葉山町長柄『ジブン・sizeの家』お引き渡し☆
だいぶ陽が伸びて来ましたよね〜
2013年6月16日に葉山町長柄にて着工中だった『ジブン・sizeの家』のお引き渡しを無事終えました!
梅雨の中でしたので、雨に降られて外構関係の工事日程がずれ込んでしまったのですが、建物自体は工事も終わりまして、無事お引き渡しです!
まるで森の中に建てられた家みたいに見えるのですが、廻りは確かに山なんです。
山の麓に建てる場合は屋根や外壁などもコケが生えやすかったり、カビが生えたりしている家を良く見かけます。
よほど古い家なら気にもならなくなるのかもしれませんが、やはり新しい家は綺麗な状態にしておきたいですもんね。
そうすると、屋根や外壁に軒(のき)や破風(はふ)なども、ガルバリウム鋼板で巻き込んでおくと、後々が楽だったりするんです。
水を流せばさらっと汚れが落ちるって言えば、分かりやすいでしょうかね。
まー葉山=水と共存して暮らす町と言っても、間違いはないので、この対策は有りだと思います。
山の中でも特に麓の湿気は半端ないですしね。
こういった周辺環境ですと、やはり調湿作用に期待を持てる自然素材の無垢材や珪藻土などが調和して、心地よさを創り出してくれるんです。
玄関を開けると、もくもくしさを感じる事ができます!
2Fから階段室を見た雰囲気はこんな感じ。
そういえば葉山や鎌倉のオーナー様は無塗装で仕上げる方が多いのですが、こちらのお宅は真逆で着色系の仕上がりにされています。
着色する際のカラーリングも結構頭を悩ます部分でもあるんです。
色がいっぱいありますから、どれにしようか悩む事もしばしば。。
キッチンの対面カウンターも、タモの無垢材です。
広葉樹の木材は針葉樹の木材と比べても、とても堅い木材です。
それだけに色艶の出方も味わい深い仕上がりになったりするんです。
これも良い感じの色艶になっていくんでしょうね〜
畳コーナーには小上がりの収納を三連で造作しています。
ここだけ無塗装なのは、オーナー様塗装の為です。
こちらのお宅は、特にオーナー様作業はほぼ無いため、引き出し収納の塗装くらいはアリですよね!
こうして立ち上がった『ジブン・sizeの家』
ふと窓から葉山の景色を眺めてみると。。
思い返すと、中尾建築工房で建てた葉山の家見学会に訪れた事のあった『ジブン・sizeの家』のオーナー様。
よくよく考えてみたら、結構近い場所だったんですよね(笑)
まさかここまで良く見えるとは、思いもしなかったです!
それにしても、ブログを遡ってみると、2009年頃ですから、今は2013年。。なんだかんだと4年以上が経過しているんですよね。。
当初はリフォームか、どうするかを検討していたオーナー様。
でも、ようやく判断もついて、新築できちんと整備され、生まれ変わった土地に待望の家が完成しました!
リフォーム相談の時には、どうやって建物を曳(ひ)くか、結構頭を悩ませましたけど。。
まぁ、あの案も無駄にはならなかったと言う事で(笑)
まずは竣工おめでと〜ございまーす☆