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大工さんが教える造作工事の価格について|果たして安いか、もしくは高いのか?

 
大工さんが教える造作工事の価格について|果たして安いか、もしくは高いのか?
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良く、こんな事を聞かれます。
『造作でやれば安く出来ますよね?』って。
おそらく住宅本とかをご覧になって、そういった事を知る場合があると思うんですけど、先に言っておきますね。
はっきりと言わせて頂くと、造作工事はさほど安くはありません。
むしろ既成品の方が安く収まるかと思います。
ではなんで住宅本などで安くなると書かれているのか?
多分ね、これは既成品モノの定価で試算されているのではないかと思うのです。
既成品モノの定価VS造作した場合
これで検討したならば、そりゃー確かに造作の方が安くなるかと思います。
でも実際には既成品の場合って、掛率とかが存在したりしているので、定価で購入するって事は、まず無いかと。
んで、既成品の場合っつ〜のは、規格を決めて大量生産する訳なんです。
既成品モノ
図面は同じ図面
ラインを造ってしまえば、後は大量生産ゴー!
造作工事
図面は毎回違う図面
色々と吟味しながら素材を選んでいく
そして全ての素材が決まったら図面を完成させて、現場で大工さんにオンリー1を造ってもらう。
こんな感じの差ですかね・・
既成品モノに関しては素材自体も一括購入が出来て、造作工事の場合は都度、数量を数えて資材を調達します。
さて、こうやって説明すると、どっちが安いと思います?
まだちょっとピーンと来ない方もいらっしゃるかと思いますので、こんなモノをご覧になると良く理解が出来るかと。
zousakukouji-takai-yasui.jpg
これは造作工事の見積もりでは無いのですが、システムバスルームの見積書になります。
これをご覧戴くと、参考定価なる項目と、金額と言う項目にそれぞれの価格記載があると思います。
いわゆる定価と仕切り値ってヤツでして、これをざっと計算させて戴くと参考定価が100%に対して、38%の掛率で中尾建築工房に納入されると言う事を示しています。
この様に定価に対して掛率を掛けて入ってくる実売価格の事を仕切り値もしくはネットと呼ぶんですね。
これ、ホントはクライアント側になる施主の方たちは見れない見積もりなんですけど、結構お安くありませんか?
ただ、この掛率はそれぞれメーカーによってバラバラなので、必ずしも同じとは限りません。
モノにもよるし、高いのは定価以上になる場合も実際にはあります。
けれども大抵の場合は掛率が存在しますし、定価にはなりません。
だから既成品モノの定価ではなくて、割引率のある価格VS造作した場合
こうなると、造作工事の方が高くなるのは分かって頂けるかと思います。
そんでね、またまた参考までに造作、もしくはオーダーで造るキッチンなんかもあるんですよね。
そこには掛率というモノが存在しませんで、ぶっつけ本番の直出し見積がこんな感じ。


zousakukouji-takai-yasui2.jpg
こんなん買う人居るんですね(笑)
つ〜か、これを出す私もわたしですけど・・・

こんだけ突拍子も無い価格のオーダーキッチン買う人も中にはいらっしゃるんですけど、この見積もりには定価と言うモノがございません。
ホントにこれだけの価格が掛かりますよと言う見積書なんです。
このキッチンはオーダーで造る専門メーカーさんなんですけど、これもいわゆる造作の一つになります。
既製品の大量生産ではございませんで、オンリー1を目指す系ですかね。
だからモノもよろしいんですけど、価格もお高いですわよって言い方すれば、一番近いかと(笑)
しっかし、高っかいなぁ〜
そうそう、そ〜ゆ〜事ですんで、必ずしも造作工事が安いと事ではありません。
ほとんどのケースの場合、造作工事は既成品では出来ない、寸法の調節が出来るというメリットがあります。
その場所、その場所に合わせた寸法で造る事が可能になるわけです。
これは確かにメリットなんだけれども、やっぱりデメリットとして価格はお高いって事になります。
とまぁ、造作が必ずしも安い訳ではないんですよと言いたい訳で。
それでも造作工事を依頼される方は居る訳で。
そんな説明の元、素材やボリューム、そして金具の選び方なども結構マニアックになります。
zousakukouji-takai-yasui3.jpg
こんな感じの分厚い建築・家具金物の中から、用途に合わせて金具を選んでいきます。
zousakukouji-takai-yasui4.jpg
たくさんの種類の中から、今回選んだのはこの金具。
これ、炊飯器を置く場所を造作で棚を作っているのですが、炊飯器の湯気とかの対策の為に換気扇も近くに付けてあります。
でも、さらに良くするためには棚が前面にスライドした方が使い勝手が良くなります。
そうそう、だから部品一つ選ぶにしても、簡単には選べない。
スライドレールの中にもそれぞれ良し悪しって所があって、ぎりぎりの耐荷重で選択した場合、数年で壊れてしまう事もあったりします。
なので、安心を見てこの金具を選んでおけば、す〜っと動いて、すとんっと仕舞える造作棚を造る事が出来るんですね。
と言う事で造作工事は果たして安いのか?
それとも高いのか?
わたし的には、高くなると思ってもらった方が間違いないと思いまーす
さてと金具は発注したし、金曜日には金物屋さんに到着するって事だから、届いたら現場に持っていこーっと!


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