ハンドメイドで造るロートアイアンのフェンス|WroughtIron-handmade
皆さんはロートアイアンって、ご存知でしょうか
鍛鉄とか、錬鉄とかって言われる事が多いのですが、いわゆる鉄です。
その鉄を炉やバーナーなどで火を入れて叩いたり、ねじったりする事で、様々な造形美を産み出す事が出来るんです。
つまりいかにも、人の手によって、加工されるモノになりますから、オリジナル性のあふれたデザインを造り出す事が出来ます。
これがロートアイアンね。
んで、鋳物と良く勘違いをされる方もいらっしゃる様なんです。
鋳物の場合は、素材自体はおんなじ鉄もあったり、アルミなどもあります。
なんとな〜く似ているんですけど、決定的な違いは鋳型と言われる型の中に、高温になった鉄やらアルミやらを流し込んで造ります。
つまりは型さえあれば、高度な技術が無くとも同じモノを大量に生産出来るってメリットがあるのが鋳物です。
当然、型を造って大量生産する向けの加工技術になりますから、あまりにも突拍子の無いデザインは無いのがほとんど。
だって突拍子の無いデザインの型を造っても、万人受けはしませんからね。
つまりこだわる方ほど、鋳物よりもロートアイアンを選択される方が多いって訳ですね。
こんな感じでロートアイアンと鋳物の説明をしてみると、ロートアイアンの中にも既製品のパーツだけを組み上げて造り上げる場合もあれば、全てハンドメイドで作りあげる場合もあります。
いわゆる鋳物とロートアイアンのコンビネーションって感じ。。
では、中尾建築工房に依頼される方々がどちらの方を望むかっていうと。。
やっぱりハンドメイドの方を選択される方が殆どなんですよね。
そこで今回、既にお引渡しをさせて頂きました葉山一色に建つ、ナチュラルテイストの家にてロートアイアンで造るオリジナルのフェンス工事のご依頼を頂きました!
当初は、ブロックを積んで木材のフェンスを造ってなんて話をしていたのですが、将来的なメンテナンスに掛かるランニングコスト等も含めて検討した結果。。
この家の場合は、木材で造るのではなくて、ロートアイアンで造ってしまった方のが良い という話になったのです。
木材だと定期的にペンキが必要だったりしますからね。
んで、ロートアイアンの方は、メンテがいらないかって言うと、そうではありません。
でも、あるモノを塗る事によって、サビも止められるし、後から何度も塗ったりまったりする事がありません。
と言う事でロートアイアンでのオーダーと相成った訳なんです。
ここでまず、ロートアイアンをオリジナルで制作する場合、どのような感じで作業をしているかって言うとですね。
はい 職人さんの工房に遊びに来ました!
きちんとキレイに整理された部材が並べられています。
ロートアイアンのイメージをあげるとすると、当然皆さんブラックを想像されるがあると思います。
でも加工の前段階では、こんな感じで素地なんですよ〜☆
では、結構な画像枚数になってしまうだろうから、一連の流れは後日また!
多分、今回のロートアイアン工事でPart4くらいにはなってしまうかも。。