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葉山町一色の建築計画|インフラの現地調査

 
  2018/12/24
葉山町一色の建築計画|インフラの現地調査
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現在計画中である葉山町一色の家。
家を建てる際には、土地が必要になるのはモチロンなのですが。
電気の引き込みだったり、上下水道の引き込みも必要です。
よくありがちなのがですね。
以前に家が建ってたから、だいじょうぶです!
と言われる事。
確かにそうですね。
以前に家が建っていて、電気も来てたし上下水道も来てた。
そう言いたくなる気持ちは、とっても分かるのです。
それまで使ってらっしゃった訳ですからね。
でも皆さんは、こんな事を聞いた事が無いでしょうか?
水道本管の工事をやるので、何時〜何時までの間は水道が使えません。
その後、赤水が出る場合がありますので、しばらく水を流して赤水が止まってからお使い下さい。

おそらく、誰しもが聞いた事のある水道局、または水道工事業者からの通告です。
この赤水の原因、一体なんだと思いますか?
ここで古くなった配管内部の画像をアップさせて頂きますので。
心臓の弱い方。
またはトラウマになりそうな方。
ここから先はご覧頂かない方が良いかもしれない。
よろしいでしょうか?
では。
hayama-isshiki-s-suidou-toridashi.jpg
これですね。
ネットからダウンロードした画像ですが、これは結構ひどいモノ。
腐食があるのが良く分かりますね。
この中に上水道が通水してたと言う訳。
こりゃー、衛生面から見ても水道水の安全性が確保出来ているのか・・・
そう思っても、致し方ない腐食っぷりでございます。
ただですね。
この手の配管は、常に一定の圧力が掛かってる分には赤水は出ません。
少しずつ、腐食したサビなどがポロポロと出る程度なので、肉眼ではなかなか分からない。
でも道路に埋設している水道本管を切り替えたり。
もしくは水道本管は綺麗な状態なのだけど、自宅の引き込み管が古くて画像の様だった場合。
一度は水道を止める事になりますので、圧力が一定では無くなります。
そうすると、解放する際には一気に圧力が掛かりますから・・・
ポロポロと赤水の原因となる、サビや汚れが水道管から蛇口へと出てしまうって事になるのです。
以前に中尾建築工房のブログ記事でも、この本管内にあるゴミ対策として水栓金具の仕組みをご紹介させて頂きました。
家庭の混合水栓|水の出が悪い時の対処方法
私たちも、上水道や下水道の取り出し工事の必要性は認識してはいるものの。
そこには必ず費用対コストが掛かる訳でして。
となれば、トータルでの建築コストが上がってしまうし。
でも、健康に良いか悪いかって言ったら。
どう考えても良い訳が無いのです。
それに水道局からの指導もありまして。
出来る限り、変えてくださいね!と。
施主の方には伝えて下さいね!

と言われております・・・
えぇ、とっても微妙な立ち位置に居ると言う事になるのです。
水道管の汚れやサビについて、もっと見てみたい!
そんな勇気のあるチャレンジャーな方は、こちらのリンクからご覧頂けます。
そんな訳でして、建築計画を立てる際には。
必ずインフラの確認もしておりますので。
水道局にて上水道や下水道の台帳を見て、調べもするのですが。
昔は結構適当だった事もあって、現場と台帳では相違がある場合が多々あります。
なので。
葉山町一色に計画中のインフラを確認しに行きました。
上水道については、確かに以前のモノがある。


hayama-isshiki-s-suidou-toridashi2.jpg
けれども。
まぁ、あんな感じなのでオススメは出来ない。
つまりは、新しい管での取り出し直しになると思います。
また下水道は分流になっていて。
葉山と言えば、ちょっと前まで浄化槽に頼っている町でした。
でも今は場所によって下水が通っておりますし、過去の建物の時はおそらく浄化槽。
この場合、衛生面では本管に接続した方がよろしいので、こちらは新規で引き込みをします。
雨水については、葉山の場合は割と浸透処理するしか無いエリアが多いのですが。
こちらのお宅は、すでに雨水枡が設置されておりまして。
hayama-isshiki-s-suidou-toridashi3.jpg
これはとっても良い事ですねぇ。
浸透するしか無い葉山町の中で、最近では集中豪雨もあったりします。
粘土層の多い葉山では浸透しろって言っても。
浸透しきれないほどの、雨量が降る場合も多々あります。
なので。
これはラッキーと言って良いでしょう!
でも枡は移動して、側溝につながっている配管と結び直した方がベストでしょうね!
中尾建築工房で家を建てる方は、割と自然素材にご興味のある方がほとんどだと思います。
自然な環境で、自然素材に包まれた家に住みたい。
であれば。
旧式の水道管も、気にして頂けると・・・
私たちとしても、とっても計画が進めやすくなりまーす。
と言う事で、完成宅地ではなく。
既存宅地に家を建てる計画の方は。
ぜひぜひ、覚えておいて下さいねー!


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

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