無垢の床材にあやしい汚れ。。|元通りにする為には?!PARTⅡ
前回は錆び取り材を、サンプル板に塗りたくった所で終わりました。
いきなりぶっつけ本番で施行しつつ、もしも落ちなかったら。。ってなると嫌なので、まずはサンプル板でテストしてから本番を行いたいと考えています。
ご覧の通りに、錆取り材を遠慮無しに塗りたくりました。
塗布してから数時間置きますと、やはりご自宅の床と同じ様に1㎜弱の膜を張る状態に。
やはり漏れた液体は、この錆び取り材と言う結論に至りまして、ここからアク洗いが有効なのか、それとも無効に終わってしまうのか。。
これを実験する為には、画像右上にありますアクロンなるアク洗い材を用いる事にしました。
これは二液性の材料でして、一液材と二液材を混合させて、さらに水を入れて希釈します。
通常のアク洗いの場合でしたら、10倍に希釈したり、汚れのひどい場合は5倍にするなど、必ず水で希釈してから塗りこみます。
でも、今回の相手は錆び取り材さんでしたので『これはもう、原液でガチンコ勝負をするしかないべ。。』って思ったのです。
原液のアクロンを錆び取り材の膜に塗り込んで行きまして、ブラシで表面を柔らかくしていきます。
ちょっとやってみて驚いたのですが、以外にも錆び取り材の表面は割と早く剥がれてくれます。
感触的にはゼリー状になって、少しずつ剥がれて行くって感じでしょうか。。
全体的にまんべんなく、錆び取り材が剥離出来ましたので、アクロンと共に取り除いた錆び取り材を水で洗い流します。
この板はあくまでもサンプル材なので、豪快に水で洗い流してしまいました!
実際に施行する際には、こうやって洗い流す訳ではございません。
水を含ませたウェスにて徐々に拭き取りつつも、アクロンの白い液体が表面から無くなるまで、なんどもなんども拭き取って行きます。
こうして実験を試みた訳ですが、無事、錆び取り材は板にしみ込む事もなく剥がれ落ちてくれました!
これであれば本番を迎える事が出来ますので、また次回には着色されている床に対して、アク洗いを施行してみたいと思います!
いや〜、やっぱりやってみるもんですよね〜
イケそうな感じはしておりましたが、やっぱりなんとかイケました!