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家造りの無念

 
  2018/12/30
家造りの無念
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せっかく家を建てるのだから、喜んでもらいたし納得の家を建てて頂きたい。
そうして日々、色々と『どうすれば、更に家造りを楽しんでもらえるんだろう。。』って考えます。
当然、建てて終わりではなく、その後のアフターメンテもありますが、僕らにとって励みになるのが、建てた後の満足のある暮らしです。
暮らしと言えば、日々進んで行く事ですんで、家の工事とは掛け離れた部分も多々あります。
でも、やっぱりモノ造り系の職種としては、造った家で日々の暮らしを楽しんでもらう事が本望。
実は今日、違う内容でブログを更新しようと思っていたのですが、あるオーナーから連絡を頂きました。
そのオーナー様は二世帯住宅を建てたオーナー様なのですが。。
お父さんが亡くなられたとの事でした。
ちょこっと病気なのは知っていました。
でも、まさかこんなに早く?
私の父も早かったのですが、57歳で亡くなりました。
せっかく二世帯の家を息子さんが建てたのに、なんでこんなに?
そんな気持ちが強かったのですが、今日息子さん(オーナー)から連絡を貰い、自分の無力感を感じました。


息子さんから後から伺った話ですが。。

『中尾はどうした、来ないのか?』

生前にそんな会話があったそうなのです。
詳しくは書けませんが、打ち合わせはほぼオーナーとの打ち合わせでした。
でもお父さんはきっと、息子さんの家造りを僕らに託してくれたって事を今知る事になります。
そんなご連絡を頂きましたので、私は後日伺うのですが。。
出来れば亡くなる前に話したかった。
そんな言葉があったのなら、もっと行けば良かった。。
ちょっと今日は、一生懸命に家を造っても、別れがあるって事を痛感した一日でした。
でもお父さんね。
必ず通夜の金曜日には、私が伺います。
言葉をかわす事はもう出来ないけれども。。
必ず、私が伺わせて頂きますからね。
家庭の幸せを築く家は造れても、それ以外の事は私にはどうする事も出来ません。
でも、せめてお父さんの亡くなる前に、一言を掛けてあげられたのでは?
そんな事を思う休日でした。
お父さん、俺必ず行くよ。


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
漆喰によって心地よく湿度調節された空間。

木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
一世一代の大きな買い物、住まい。

後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
弊社の見学会では、予約制で1組ずつ1時間程度の時間をいただき、中尾建築工房が実際に手がけた建物をご案内しております。ご予算から素材、構造まで、あなたのご質問・ご相談に代表の中尾が責任を持って、しっかりお答えいたします。

すでに入居されている建物の場合は、その住まいのオーナーさんから率直な感想を聞けることも・・・。

曖昧にごまかしたり、嘘をついたりするのが嫌いなので、どんなことにも正直にはっきりお答えすることをお約束いたします。

しつこい営業なども一切いたしませんので、安心してご来場ください!

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