施主支給で行うガレージシャッター|果たして本当に正しい選択か?
ちょっと前に某湘南エリアにて家を建てたオーナー様が、ご友人の方を紹介して頂きました。
なんでも中古の戸建てを購入されるとの事でして、耐震に不安があるとか。。
そこで耐震リフォームを得意とする業者さんに見積もり等を依頼していたのですが、なんとなーく微妙・・
なので私的には、工事をする、しないではなくて、悩んでいる様だったから『こーすればいいんじゃね?』とか『やるならきちんとぶっ壊して建物の構造を見ないと、なにが必要な工事で、なにが不必要な工事か分からないよー』等のアドバイスをさせて頂いておりました。
結局は中尾建築工房で施工する事になったのですが、今回Webでご主人が探されたガレージドアの販売業者さんがありました。
なんともガレージドアが格安で出来るみたいな話だったのですが、私の脳内に『ピコーン!』と反応アリ(笑)
インナーのシャッターボックスがこの価格?
随分と格安だなぁ。。しかも取り付け工事費込み??
ほほぉ〜、Webの業者さんはリアル業者さんよりも破格で出来るのかなぁ・・・
な〜んて思っていたんです。
でもやっぱり私の脳内の『ピコーン!』が出て来た場合、たいてい外れた事がありません。
なんと言いますか、超直感力とでも言えば分かりやすいと思うんですけど、これが来た時には大抵怪しい。。
そんな理由がありまして『このWebできちんとやってくれて、価格も安ければ全然そちらの業者様でやれば良いかと思います。でも念のため価格や工事の内容等々は、一度、私に確認させてもらっても良いですか?』
そしてWebショップさんに問い合わせを行ってみました。
今回、施主支給で取り入れようとしているのは、このガレージシャッターです。
いいよね〜、ガレージシャッターって!
私も自邸を建築する時には絶対ガレージ造りますもんね。
車でしょ〜
バイクでしょ〜
SUPの板とパドルでしょ〜
スキューバのフルセットでしょ〜
釣具でしょ〜
各種ウェアでしょ〜
あ
でも私の妄想なんて誰も聞いてなかったでしたっけ(笑)
話は戻しまして確かにこのサイズのガレージシャッターがこの価格なら、私だって検討したいです。
ただし小さく117,866円〜って言うのが見れるかと思います。
いいですか!
この住宅を建てる業界特有の『〜』が危ないんです。
良く、住宅展示場とかの広告とかで『25.8万円〜』とか『◯◯限定5名様!』とか。。
『〜』と『限定』は、一般の方にとっては絶対に注意しなくてはならない点になるんです。
んで早速、私が問い合わせをしてみた所、この価格の表記の理由はこういった中身のモノでした。
今回、ご主人が探されたWebショップのページは、さらにスクロールして進んでいきますと、ガレージシャッターのサイズの縛りがあるんです。
画像にすると、こんな感じね。
まず開口幅と言う段がありまして、その下の段には開口高さとなるサイズ表があります。
これを見ると開口幅に関して言えば855〜1800mmまでで、開口の高さについては824〜1600mmと記載があります。
それぞれ、幅と高さを限定したとすれば1.37㎡〜1.5㎡の大きさになります。
この面積は、一般の方が一目で分かるサイズとして、今どきの新築で採用されている片開きドアの大きさと一緒になります。
普通の内装ドアのサイズなら、おおよそ皆さんも検討付きますでしょ?!
つまり普通の住宅ドアの大きさと同じであれば、117,866円で取り付け工賃も含みますよと言う事なんだそうです。
ただし、この表はあくまでも目安なんだそうです。
サイズも一口にガレージシャッターと言っても無数の種類があるんです。
またオーダー対応として中途半端なサイズにする事も可能、しかし価格も上がってしまう為にこの様な表記をするしか無いみたいなんですね。
なんで最終的な価格と言うのは、実際に現地に行きまして、きちんとした見積もりを作らないと価格は出せないって事でした。
なお、シャッターの取り付け工事については、こちらのウェブショップさんにお願いした場合、シャッター廻りのシーリングは行うけれども、シャッターを取り付ける為に弊害となる部分解体や下地調整は一切無しとの事でした。
と言う事で施主支給で行うガレージシャッター工事
以外に安く出来ると見えてしまうのですが、実際には。。。
あんまり安い買い物ではないって事になります・・・かね。。
だってな〜、この価格だったら私が頼みたいですもんねぇ〜
でも私の家の場合は木製ガレージシャッターにしたいかなぁ・・・