家造りのあるある!私的な普通とは?!Part1
まぁ、これは普通だよね
そんなの、出来て当たり前でしょ?
普通に考えても、問題には思えない。
この様に使われたりする、一般的な普通と言う言葉。
中尾建築工房にお越しになられる方では、特に多く使われる言葉です。
クライアント様から相談を頂く際には。
「まぁ、普通だったらこうなるのに・・・」
「普通ならこうやって説明があるはずなのに。。」
「普通に考えても、もう少しまともな案が出てきても良いはず」
と、他社様とで打ち合わせをされて来て。
結局、中尾建築工房でプランを開始される事があります。
創り手の私たちとしては、やはりヒアリングをしっかり取る事。
これを重視しておりまして。
それこそ十人のクライアント様が居れば。
十通りの普通と、日々向き合っております(笑)
十人十色とは、昔の方は良く言ったモノですね。
では、そこで改めて普通の意味を知っておきたいと思います。
普通とは。
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グーグルさんで、ググってみますと(笑)
いつ、どこにもあるような、ありふれたものであること。
他と特に異なる性質を持ってはいないさま。
とあります。
さて、それでは住宅と言うジャンルの中で。
家を買う。
この行為が果たして普通か、それとも普通では無いのか?
まぁ。
これは、人によってモノに対しての見方が違います。
では総務省統計局が発表している、平成25年住宅の土地統計調査によりますと。
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この統計では全国的に見て、地方ほど持ち家の率が高く。
比較的土地の高い、3大都市圏や関東大都市圏が持ち家の率が低い。
とあります。
それでも関東大都市圏での、持ち家率は50%を超えておりますから。
半分以上の方は、持ち家を所有されている事になります。
後の方は、民営賃貸、公営賃貸他に居住されている事ですね。
さらに。
56%が持ち家とはなってはいるものの。
この半分以上は共同住宅(マンション)が含まれています。
つまり、100人の世帯主が居たとして。
半数越えの方の56人は持ち家。
けれどもその半分以上が、一戸建てではなく共同住宅(マンション)
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なのでざっくりとした画にすると、こんな感じになります。
賃貸の方もいますし。
マンションといった、共同住宅所有の方も居ますし。
分譲や注文の戸建ては、ぶっちゃけ全体の3割を切ってます。
この中で。
どれが所有する上で普通かと言えば。。
そもそもマンションを買う方が、普通なのではないか?
と統計では、見えて来る気がしませんか?
しかも地方と違って関東大都市圏は、土地の相場が高いエリアですから。
それでも一戸建てが買えると言うのは。
ある意味、凄い事だと言う事になります。
人並み以上と言う事になりますね。
人並み以上と言う事は、果たして普通な事なのでしょうか?
ま、ざっくり言って普通では無い。
と言う事になるかと思います。
事実、横須賀の不動産会社の方の悩みは。
建売住宅の購入申し込みは、一応入るのだけど。。
審査の結果、ローンが通らない・・・
こんな事は、日常茶飯事なのだそうです。
つまり。
そうそう、一戸建ては買えるモノでは無い。
と言う事ですね。
では、振り返りまして。
先ほどのグーグルさんで、ググった普通の答えは?
いつ、どこにもあるような、ありふれたものであること。
他と特に異なる性質を持ってはいないさま。
でしたね(笑)
つまりですね。
「建売の家も見たんだけど。。
どーも、ピンと来なくて・・・」
と、仰られてる方とか。
注文の会社に行っては見たものの。。
「まぁ、普通だったらこうなるのに・・・」
「普通ならこうやって、説明があるはずなのに。。」
「普通に考えても、もう少しまともな案が出てきても良いはず」
と、他社様とで打ち合わせをされて来て。
結局、中尾建築工房でプランを開始されると言う事は。
もう分かりますよね?
中尾建築工房に、訪れて頂いている皆様!
全然、普通の方ではございません(笑)
と言う事になりまーす☆
さて、この普通と言う自覚。
なぜ自分的には、普通になってしまうのか?
これはまた後日、続きを解説させて頂きましょう!