家づくりに疲れてしまった方必見!家づくり成功の正しい法則をお教えします
家を建てるのは、人生で一番高い買い物になります。
大きな買い物だからこそ、ワクワクする様な楽しみがあって良いと思うのですが。
なぜか家づくりで疲れてしまう方の話を耳にします。
「土地はあるけど、依頼先選びをしていて決めきれない」
「土地を購入してかれこれ半年経つけど、3社の業者と打ち合わせをして未だに決まらない」
「建築家と打ち合わせをしていて2年弱、未だ予算調整出来ずに契約に至れない」
「借地権を購入し地代を毎月支払い中で、2社と打ち合わせ中だけど全然進まない」
「土地を買って7社以上に相談したけど、結局どこに依頼して良いのか分からない」
これらの悩みを抱えたクライアントを最短でお引渡しまで導いた中尾建築工房が、家づくり成功の正しい法則をお伝えさせて頂きます。
1.住宅商品のカラクリを知る
あなたが家づくりで疲れてしまうのは、あなたのせいではありません。
住宅を建てる依頼先に問題があると思います。
実はハウスメーカーや工務店には、それぞれ住宅商品と言うラインナップがあるのをご存知でしょうか?
ハウスメーカーも工務店も、最初は簡単な画(決して図面と言えるモノではありません)、標準仕様書、概算資金計画書(又は概算見積書)で契約を迫ります。
住宅商品を簡単に説明させて頂くと、住宅のパッケージみたいなモノです。
木造の家であれば、この様な感じではないでしょうか。
・構造
基礎はベタ基礎
家の柱や梁は集成材
・外装
屋根材はカラーベスト
外壁はサイディング
・外部建具
玄関ドアやサッシは某メーカー○○シリーズ
・内部建具
某メーカー○○シリーズ 木目調ドア
・内装
内装床は普通のフローリング
内装の壁はリーズナブルな壁紙
階段も某メーカーのリーズナブルな階段
・設備
キッチンは某メーカーI型ストレートの2550タイプ
お風呂は某メーカー1616のユニットバス
トイレも某メーカーのシャワートイレ
洗面化粧台も某メーカーW750タイプ
この様に住宅商品は、それぞれ決まったモノがあります。
要望がさほど無い方ほど、これで良ければ良いのです。
ですが要望がある方ほど、これでは満足の出来る家にはなりません。
ましてや注文住宅を建てるのですから、それなりに注文したくなると思うのです。
例えばトイレを変えてもらう事にしてみましょう
トイレを某メーカーのシャワートイレ→違うメーカーのタンクレストイレとお洒落な手洗いセット
すると、この差額が数十万円追加となります。
変更したい項目が10個あれば、ざっと10倍近い金額差になりますから。
それは目ん玉飛び出る様な、追加料金を目にすることでしょう。
実はこの段階で気づけてない方が多いのですが、これは既にハウスメーカーや工務店の囲い込みに陥っている状態です。
要望があればある方ほど、この段階で気疲れをしてしまいます。
良いですか、ここで思い出して頂きたいのですが。
家は大きな買い物だからこそ、ワクワクする様な楽しみがあって良いのです。
ただでさえ大きな買い物なのに、大きな追加料金で目ん玉飛び出してたら。
ワクワクする様な楽しみなんて、皆無になってしまいます。
2.家族の要望を書き出す事から始めよう
私がいつも提案しているのは、ハウスメーカーや工務店の住宅商品はさておき。
あなた(家族)が建てたい家の、要望を書き出す事から始めてください
とお伝えをさせて頂いています。
もっと言えば、ご夫婦や家族で意見をまとめる必要はありません。
予算の事もあるでしょうが、この段階ではそれぞれの意見を尊重する事が大切です。
ご主人様は
自分で好きに使える書斎が欲しい
車が好きだし大切だから、ビルトインガレージが欲しい
奥様は
毎日の家事を楽にする動線が欲しい
それも出来るだけ、労力のかからない家にしたい
家庭ゴミのゴミ出しをもっと楽にしたい
お子さんなら
自分の部屋が欲しい
ジャングルジムの様に登れる柱が欲しい
ご家庭によってこれらの要望はバラバラでしょうが、これらの要望は尊重し合って絶対に潰し合わない様にしてくださいね。
3.理想の家を建ててくれる依頼先を探す
要望を書き出した紙は、実はあなたにとって強力な武器となります。
とりあえず住宅展示場に行けば、とりあえず過剰な営業を受けてしまう事になります。
とりあえず工務店に行けば、とりあえずの案を聞くだけになります。
私も仕事柄、興味本位で住宅展示場に行った事もあります。
正直に住所や名前、電話番号を書けば。
私たちよりも早く自宅に到着して、営業マンの挨拶や資料説明が始まってしまいます。
これではみなさん、ストレスを受けますよね。
ですので、あなたにやって頂きたい事は。
これらの要望を紙に書き出して、ハウスメーカーや工務店に相談してみて下さい。
と言う事です。
紙に書けないイメージ的な要望は、雑誌の切り抜きやネットの画像を印刷しても良いかと思います。
こうする事で、自分たちでも思っていなかった要望が湧き出て来る事もあるでしょう。
是非、要望を書き出す事をお勧めします。
4.結局のところ依頼するのは一社
要望を書き終えたら、それを見せながら依頼先の候補に相談をする事です。
これが出来ていると、ハウスメーカーや工務店の提案力が問われる事になります。
提案力があれば、すべてを実現したプランニングと見積もりを提出してくれるでしょう。
提案力が無ければ、おそらくピントも話も合わないと思いますので。
自ずと依頼先の候補から外して行く事になります。
あなたの家づくりを成功に導けない営業マンに、無駄な労力を掛けて疲弊している場合ではありません。
まずは楽しんで良いんだと言う事を、忘れない事です。
この後は信用出来るハウスメーカー、工務店が絞れた段階だと思います。
予算については様々な要望を伝えてますから、見積書は高額になっているかもしれません。
そこでどの様にしたら、自分たちの要望と予算のバランスが取れるか?
今度はその提案をしてくれる、ハウスメーカーや工務店を選択する事です。
この段階なら最初は5社ほどあった依頼先の候補も、自ずと1社に絞れてくるはずです。
どうしてもこの要望は叶えたい。
これだけ掛かるなら、この要望は無くしても良い。
そんな事をじっくりと相談しながら、要望の詰まった家を形にしていきます。
家の依頼先をいつまでも複数社と打ち合わせするのも、家づくりに疲れてしまう要因にもなり大変だと思います。
- このハウスメーカーには、こう言った。
- あの工務店には、こう説明した。
- 例の建築家は。。なんて言っていたっけ。。
何社もあれば、それだけで訳が分からなくなり兼ねません。
むしろ一社に絞って、しっかりと打ち合わせを詰めて行って。
楽しい家づくりを進めてください。
5.まとめ
家を建てると決めてから少し前なら、住宅展示場や雑誌で依頼先選びをするのが一般的でした。
今ではネットの普及で、ひたすら情報を探せる世の中になりました。
スマホがあれば、いくらでも好きだけ情報を探せるので。
逆に情報が有り過ぎて、迷ってしまったり、疲れてしまう方もいます。
でも大丈夫です。
家づくり成功の正しい法則を守って頂ければ、あなたの家づくりは必ず成功します。
ぜひ、信頼出来るパートナーにたどり着いてください。
プロとしての知識や地域の風土を理解している依頼先であれば、あなたにとってマイナスとなる事はしません。
むしろ必要と思ったらコストが上がるかもしれないけど、これをやっていた方が良いと言う提案や説明を必ず行います。
ぜひ家づくりに疲れてしまった方は、家づくり成功の正しい法則を守って計画を進めてくださいね。
もしもあなたの廻りに最後まで話を聞いてくれ、あなたの要望を叶えるハウスメーカーや工務店が居ないのであれば。
その時は中尾建築工房にご相談ください。
神奈川県内なら元大工であり建築家の中尾建築工房が、人生で最高の家つくりをあなたに提案させて頂きます。