横須賀市浦郷|高台へ軸組材搬入!!
今日はものすごく暑く感じたのは私だけでしょうか。。
明日に上棟を控えた横須賀市浦郷の高台に建つ、長期優良住宅の木造軸組材を高台の現地へと搬入しました。
まさに山の上まで運ぶ感じです。
朝から担ぎ屋さんと中尾建築工房からは三人で搬入作業です。
※担ぎ屋さんとは?!
昔から山の高台に建てる時や、車の入れない様な場所に家を建築する場合に担ぎ屋さんが登場します。
力持ちでガッツがあるのが特徴で、当日の作業が終われば仕事はやりきり!
セメントとか木材とか、住宅設備だって、なんだってあげちゃいます。
その担ぎ屋さんと共に、今日は半日だけ私も搬入に参加しましたー☆
結構車の通りがなにげにある中なので、ガードマンさんや私たちも交通整理をしたり、現地へ、とことこと上がって行ったり。。
まぁ、担ぎ屋さんという本職の方は来て頂いてますけど、やっぱりこういう時は『ちょっとやっちゃう?!』的に思ってしまうのが、元大工の性と言いましょうか、久しぶりに体を動かしました。
そして今回、武藤が浦郷の2邸を設計したのですが、こちらの長期優良住宅の方では、とてつもなく長く、とてつもなく重い梁が入る事になります。
その梁6m近くもあり、梁成も400㎜近い大型サイズです。
『この高台で、こんな部材を使うのっ?!』て言うくらいの梁が何本も入ります。
家本体の構造もオール4寸ですが、海を望むウッドデッキですら唐松の4寸角材で造ります。
これまた重たいので、搬入が大変そうですねぇ。。
なんで中尾建築工房の部材は重いモノが多いんだろう。。
まぁ私が決めているので、仕方の無い部分ではありますが(笑)
このように大変な現場でそれをやるからには『当然設計担当も体を張らないとな〜っ』て事で、武藤も荷揚げに参加と言う訳です(笑)
でもさすがにこの大梁はとても一人や二人では現地まで運べません。
と言うよりも担ぎのプロである彼らですら。。
交代要員を含めた計6人での担ぎ上げ・・・
どんだけ重くて、どんだけきついのって感じなのが良く分かります・・・
そして肝心の武藤、長重の梁はとてもじゃないけどって事で、短い梁を担ぐ事に。
まずは桐ヶ谷が後ろから梁を肩に載せてあげて。。
そして一番下の階段をあがるべく、スタート!!
そしてすぐに方向転換しなくてならない所はなんとか無事クリア!
そして一段上がった長くて緩やかな傾斜のあるストレートの出だし、腰が曲がり始めました(笑)
『すんませーん、社長、マジで無理っすぅ〜。。。』
と言う事で、ここから私が交代して上まで担いで上がりましたー
腰が曲がっちゃうと、もうギブって感じになりますもんね。。
もちろん私はノンストップで上までガンガン行きましたけど☆
だから梁は重たいんだから、セレクトするのは良しとしても 『もう少し現場の人たちに感謝しようなっ!』て感じです(笑)
もちろん私も合間を見て、何本かの梁を担がせて頂きました。
中には異常はほどに目の詰まった梁は4mの尺梁でも、心が折れそうになる位の重さ•••
まぁ、自分で選んでいるので、誰にも文句は言えません••
でもやっぱりこういった時には、足下が肝心になりますよね。。
やっぱり大工は白足袋の小ハゼが7枚って感じです。
元々大工さんはおめでたい職人さんでもありますから、白が一番良いと思っています。
いやそれにしても今日の梁は重すぎましたねー
どんだけ木材の目が詰まった木なんだろうって位、重たいです。
この重量感ある木造軸組が明日、明々後日と上棟します。
お楽しみに☆
いや〜、今日は生ビール飲んだけど美味しかったー☆
pelan pelan☆ママさん、今度は画像変換間違えないから、リンク見えますよね?!(笑)
明日の上棟を楽しみにしていてくださいねー☆