横須賀市敷地レベル測定に行ってきました!
と言う事で雨の予報でしたが、すでに予定に入れていた横須賀市の敷地と、葉山町の敷地に行きまして、レベルの測定に行ってきました。
もちろん晴れ男のこの私、予報は雨だけれども、雨にも負けず!
レベルを測定している時間帯は、雨に降られる事もなくきちんと測定する事が出来ました。
このレベル測定って、なにをしているのかって言いますと、地面の高低差を計っているんです。
設計GLと言って、おうちを建てる際には、基準となる敷地の高さを図面に書き込みます。
その地面にあわせて整地をしたりして、平らな地面として設計GLを確定します。
そのGLを決める為には、敷地の内部だったり、外部だったりにBM(ベンチマーク)と言う基準の高さも必要になるんですね。
ベンチマークは必ず動かないモノを基準とする必要があります。
例えば道路にあるマンホールも、よほどの地震が無い限りは高さは動きません。
こんな部分はベンチマークとして採用する事が出来ます。
あとはきちんと転圧を掛けた上でしっかりと造られた擁壁上場なども、ベンチマークとして採用出来るんですよね。
そこから設計GLまでの高さを出しまして、敷地のレベルを測定していくんです。
これ、地味な作業になるのですが、新築の注文住宅を建てる場合、とっても大切なお仕事の一つになります。
だって平面図上では特に問題がなかったとしても、なにか問題があるとすれば高さ関係です。
なんでもかんでも現状の敷地に擦り付けて、土間を造る業者さんも居りますけど。。
ちょっとそれは微妙だったりしますしね•••
その敷地それぞれに、持ち味や『こうした方がこの敷地は良いよね!』的な考えを纏めた上で、設計案を練り込んで行く訳なんです。
まずは最初に横須賀市大津にある敷地を確認。
ぱっと見では敷地の高低差は気にならないレベルかと思いきや、敷地内だけで最大50センチほどの高低差が出ています。
慎重に調査をして行きまして、プランニングを検討します。
そしてこのレベルを測定する上では、ただ測っている訳ではありません。
やはりこういったロケーションの良い立地を購入される方は、なにかを気に入って土地を購入されています。
例えば。。
なんとみなとみらいにそびえ立つ、ランドマークタワーやインターコンチネンタルホテルも見えてしまいます。
私が過去に、結婚式で騙されてしまったパンパシフィックホテル(今は横浜東急ベイホテル)も見えるのでしょうが、そこは書きたくないので割愛しましょう(笑)
こうしてロケーションと敷地の高低差を検討した上でプランニングする事が、敷地のイメージも出来ますし、後から工事の追加があったりするリスクを減らせる事が出来るんです。
これが、どんぶり勘定の工務店さんだと『あ、すみません、ここのブロック積みはみてませんでしたから、追加工事になります』ってなると、依頼する側からすれば、嫌な気持ちになりますものね。
そして平面図上でも検討する駐車スペースも、せっかく実際に現地へと来ておりますから、車を乗り入れてみます。
ご希望としては、車を二台停めたいとの事でしたので、停めにくそうな方だけデモを行ってみました。
右下の境界石に右後輪をぎりぎりで寄せれば、左側の敷地に車を乗り入れる事無く入りそうです。
簡単にぱぱっとプランニングを書くのは、確かに出来るんです。
でも、こういった部分もきちんと検討した上でじゃないと『あと数センチあれば。。』ってなりかねません。
さてと必要な情報は揃いましたので、これからプランニング開始って感じですね!