市街化調整区域に家を建てる!|横浜市金沢区編
注文住宅の家を建てるのって、なんだかワクワクしますよね!
造り手の私たちだって、新築の注文住宅が主としているので、毎回ワクワクする事が多いのですが、そもそも家を建てる上で、どんな土地でも家を建てても良いモノなのかって言う事。
横浜だったり、横須賀だったり、三浦だったり、鎌倉、逗子、葉山だったり、色んな市町村がある中で、その中でも家を建てても良い所って言うのは、市街化区域って所になります。
でも、その市街化区域に『調整』って言葉が付きますと、家を建てる上では色んな申請方法が必要になります。
この調整が付くか、付かないか。。
これがとっても重要で、この部分を線引きって言葉で表したりします。
市街化区域って言えば、すでに市街化している場所であったり、これから数十年先にも市街化するであろう区域の事を言います。
市街化調整区域って言うと、元々ある自然な環境を残したり、水源として残したり、農業とか林業とかに従事する事を促進出来る区域って事になります。
中尾建築工房も、市街化調整区域に何故か建っておりますけれども、なんでだろう。。。
まぁ、ここはあんまり突っ込んで頂かなくとも大丈夫ですんで、突っ込まないでね(笑)
私もはっきり言って、答えに困ってしまいますから(笑)
この括りの中で、農業とか林業とかって第一次産業になりますから、なるべくなら減らしたく無い。
でもこういった人達は、割と市街化調整区域に済んでらっしゃる方も多く居らっしゃるので、こういった農業、林業を職業としている方であれば、例外として家を建てる事が出来たりします。
そもそも、普通の人がなんにも知らずに市街化調整区域を購入して、家が建つかって言うと、なかなか難しい。
この場合は、線引き前にも家が建っていたと証明するモノが無い場合は、家を建てられません。
そんな縛りを設けているのが市街化調整区域になります。
そして今回の案件は、横浜市金沢区釜利谷東になるのですが、がっつりと市街化調整区域内になります。
すでに母屋は建っていて、その母屋とは別にもう一棟を建てる事を希望されている訳なんです。
さらに建てたい土地は、建築基準法上の道路に接してない••
なので市街化調整区域担当の課で、話をしつつも道路も調べなくてはなりません。
実に忙しいんですよね。
台帳、一時間くらい眺めてました•••
市街化調整区域に新たに家を建てる為には、それこそ普通の建築確認と違って、あっちにこっちにたらい回しされます。
でも、私クラスになってくると、一つの建て屋の中に、それぞれの課がある場合、こんな事を言ってしまう事があります。
『はい、それぞれの課のみなさん、集まって〜!!』
これやった方が話も早いのよね〜
無駄にたらい回しされるのも嫌ですしね(笑)
でも、最初からこんな事はしませんけども、ある程度親しくなって来たら、この様な必殺技を行ったりするんですよね。
んで今日一日で廻ったのは4つ。。
ま〜、しきりにあっちこっちに廻される理由としては、今回の建てたい敷地が建築する上で必要となってくる接道用件が足りてない事が一番ネック。。。
なので、これから過去の閉鎖された謄本等も、確認したり、旧公図と比較してみたり、事前相談票を提出したり、農業委員会にも同時平行で話を進めて行かなければなりません。
まだ、この段階では、確実に家が建つとは言えません。
でも、同時並行であっちこっちの課と話をしつつも、進めない事には家が建ちません。
当然、一つのブログだけで終わる事は出来ませんので、おそらくPart5とか、6くらいまでは行くんじゃないかな〜感じがします!
さてと、来週の月曜日は農業委員会に行かなくてはならないので、書類を整理するとしよう。。
Comment
俺んちの近くじゃないすか
釜利谷東さん☆
いつから釜利谷東さんに改名されたのでしょう?(笑)
ま、反対って言えば反対だけど、近いって言えば近いかもね!