉のオーナー様は、まだ20代という若さなのに、私は。。
すでにルーペを使わないと、図面チェックするのも厳しくなってきました‥‥
でもそれよりなにより、設計の人たちには、なるべく早い段階で50/1サイズにしてもらいたいものですね‥‥
ということで、まずは建物の方は良しとして、早めに外構工事の作業が入れる様に段取りをしたいと思います!
それにしてもこうやって図面を見てみると。。
やっぱり土地は大きい土地なんですねぇ・・