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横須賀市長沢に建つ古家の雨漏り|リフォームだらけの実は?

 
  2018/12/24
横須賀市長沢に建つ古家の雨漏り|リフォームだらけの実は?
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二週連続の台風一過になりましたね。
実は昨日、見慣れない電話番号から私の携帯に着信がありました。
登録してない長沢の番号って、一体誰だろう・・・
と思いつつも電話に出たのですが。
すると。
「長沢の○○です、雨が漏っちゃって大変なんです。」
このお宅、17年前に私が独立したばかりの頃。
外壁屋さんが元請けで、屋根をステンレスに張り替えたり。
外壁も当時ではお高いサイディングを貼り替えしたお宅でした。
私はと言えば、室内の大工工事のみ担当したお宅。
私の携帯はかれこれ20年以上も電話番号が変わってないから。
それで繋がったみたいなんですね。
本来なら当時の元請けさんに連絡するのが、一般的なのだけど。
どうやら、連絡を取りたくないらしい・・・
んじゃ台風も来てるし、近くだから見に行きますか〜。
って事で、お宅を拝見させて頂く事にしました。
yokosukashi-nagasawa-k-amamori.jpg
結構な雨量がある中ですので、室内の雨漏り状況を確認するには持って来いです。
私的には17年ぶりですから、懐かしい感があるのだけど。
雨漏りだけに、そんな事言ってる場合では。。
無い・・・


yokosukashi-nagasawa-k-amamori2.jpg
どうやら雨漏りは、ここの窓から漏れてる様でした。
さて、外の方はどの様になっているのだろうか・・・
yokosukashi-nagasawa-k-amamori3.jpg
そして窓の上部は。。
yokosukashi-nagasawa-k-amamori4.jpg
どうやら、画像←の部分が怪しい様だ。
見る限り、窓の上には雨が流れず溜まっている状態。
また、室内に漏れている部分の外側には。
一瞬、一瞬、外壁伝いに多めの雨が流れているのが確認出来た。
けれども。
はっきり言って、この場合は断定が出来ない。
このサッシの不良によって、漏れてるのか。。
または、窓周りからではなく。
外壁の上部に、雨の入りやすい部分があって。
そこから室内を伝って、窓周りに落ちて来ているかの疑いがある。
室内の壁に手を当てると、若干ではあるものの。。
ひんやり感を感じる事も出来る。
微妙だなぁ・・・
何れにしても、要因は二つほど。
また今度晴れた日に、見に来ますねとお伝えしました。
そして私的に、こんな質問を聞いてみた。

「あれから、どこか手入れをした部分はありますか?」
ご主人
「何も無いよ、なんにも。
あ、でも外壁は2回塗ったよ!
屋根もステンレスをちょっと前に張り替えたんだったなぁ。。」

「サイディングの柄のままだから、クリアを外壁に塗ったんですね?
それってちなみに何の為に塗ったんですか?」
ご主人
「雨漏りとかしたら困るから塗ったんだよ。」

「二回も塗って、雨漏りしてる様だと世話無いっすね・・・」
実はこの家、私が室内に手を入れた時。
擁壁側の基礎が、落っこちてしまってるのを確認している。
ついで言うと、基礎は割れており。
土台も折れてしまっていた。
沈下自体は止まってはいたものの、そこを直す費用も無い事から。
出来る限りの補強をしたのを覚えてる。
いずれにせよ、ステンレスの屋根は張り替える必要性も感じなかったし。
外壁の塗装はやったにしても、二回もやるほどのモノでは無い。
どこの業者に頼んだかは、聞きはしなかったのだが。。
私のところに連絡をしてくると言う事は、リフォーム業者さんとはトラブルにでもなったのだろう。
こうして手を入れてるにも関わらず、雨漏りしたりするのは。。
私から言わせれば、施主側と請負側との。
考えの相違があるからなのだと思ってる。
施主側としては、古家を守りたい。
請負側としては、売り上げをあげたい。
これでは、セールスを野放しにさせている様なモノ。
残念ながら、これが今の住宅業界。
本来ならセールスではなく。
自分たちが住んでいる間は、家を守ると言う前提での。
コンサルティングが必要だったんじゃ無いかなぁ。。
と思ったのであります。
今回は晴れた日に、漏れた箇所の放水。
上なのか、それとも下なのか。
もしも下なら、サッシの上部だけ加工する事で簡易的に修繕する話をしておきました。
と言う事で横須賀市長沢に建つ古家の雨漏り、リフォームだらけの実は?
これからリフォームやリノベーションを計画されてる皆様。
とにかく勧められるがまま、リフォームをするのではなく。
自分たちが住んでいる間は、家を守りたい。
今まで住んでいて、どうしてリフォームやリノベーションに至ったのかなど。
これを冷静に相談を出来る業者さんを、探してもらいたいですね。
でないと、思った以上に。
無駄な出費がかさみ続ける事になりますのでね。


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