外壁のリフォームは外壁塗装だけと思ってはいませんか?|まるで新築の様な塗り壁のメンテナンスリフォーム工事をご紹介します。
新築で建てた時には塗り壁の風合いがとても気に入っていて、満足感があったのだけど。
あれから10数年を経過してみて、だいぶ家が汚れて来てしまった。
外壁の塗装をする時期かもしれないけど、塗装独特のツルッとした感じになるのはちょっと抵抗があるんだけど。。
、塗装以外でも塗り壁を風合いを保てる外壁のリフォームは無いのだろうか?
そんな事を思うことは無いでしょうか?
そこで今回は新築の注文住宅を専門にしている中尾建築工房から、まるで新築の様になる塗り壁のメンテナンスリフォーム工事をご紹介いたします。
1.パターンと色決めを行う
塗り壁の再施工を行う上で、まずは塗りパターンと色決めを行います。
新築の時は様々なパターンを選べましたが、再施工の場合はエンシェントブリックSと言うパターンがお勧めしています。
その理由としては広範囲の壁面を塗るであったり、下地の状態によってはパターンを固定してしまうと不陸が出やすくなってしまうからです。
エンシェントブリックSであれば、とても綺麗な塗り壁の仕上げを行う事が可能だからです。
色に関しては様々な種類が有りますが、標準色と呼ばれる色もありますし、特注での色を作ることも可能です。
比較的新築の時の様にすると言うよりは、綺麗にはなるけど少し落ち着いた色合いにされる方も多いです。
これらが決まって見積書に問題が無ければ、工事の段取りを行います。
2.先行養生や汚れ落としを行います。
塗り壁の仕上がりをより高いクオリティに保つ為には、現場の職人さんの段取りが重要となります。
その中でも養生や汚れ落としは必須の項目です。
最初に足場を組む前に、先行して養生シートを敷いて行きます。
塗装でも左官でもどちらも養生は必須になりますが、左官工事の場合は仕上げ材が足場についたり、職人さんの身体に付いたりします。
それらが地面に落ちる可能性が高いので、足場の下には先行養生が必要になります。
そして汚れ落としの作業をする際にも、洗浄剤が地面に落ちる可能性も有ります。
それを防ぐためにも先行養生が必要です。
実はここだけの話になりますが。。
職人さんはお膳立てと言って、作業がしやすい状態になっている現場を見ると、現場作業の事を分かっている会社だと認識をします。
加えてより良い仕上げを行う為に、緊張感を持って作業を行ってくれます。
つまりは段取りが整っている現場=綺麗に仕上がりやすいと言う流れになります。
この反面で言えば、段取りが分かっていない会社の場合は足場の下に養生を後から敷く事になりますので、どうしても職人さんの負担が増えてしまいます。
負担が増えればその分だけクオリティも低くなりやすくなりますから、仕上げを期待することが出来ないとも言えます。
そして汚れ落としに関しても、外せるものと外せないモノとで分けて汚れを落としていきます。
外壁塗装などでは塗装作業に入る前に、水洗い洗浄を行います。
ですが水洗い洗浄だけで、全ての汚れが落ちるわけではありません。
車の洗車を思い浮かべて頂ければ話も早いのですが、洗車機に入れて車を洗っても手洗いをしていない場合は汚れが落ちているわけではありません。
家についても同じことが言えますから、水洗いだけで全ての汚れは落とすことは出来ないです。
なので外せるものは外して洗う。
外せないものは取り付けたままで洗う形になります。
特に交換する可能性が高い部分は外したほうが良いと思います。
インターフォンや照明器具、雨樋に給湯器、ガスメーター、物干し金物等々が対象になりますが、壊れてしまえば交換する必要が出て来ます。
それを考えずに外壁の塗装や塗壁の再施工を行ってしまった場合、交換する場合はどうなるでしょうか?
器具が小さくなれば、その分塗っていない古いまんまの外壁が残ってしまいます。
せっかく綺麗にしたいが為に外壁のメンテナンス・リフォームを選択したのに、結果的には満足度の低いリフォームになってしまいます。
ですから外せるものは外して、器具の交換の際にも外壁が綺麗に塗れている状態を保つ事が大切だと思います。
これは汚れを落とす前のエアコン化粧カバー部材です。
これに高圧洗浄を行ったうえで、しっかりと洗ってあげれば。
見た目もはっきりと分かりますが、汚れと共にエアコン取付業者が付けたシリコンもしっかりと落として行きます。
ここで言いたいのはシリコンコーキングは、室内の水回りに使ったりするものでして。
シリコンコーキングは本来外壁などには使わないで欲しいコーキングです。
外壁などは必ずどこかで塗装や塗り壁の工事を行いますから、塗料や左官材が載せられるものが良いです。
変成シリコンコーキングやウレタンコーキングであれば塗料の左官材も乗せる事が可能です。
でもシリコンコーキングは弾いてしまう性質を持っているので、そのままにしていると浮いてしまう理由につながります。
ですからこの時点でしっかりとシリコンコーキングを落として行きます。
そしてこちらは給湯器を外す前に足場とロープで固定したり、下から木材で支えてみたり。
これが出来た状態で給湯器を外壁から仮外しを行いまして、給湯器の裏側も左官工事が行える様な状態を作って行きます。
3.左官工事
左官工事の始まりは、まずは水洗い洗浄から開始します。
- 水洗い洗浄
- 各部養生
- シーラー処理
- 下塗り
- 仕上げ塗り
- パターン付
- 養生撤去
これが左官職人さんが行う、作業の塗り壁再施工の流れになります。
画像の段階は下塗りがほぼ終わって、これから仕上げの左官材を塗っていくと同時に仕上げのパターンを入れて行きます。
この一連の流れで進めて行くのですが、外壁塗装に比べて左官工事は塗り出したら時間との戦いになります。
塗り壁材が乾燥する前にパターンを入れる必要があるので、大きな壁面があった場合はそれこそ大変です。
ですがその労力の分だけ、腕利きの左官職人さんが仕上げた壁面と言うのは。
塗り壁の風合いがお好きな方にとっては、最高の仕上がりを見せる形になります。
この水洗い洗浄の前に、屋根のガルバリム鋼板はモップで清掃を行っています。
その後に水洗い洗浄を行っていますので、その分汚れも落ちやすくなります。
すでにシーラー処理や下塗りを終えているので、上塗りを一斉に塗って行きます。
下手な左官職人さんほど足場のあたりでジョイントが出てしまうものですが、上手な左官職人さんはそれが出ません。
テキパキと動いて仕上げの職人さんが、後を追いかけてパターンを入れて仕上げて行きます。
仕上げのパターンを広い面も狭い面も、同時に入れて行きます。
画像から分かる様にこの段階ではガズメーターが外されていたり、エアコンの化粧カバーが外されているのが分かるかと思います。
左官職人さんの作業が終わって、数日経過してから外したすべての設備系の器具を再度取り付けして行きます。
実はここだけの話になりますが、現場で実際に作業をする職人さんに聞いてみました。
中尾建築工房の場合と他社さんとだと、どちらが綺麗に仕上げられると思いますか?
それは中尾さんの場合は外せるものを外してくれてるから塗りやすいですよ。
社長が綺麗にしたいって思いにも共感出来るから、よりしっかり仕上げようって思えます!
という様に、現場で作業をされる職人さんの意見が有ります。
4.塗装や防水工事、再取付品
左官工事が終わると今度は塗装する部分があるなら塗装工事を行います。
本来は塗装先行になるのですが、再左官工事の場合で塗装を先行した場合、軒天部分の塗装がマスキングテープによって塗装塗膜が剥がれてしまう可能性が有ります。
ですから難易度は高めになるのですが、左官工事後に塗装を行う事で塗膜も剥がれず美観を綺麗に保つ事になります。
つまり外壁の塗り壁に塗料が落ちない様、気をつけての作業になる訳なのですが。
中尾建築工房の場合と他社さんとだと、どちらが綺麗に仕上げられると思いますか?
中尾さんの場合は、先回りして養生などをしてくれているので作業しやすいですよ。
家のことを考えたら、絶対にこの方法が正解ですよね。
現場を良く見ている方だから、仕上げをより良くするために先行してくれてるのが分かるので、私たちもしっかりとした仕事をしようって思います!
という様に、現場で作業をされる職人さんの意見が有ります。
そしてバルコニーの防水工事が終われば、外しておいた雨樋やエアコンの化粧カバーも、清掃したモノを再取り付けして行きます。
左官工事の際に必要だった足場を組み替えまして、エアコンの室外機を乗せる為に足場を組み替えてあります。
この状態であれば防水工事に入る職人さんも、作業が進めやすくなります。
仮に足場の組み換えを行わない場合、職人さん達は仕上げをすることが出来ません。
左官工事の際にも先行養生や不必要な器具の取り外しが、左官職人さんの作業スキルを伸ばすと同じく、防水工事前の足場の組み換えも同じ事になります。
この状態になっていれば、しっかりとした細かい部分までしっかりと防水工事を行えると言う訳です。
そして完了した防水工事の状態がこちら。
まるで新築と同じ状態の防水床に変わりました。
中尾建築工房の場合と他社さんとだと、どちらが綺麗に仕上げられると思いますか?
よそだとバルコニーに室外機があっても、そのまんまの場合もあったりします。
だから半分塗って、乾いたら室外機をどかして。
また半分塗って乾いたら、室外機を戻す場合も有りますけど。。
防水の手間も掛かるし、お客さんの負担になるんじゃないかと思います。
中尾さんの場合だと左官屋さん用の足場から、防水工事がやりやすい足場に変わっているので、しっかり防水工事をしようって思います!
この様にそれぞれの職人さんの意見を聞けば、工事に対してより良くしたいと思うからこその先回りをした工事をしていると分かるかと思います。
そして足場以外のすべての工事が完了すると、残った設備器具も取り付けて行きます。
仮外しを終えて設置した給湯器ですが、本体の清掃が完了してない状態です。
これを洗浄剤でしっかりと拭き上げます。
新築時に納入した給湯器になりますが、中尾建築工房では重塩害仕様の給湯器を入れさせて頂いています。
やはり耐久性が高いと言えるので、拭き上げただけでここまで綺麗になります。
築年数で言えば2026年現在で14年ほどを経過する家になりますが、未だに給湯器の交換もしておらず充分使えている状態です。
永く使える分にはお財布に優しい給湯器であるとも言えますね。
この後は足場を解体して、養生に落ちた左官材や諸々のゴミを清掃して作業は完了となります。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
外壁のリフォームは外壁塗装だけで、どんな塗料を塗れば良いかだけを決めるのではありません。
塗り壁を再施工する事で、まるで新築時の様に綺麗にメンテナンスをする事が可能です。
やはり注文住宅を希望された方の多くは、塗り壁の風合いが好きなのだと思います。
外壁塗装と外壁再左官工事の説明をさせて頂くと、皆さんやっぱり再左官工事を選択されるケースが多いです。
こちらは葉山の家になりますが、外壁の羽目板があまりにも塗料を吸うのでオスモカラーのウッドステインプロテクターの塗料が足らなくなりました。
再度追加発注をしまして、足場の絡まない部分なので足場を解体してから1F部分の外壁木部を仕上げたお宅になります。
こちらも大部分の外壁はもともと漆喰だったのですが、弊社指定の再左官工事によって仕上げてあります。
そしてこちらも同じく葉山町の家ですが、やはり再左官工事で仕上げています。
こちらは人通りの多い住宅地になるのですが、足場が外れた段階でたくさんの方にお披露目となりました。
この家に住まわれているOBオーナー様は、散歩している方に声を掛けられたそうです。
壁がとても綺麗に仕上がってますね。
工務店さんの名前、控えさせてもらいました!
と、お声がけを頂いたんだそうです。
新築でも同様に綺麗にすることに気をつけている訳でして、それがリフォームになれば尚更綺麗にしたいという思いがあります。
手間暇はどうしても掛かってしまいますが、その分だけきれいになるのは当たり前の話かもしれません。
やはり外せるものは外して、細かい部分をしっかり洗浄した上で、確認しているからこそのクオリティになります。
費用は外壁塗装に比べて高くはなるものの、その差額分はきっと満足度で埋まってしまうのではないかと思います。
いかがでしょうか?
新築時を彷彿させる塗り壁の雰囲気を、そのまま十数年後の家でも復活させる外壁のリフォーム工事が出来ます。
中尾建築工房で新築された方で、塗り壁の家ならもちろんですが、それ以外の方でも塗り壁のメンテナンスリフォームを行いたい場合は中尾建築工房にもお声がけください。
現場の職人さんや工事を依頼されたOBオーナーも驚く、まるで新築の様な塗り壁のメンテナンスリフォーム工事をご提案させて頂きます。















