ドイツこだわりの自然塗料 オスモカラーのセミナーに行って来ました!
日本国内で自然塗料と言えば。
おそらくドイツの自然塗料が、最も多いのではないかと思います。
国産のモノもあるのだけど、比較をすると。
そこはこだわりの国、ドイツ(笑)
私はドイツ製の方が優れていると思います。
中尾建築工房では、今までドイツ製のプラネットカラーを採用しておりました。
が。
今後は全て、オスモカラーに切り替える事にさせて頂きました。
どちらのメーカーも、良いモノには変わらないのだけど。
私個人的には、着眼点が違うと思います。
プラネットカラーは自然である事。
オスモカラーは自然であると共に、木材保護の性能を最大限発揮する事。
ここが大きく違うと思います。
私も長い事、自然塗料を触って来ておりましたが。
最初の取り組みの頃は、一般の方々でも簡単に塗れる。
そこを重視しておりました。
そして自然である事。
おかげさまで、いろいろと施主施工の取り組みを行って来ておりますので。
施主施工を指導する取り組みは、今と昔ではおそらく比べ物にならないくらい。
そのスキルは上がっていると思います。
であれば。
今後は自然なだけでなく。
住宅の木材を、さらに永く持たせる方向にシフトする。
そんなレベルアップさせるのも、手ではないか?
と言う事からのセミナー参加でございます。
オスモカラーの方は、ありとあらゆる道具を用意しているのですが。
これ、ケースバイケースによって。
塗料を塗る道具を変えて、塗り込んで行きます。
コテバケなども、オスモオリジナルのモノがあるのですが。
そのバフ感たるや、素晴らしくノリが良い道具です。
ホームセンターのそれとは、比べ物になりません。
ある程度、自然塗料の塗装に慣れている方であれば。
これは施工のスピードが、圧倒的に早くなる道具の一つなんですね。
こうしたオリジナルの道具があるのも。
良い塗料の性能を、しっかりと出す為に用意をしている。
そんな理由があるんですね。
会場内に入ってみますと。。
ギリギリ到着した私は、座る場所があるのかってくらい・・・
参加者の皆様、とっても集合が早いんですね(笑)
今回のセミナーでは、ドイツオスモから技術者の方も来ておりまして。
塗装する際の、パフォーマンスを披露して頂けました。
そこで何か私自身の気づきがあったかと言えば。
塗装のノウハウに関しては、特にありませんでした。
自然塗料に関しては、実際に自分の手で触って来て。
大工の頃からだから、かれこれ16〜17年ほど触って来てる。
ペンキ屋さんに塗ってもらうより、大工が塗った方がクオリティが高い!!
こんな事を豪語していたくらいですからね(笑)
これを詳しく話し出すと、結構時間が掛かるので。
敢えてここでは申しません(笑)
なので、流す様にセミナーを見ていたのですが。
どちらかと言えば、人的な部分の気づきの方が大きかったと思います。
ドイツオスモのスタッフが着色したパネルを。
日本オスモのスタッフが、すべての方に確認出来る様に見せて回っています。
ここでもすごいなーと思ったのは。
何より現場を知っているスタッフが多い事。
そして一生懸命さが、伝わって来る事。
これはモノづくりをしている方なら、共通の事でもあるのですが。
こだわりを持つには、必ず忘れてはならない事があります。
向上心を持ち続ける事。
そして過去をしっかり振り返られる事。
もし失敗があったら追求し、とことんより良くなる様に努力をする。
これに尽きると思います。
こういった事が出来ないと、過去の物件に見に行ったりする事が出来ません。
セミナー中にも、こんな話があったのですが。
23年も前にオスモカラーを塗装した施主様から、再塗装の連絡を頂いたそうです。
早速、塗装屋さんが見に行ったところ、外壁を見る限りはとても良い状態だったとの事。
施主様もそれが嬉しくて、再度の塗装を依頼されたのだそうです。
これはモノづくりに関わる人にとって、最高に嬉しいオファーですよね。
直接の会話で話をせずとも、それをしっかりやっているメーカーのセミナーでした。
今回のセミナーは、初めて自然塗料をを導入したり。
現場を知らない方にとっては、とっても有意義なセミナーだったのではないか。
そう私は思ったのでありますが。
オスモカラーは、全世界63カ国で使われています。
各国で若干違う塗り方の全てを知り、各国で得るノウハウ。
そして自国で開発したノウハウ。
その全てを更新しているのだそうです。
セミナー中のお話ですが、ノルウエーのオスロ国際空港の話が上がりました。
オスロ国際空港と言えば増築棟が完成して、年間3,200万人まで受入が可能になった国際空港です。
もともとオスロ国際空港の床には、天然石が敷かれていたのだそうです。
けれども天然石は、メンテナンスのコストが高い。
オスモカラーの塗装を施した木材には、メンテナンスコストが掛からない。
そのためオスロ国際空港の増築棟では、全て床が木になったのだとか。
木の部分と石の部分がありますね。
歩道も木です(笑)
これ、凄い事なんです!!
年間3,200万人に土足で踏みつけられても、だいじょうぶって・・・
イナバの物置なんて、目じゃないですね・・・
オスモカラーはしっかり塗る事で、性能を最大限に発揮させる事。
何度も再塗装をするのではなく、メンテナンスクリーナーで汚れを浮かし、メンテナンスオイルで保護をする。
これが出来るのは、塗料と作業に自信が無いと実現出来ません。
なので空港スタッフが、しっかりメンテをする事で。
オスロ国際空港の品位は、保たれているとのお話でした。
ちなみにドイツ本国では、 DIYの方が7割のシェアで。
残りの3割が、プロの方が担っているのだそうです。
と言う事は、やる気になれば。
ドイツに負けてる訳にはいきませんね!!(笑)
ちなみに過去に、中尾建築工房で家を建てたOBオーナー様で。
塗装を自分でやりたい!
もしくは。
再塗装を頼みたい!
そんな方はですね。
プラネットカラーの上に、オスモカラーでの再塗装が可能です。
バリエーションはオスモの方が多いので、メンテナンスも楽になるかと思います。
また外部の外壁や天井に、木材を貼られている方で。
日焼けによる、シルバーグレー対策を施したい方は。
木材と似ている顔料を加えて、外部用のクリアを塗る事で耐久性が大幅にアップします。
ハードウッドでウッドデッキを造作された方は。
塗装をするしないにしても。
こんなんだったハードウッドのウッドデッキが。。
灰色化したハードウッドが、元の色に戻ってしまうそうです!
これも凄いね!!
この後、塗装するしないに関わらないにしても。
ウッドリバイバージェルは、ウッドデッキをつけたお父さんには。
休日の良い運動にもなりそうです(笑)
そしてオスモカラーからのご好意により。
画像にある、塗料のお試し品もですね。
中尾建築工房に、置いて頂ける事になりまして。
1Fにストックされている木材に、お試し塗りなども出来る様になりました!
日常のお掃除に使うウォッシュ&ケアーや、メンテナンスに使うワックス&クリーナーのお試し品もあります!
おそらく、週明けには送られて来るかと思います!
メンテナンスオイルに関しても、プラネットカラー塗装後にも利用出来ますので。
ご希望される方は、中尾建築工房までご連絡くださいませー☆
と言う事で、ドイツこだわりの自然塗料 オスモカラーのセミナーに行って来ました!
実に有意義な時間を、ありがとうございました!
Comment
気になる~
A山さん☆
ノーメンテナンスだと、朽ちて行くだけですからね・・・
やられた方が良いかと思います!