湘南|逗子・葉山の土地事情
ほぼ毎日、土地の情報は入ってくるのですが。
どうもはっきりと二極化してきた感じがします。
私の場合『◯◯に住みたい!』と家を建てる方に言われて、その土地を見に行ったりして、良い土地か悪い土地かの評価をします。
もちろん様々な方が居らっしゃるので、人によっては悪い土地でも、ある方にとってはこれ以上無いと言う土地になったりするケースもあるんですよね。
ただ、私の場合は不動産営業マンではありませんので。
不動産業者の方に比べて、建築的目線で土地の評価をしますから、見る目は結構厳しいんじゃないかなって、自分なりに思います。
そこで良く見て欲しいと言われる葉山の土地や逗子の土地情報を見ていたら、どうも変化があるみたいなんですよね。
ちょっと前までは震災で閑古鳥だった土地が、なにげに消えてしまったと言うか、売れてしまったと言うのが正解なんでしょう。
去年の年末くらいから、私の読みでは土地を買うなら年明けすぐか、3月末まで位が良い所だと言ってました。
それがやっぱり当たってしまったというか、球数自体が少なくなっている様な気がします。
3月末までにだいぶ動きましたよね、土地事情は。。
価格帯で言うと2000万円台前半の土地は、さら〜っと消えて無くなった感じがします。
残っている土地と言えば。
財閥系の不動産会社が開発分譲をしている高額30坪土地物件だったり。
『こんな金額の土地なんて、誰も買えないでしょ〜』って爆笑していた様な土地が残っています。
高額物件の土地の中には、売りやめと言って『こんだけ出しても売れないんだったら、もう売らない!』って言う方も居ますし。
逆に『まだまだ、粘ってみよう』と言う方も居ます。
だから物件情報を見てみると『まだ同じ価格で売ってるよ・・こりない売主さんだなぁ・・・』なんて思う事もしばしば。。
ちょっと前までの土地の売れ線価格と言えば、2000万円台の後半の物件。
んで、3000万円台の土地になると、ちょっと手が出ない・・といった感じでした。
それが震災以降には2000万円台前半まで価格が下がった。
そして価格の下がった土地が売れたと言う事は。。
なんとなーくの話ですけど、買主側主導〜売主側主導に切り替わるかもしれないですね。
この切り替わる時期は、はっきりとはわかりません。
でも間違いなく、物件自体が少なくなってきてるのは確か。
そうすると少ない物件から買いを入れないと、土地は買えなくなる訳で、買い手市場が終わり、売り手市場に流れていく。
そんな時期に突入する予感がします。
つまりは今まで交渉の余地のあった土地も、交渉どころか二番手三番手を毎回味わう様な土地探しになりかねないって事になりますよね。
比較的、注文住宅を建てる為に買いやすい2000万円台の土地は、奪い合いに。。
高くて手の出ない高額物件は、パワービルダーが一括購入をして、建売住宅を建てるために、敷地を分割して分譲建売販売に力が入る。
そんな時期に突入していく感じがするので、土地探しでほっと一息されている方は、私も含めてちょっくら頑張った方が良いかもしれませんね。
いや〜、それにしても参ってしまうくらい、土地の球数が減りました・・
もうちょっと不動産会社の方には、新規物件の発掘を狙って、物件自体を増やして貰いたいものですねぇ。。
このままでは確実に需要と供給のバランスが取れなくなってしまうのが、目に見えてしまいます・・
私もがんばろっと!