鎌倉市山之内にて地鎮祭☆
お引渡しを終える家もあれば、こうして着工する家もある。
2017年7月9日(日)建築吉日 房(みつ)の日に鎌倉市は山之内にて地鎮祭を執り行わせて頂きました☆
建築吉日 房(みつ)の日とは。
万象万物満ち溢れる日で、地鎮祭や上棟祭等の建築事に大吉
そして、祝い事に吉日!
おまけに一粒万倍日で友引〜
これはとっても最高な日取りで地鎮祭を迎える事が出来ましたね!
そして天気は文句無しの快晴☆
鎌倉市の中でも山之内とは北鎌倉になるのですが。
この辺りは、割と地盤も悪い場所。
それだけに、ここまでカラリとした地盤面で地鎮祭が出来るのは、本当にミラクルだと思います!
まさに万象万物満ち溢れる日とは、この事。
オーナーさんの日頃の行いでしょうかねー(笑)
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当日の地鎮祭はご夫婦お二人のみ。
娘さんはお仕事でしたので、地鎮祭には居らっしゃいませんでした。
そして地鎮祭の流れはこんな感じ。
1.修祓(しゅばつ)の儀
参列者の心身を祓い清めて、神に近づく行事です。
2.降神(こうしん)の儀
払い清めた祭場に神をお迎えする行事です。
3.献饌(けんさん)の儀
神饌を供える行事です。
4.祝詞(のりと)奏上
最も厳粛、かつ最重要行事です。
5.切麻散米(きりぬさんまい)の儀
祭壇に供えられた神酒、米、塩、切木綿を中央及び四隅にまいてお祓いをする行事
6.鍬入(くわいれ)の儀
苅入(かりそめ-鎌入れ)および穿初(うがちぞめ-鍬入れと~鋤入れの行事です。
鎌入れ-設計者 鍬入れ-施主 鋤入れ-建設業者
7.玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀
玉串を捧げ、神への崇敬の心を表す行事です;
8.撤饌(てっせん)の儀
神官が神前に進み、神饌を上げる行事です。
9.昇神(しょうしん)の儀
降神の儀でお迎えした守護神を元の御座にお返しする行事です。
10.直会(なおらい)の儀
関係者が、神饌の神酒のおさがりを頂戴して、関係者の和楽を尊ぶ行事です。
地鎮祭では主に施主が行う作業としまして。
鍬入(くわいれ)の儀と、玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀があります。
それ以外は全て神主様に行って頂く形になります。
鍬入(くわいれ)の儀では、この様な構成になっておりまして。
鎌入れ-設計者
鍬入れ-施主様
鋤入れ-建設業者
となるのですが、設計者も建設業者も共に中尾建築工房。
この時、どの入れでも共通しているのが掛け声。
エイッ、エイッ、エイッ!
と声を出します。
このエイとは。
実は意味がありまして。
永遠に栄えるとの事から、エイッ、エイッ、エイッ!と掛け声を出します。
なので。
私たち業者は慣れてるのですが。
まず地鎮祭の経験が無い方がほとんどですんで。
少し不安になってしまうであろうご主人様。
神主様の説明も聞きつつ、鍬入れの掛け声の意味を私の方からご説明差し上げまして。
「ゆっくりやれば、大丈夫だと思います!」
との事から。
地鎮祭が始まりました!
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ご主人様に説明をした後のSHOT。
カメラマン岩瀬がこちらにアングルを向けて来たので、裏ではこの様な感じになっておりました(笑)
私一人でやったつもりが、後ろでも便乗していたみたいです(笑)
そして肝心の鍬入れの儀と、玉串奉奠の儀は。
鍬入れ
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玉串奉奠
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どちらも慌てずゆっくりと、納める事が出来ました!
今回の鎌倉市山之内の敷地はと言えば、車両の搬入が軽のサイズしか入れない場所です。
なので、ご挨拶周りも慎重に慎重を重ねまして。
軽の車両が入れる部分に関しては、すべてのご近隣様にもご挨拶周りをする勢い。
極力ご迷惑をお掛けしない様、努めさせて頂きますが。
何せ資材を現場に入れる為には、どうにもならない事も多々あります。
それだけに、最初のご挨拶はしっかりとやらせて頂いてるのです。
これから地盤改良工事、基礎工事、上棟と。
工事的には、最初の2か月が難関となる鎌倉市山之内の家。
最高の良き日に地鎮祭を迎えられましたから。
工事もしっかり、きっちり!
無事、竣工させたいと思いまーす!
御祭神である猿田彦大神によりお導きいただきまして、鎮められたこの土地。
地鎮祭、おめでとうございました☆