薪ストーブを個人輸入で購入する場合のやりとり方法
え〜、ちょっと薪ストーブの購入を検討されている方が続いておりますので、参考までなのですが、私が現在打ち合わせを進めている中尾建築工房の煙突部材注文の内容をブログにして参考にして頂ければと思います。
(中尾)西島さんへ
お世話になります、中尾です。
以下、直接書き込みしますねー
では始まり始まり〜
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中尾様、
(西島)いつも貴重なお時間さいていただき、真にありがとうございます。
皆様、ストーブライフを楽しまれるご様子何よりです。中尾様の建物作品に更に価値が上乗されれば幸いです。
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(中尾)作品に住むと言うよりは、クライアントの想いの詰まった家に住んでもらう。
みなさん、こんな感覚ですからねー
ま、あんまりストレス貯めこむのはよろしい事でも無いですし、住む方が薪ストーブで癒やされるのはアリだと思います。
(西島)竹があたって折れたのですか。カバーも無いし、雨も入ってくるのでは。
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(中尾)そうなんです、竹ががっつりと暴れてしまうし、裏が竹林になってますから、知らない間に無かった竹が屋根上で暴れたりします・・・
もちろん雨、ばっちりと入って来ますよー(笑)
雨の日はぽったん、ぽったんと入って来ますし、ストーブが付いてればジュー、ぽったん、ジューって感じのエンドレスになってます・・
それでも誰も屋根には上がらない。
クライアントの現場であれば、誰しもがすぐに対応するにも関わらず、自分たちの所になると、一切誰しもがやりもしない。
なぜか暗黙の了解になっているみたいです。。
(西島)タイミング的に合わせたいのですが、2月10日頃、なんと葉山S様のストーブを出荷する予定です。
佐藤様のご了解も必要かと思うのですが、一緒に送れれば、余分な費用がかからずに済みます。
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(中尾)であれば、重量とか面積とかで、葉山S様に私の方から少しばかりの送料をお支払いすればお互いWin-Winかと思います。
葉山S様邸は、私が勝手にデザインしてしまったので、おそらく喜ばれるかと!
(西島)いずれ、スムーズな進行のため、至急で対応内容把握を行いたいと思います。
スケッチを添付します。勾配の質問や、番号も付けておりますが、どの部材が、そしてどれほど必要かをお知らせいただけますか?
黒塗装をして出荷する事も可能かと見られます。その場合、どこまでを黒く希望されるでしょうか。
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(中尾)添付図面ありがとうございます。
頂いたPDFに直接書き込みをしましたがこちらでも念のため。
屋根勾配は3寸勾配になります。
屋根材はガルバリウム鋼板になっているので、スチール屋根タイプになります。
黒にしたい要望としては、ブレース以外は全てです。
ただ、実際に問題があるのは、立地の条件です。
煙突の長さなのですが、一応周辺の写真を添付しまーす!
(中尾)中尾建築工房の周辺は畑と竹林に囲まれた立地になります。
民家が少ないため、クライアント様から秘境と呼ばれてしまうみたいです。
ただ、立派な数寄屋造りの民家が最近になってようやく売れました。
今まではず〜っと売りに出ていて、人は住んでなかったから良かったものの。。。
やはり民家と中尾建築工房の地盤面には画像でお分かりの通り、これだけ高低差があるんです。
なので、竹は切るなりなんなりしてでも、あんまり煙突の高さを短くするのはちょっとねぇ・・・って感じです。
かと言って、煙突を日本ほど露出させて、ブレスのみで支持出来るって〜のは中々無いですよね?
やっぱりマウントルピースを造作して、なるべく煙突の長さを稼ぐ方法が一番なのだろうか・・
では最後に頂いたPDFをJPGにしましたのでご確認お願いしまーす☆
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とまあ、こんな感じで打ち合わせをしながら、見積や仕様を確認されるのがよろしいかと思います!
以上、薪ストーブを個人輸入で購入する場合の正しいやりとり方法を記載させて頂きました〜☆