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建築現場の近隣トラブル|クレーム?それとも独り言??

 
  2018/12/24
建築現場の近隣トラブル|クレーム?それとも独り言??
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つい先日のお話ね。
某現場の近隣の方からお電話を頂いておりました。
うちの監督を電話口に呼んで欲しいとの事なので。
電話を対応した他スタッフの議事録では。
1回目の電話(金曜日)
おたくで工事している近隣の者だが一言言いたい事がある。
おたくは建物を作るのに近隣への配慮はしないのかとの事。
監督不在をお伝えし、折り返しの連絡させますのでお名前とご連絡先を伺うと。
突然家に来られたりしても嫌だから教えない、改めて掛け直すとの事で電話終了。

2回目の電話(金曜日)
一言言いたいから、連絡をよこせとの事。
名前と連絡先を教えてもらう。
どのような内容でしょうか?と尋ねると考えれば分かるはずだ、分からないようだったらどうかしてるとの事。
今日この後、俺は忙しい、土曜日も忙しい。
だから日曜日に連絡してこいと言って電話終了。

そして、今日になり携帯電話からの着信を私が出ましたら。
監督を呼び出してくれとの事だけど。
週末は現場もお休みだし、監督もお休み。
私が代表者ですのでお話を代わりに伺いますが、どの様な事でしょうか?
とお伝えしたら。
(ご近隣の方)「お宅、挨拶のチラシには2F建てって書いてあったけど、3F建てを建ててるじゃないか?」

これがそのチラシ。
chuumon-jyuutaku-kouji-kure-mu-hitorigoto.jpg


個人情報の分かる部分は、削除してますけど。
こんな感じのチラシを工事前にお配りしております。
(私の心の声)ん、いや。
あの家は2F建てだったと思ったけど、自分が担当では無いから・・・
(私)「しばらくお待ちください。資料を見て確認をしますので。」
見てみると、確かに確認申請上は2F建て。
強いて言えば、ロフトが付いている程度で。
スーパーハイルーフバルコニーをやってる訳でも無く。
3F建てでも無い。
なので。
(私)「お待たせしました、この家はやっぱり2F建てですよ。」
(ご近隣の方)「上に何かあるから3Fじゃないの?」
(私)「それはロフトがあるので、そこに行く階段室の塔屋ですよ。」
(ご近隣の方)「だったらなんで、挨拶の案内の時に2F建てロフト付きと書かないんだ?」

(私)「・・・」
この手の方は、それが仮に書いてあったとしても。
違う理由で、何かしらをおっしゃって来られるケースが多々あります。
そもそも。
近隣の挨拶回りの際に、図面や資料をお見せる義務は全く無く。
さらに挨拶回りすら、やらない業者も多い訳でして。
(私)「ご挨拶廻りの際に、申請上の書類や図面をお見せする義務は無いですし。
お客様のプライバシーの侵害にもなりますから、その様な対応は出来かねます。
また、建築基準法を守り、違反建築やすり抜け行為をしている訳ではありませんから、ご挨拶廻りの案内状に不手際があるとは思いません。」

と、お伝えしたら。
(ご近隣の方)「法的な事を言ってるんじゃ無い、倫理的な事を言ってるんだ!」
(私)「はぁ・・・」
そして会話は、同じ事の繰り返しをするだけで。
最初は倫理的と言う事だったのだけど。
それに加えて、論理的+道徳的にと言う話になり。
それでも。
(私)「特に問題があるとは思いませんが、何故こう言ったお話をされるんですか?」
と伺ってみると。
どうやら宅地造成工事の際の業者がひどいとの事だった。
だから建築の業者はみんな一緒だとの事。
とりあえず、それ。
その業者と、うちは全くもって無関係。
なので。
(私)「そうでしたか。
ですが宅地造成工事の業者様と弊社は、特にお付き合いも情報交換する事もありません。
お気持ちはお察ししますが、それについては全くもって弊社には関係がございません。
もしも現場のゴミが飛んだり、近隣の方にご迷惑があったらお詫びをします。
また即日対応をさせて頂きますし、そう言った事が無い様今後務めさせて頂きます。
お引渡し後のお客様と近隣の皆様とは仲良くして頂きたい思いがありますので、その様な体制を整えています。
ですが今回のお話、私はどう考えてもクレームとして受け取れません。
それにこの現場の土地は、弊社のお客様所有の土地になります。
自分の土地では無いのに、ご近隣様がプランニングについて、どうこう言える事ではありません。」

そうお伝えしまして。
この手の方が、必ず使う言葉があって。
(ご近隣の方)「この辺りでは、みんなでルールを作って、それを守っているんだよ!
だから、あなた達は間違ってるんだよ!」

と言いますか・・・
もしもそう言ったみんなルールがあるのであれば、市役所にそうしたいと相談をして。
市役所に認めてもらって初めて協定なり、なんなりを作ればいい。
けれども。
そんなルール、取り敢えず公開されていない暗黙のルールであって。
公開してないのだから、確認しようにも確認する手段が無い。
それに。
そのルール、実際にはあるのか無いのかすら怪しい・・・
これはもう、完全にクレームではなく。
私は、独り言を投げかけられているだけを知り。
ご近隣様もクレームの電話はしたけど、謝ってもらえない。
延々と同じ事を繰り返すだけでしたので。。
当初予測されていた答えと違う反応を私がするから、どう収めれば良いのか分からなくなってしまったのでしょう。
ですので、私の方からこの様にお声がけさせて頂きました。
(私)「大変申し訳ないのですが、私も今お電話の対応をさせて頂いておりますが。
打ち合わせを抜け出しての応対をさせて頂いている状態です。
会社として、全く問題が無いと判断してますので、この辺でよろしいでしょうか?」

とお伝えしましたところ。
「あぁ、分かりました、すみませんでした。」
となり、電話は終了。
確かにいろんな業者さんが居るのは事実。
最初に嫌な思いをされたのかもしれないけど。
これは建築云々に限っての話ではなく。
自分自身で作り上げた、自分自身の常識があったとして。
周りに対しても。
それが当たり前!
それが間違い!
それが常識!
と思い込み過ぎてしまう方に多いと思う。
おそらくこれでは、仕事もプライベートも。
上手く行かないのでは無いのかなぁ・・・
なんだかんだと10分なのか、15分なのか忘れちゃいましたけど。
独り言を、他人にぶつけるのは。
あんまりよろしい事ではございませんですね・・・


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