新築のマイホームを建てるなら工務店の注文住宅がおすすめ
そろそろマイホームを建ててもいい年齢かもな。
初めてのマイホームを新築で建てるなら、どんな家が良いのだろう。
漠然とマイホームを建てようと思った場合、まず最初に思ってしまうのがこんな感じだと思います。
そこで新築のマイホームを提供している中尾建築工房から、新築のマイホームを建てるなら注文住宅がおすすめな理由を解説いたします。
1.実際の家を見てみよう
初めてのマイホームを建てる時、まずはどんなイメージが浮かんで来るでしょうか。
土地をすでにお持ちであれば、なんとなくのイメージが付くかもしれません。
でも、土地を買うのもこれから。
マイホームを建てるのだって、もちろんこれからだった場合。
あなたは自分がどの様なマイホームを建てたいのかすら、イメージが湧かないかもしれません。
ですから最初は実際に建てられている、マイホームを見に行く事から始めてみましょう。
新築の建売住宅だって、立派なマイホームに成り得ます。
住宅展示場に立つハウスメーカーの家も、もちろん超立派なマイホームになるでしょう。
まずは自分がどの様な嗜好があるかを知る為にも、まずは家を見に行く行動を取る事にしましょう。
新築の建売住宅は、販売チラシなど見る事で販売会のお知らせ日程が分かるかと思います。
もしくは近所に建売住宅が建てていれば、その家を見るだけでも充分だと思います。
この時にあなたが気にするポイントは、なんとなーくで構いません。
「おぉ、この家良いじゃん!」
「もしかしたら理想の家かも。。」
「ここなら通勤も便利だし文句無しのマイホームだ!」
もしもあなたが建売住宅を見に行って、こんな感じの印象を持つのであれば。
私はそのまま購入しても、良いかと思います。
そしてこの先はもう、お読みにならなくても大丈夫だと思います。
短時間で自分に合うマイホームが見つかったのですから、それは本当に良い事だと思います。
ではここから先をお読みいただく場合は、建売住宅にこんなイメージを持つ場合の方を対象とさせて頂きます。
「なんとなく間取りが狭いかも。。」
「なんとなく残念な感じかも。。」
「なんとなく微妙かも。。」
「無駄に狭い部屋ばかりなんだけど。。」
「この家には俺の人生掛けれないかも。。」
この様に思った方は、今後は建売住宅を見るのを止めましょう。
出来るなら住宅展示場の家々を見て、さらに自分の嗜好を確認した方が良さそうです。
人によって新築のマイホームに持つイメージは、それこそ10人いれば10通りの家がある訳です。
建売住宅を見て、微妙だと思ったあなたは今後何棟の建売住宅を見ても、気に入る建売を見つける事は出来ないと思います。
その理由はいったい、何故なのでしょうか。
建売住宅は売値を売れる価格にするため、建物の内容を圧縮する必要があります。
極力コストが掛からない様に設計原則を設けて、高いコストを掛けずに売り切る家を建てるのです。
その設計原則は目で見て分かると言うよりは、体感で感じた答えが正解になります。
言葉で例えるとするならば、延べ床27坪4LDK建売住宅お約束バージョンと言える家なのです。
本来なら27坪の延べ床面積に対して、4LDKを詰め込むのは無理に等しいのです。
ですが売れる価格に設定する必要がありますので、とにかく詰め込んだ間取りで建ててしまうのです。
あなたが感じた違和感の原因は、建売住宅独特の設計原則にある事を覚えておいてください。
2.住宅展示場を観に行こう
建売住宅で微妙な思いをしたのであれば、今度は住宅展示場に行ってみましょう。
ただし最初にお伝えしておきたいのですが、住宅展示場は大人のディズニーランドと呼ばれる場所です。
ご結婚されて、お子さんが出来て。
その様な方達をターゲットに、週末はとにかく営業マン総出であなたを囲い込みしようと計画をしています。
実はここだけの話で住宅展示場の営業マンは、週末にお客様との接点を賭けるしか無いのです。
住宅展示場は昔なら平日も満員御礼でしたが、今では週末でも満員にならない状態です。
平日などはむしろ閑古鳥ですので、とにかく週末にお客様との接点を造る必要があるのです。
ですからかなり営業する気満々ですから、注意をしながら見る事をおすすめしたいと思います。
この様な裏事情がありますので、とにかくあなたの名前や住所に連絡先をアンケートと共に書かせようとするのです。
私も住宅展示場に行って、真面目に個人情報を記入した事がありました。
スーパーで買い物をしてから帰ったのですが、その時間には営業マンが自宅マンションに待ち構えていたのです。
これには私も、超ビックリした経験です。
ですから真面目に名前を書くのは良いとして、住所や電話番号は若干違う番号にする方が良いかと思います。
そして住宅展示場に行く目的は、家のスケール感を見る事や。
家の外観を見る事で、自分たちの好きなスタイルを見つける事に利用をすれば良いのです。
この住宅展示場に来てみた段階で、もしも感じの良さそうな印象を持った場合。
その営業マンが信頼できる方なのであれば、今後の相談をしても良いかと思います。
契約時点は、2500万円の資金計画かもしれません。
そしてあなたのマイホームが完成する頃には、3000万円や3500万円になっているかもしれません。
それでも大丈夫な方であれば、住宅展示場のハウスメーカーで憧れのマイホームを建ててください。
そしてここで読み止めて頂いても、だいじょうぶです。
「ハウスメーカーの家は参考になるのだけど、なんだかちょっと違和感がある」
と思った方は、この続きをしっかりと読んで頂ければと思います。
3.まずは要望を書き出そう
建売住宅は微妙。
住宅展示場のハウスメーカーにも違和感。
あなたがそう感じたのであれば、残るのは工務店で建てる注文住宅と言う事になります。
地域の工務店では、様々な種類の注文住宅を建てていますし、各社にそれぞれこだわりがあります。
あなたはこの段階で、2種類の家を見て来た訳です。
- 建売住宅
- ハウスメーカーの規格住宅
あなたが感じた違和感に共通するのは、どちらも規格化された住宅なのです。
ですからこの二つの家を見て思った感想を、紙に書き出す作業を行ってみてください。
紙は何枚書いてもかまいません。
今住んでいる嫌なところでも構いませんし、建売住宅やハウスメーカ−の家を見て感じた嫌な部分でもだいじょうぶです。
さらに書けるなら、あなたがどの様なイメージを持っていたかも、一緒に書いてみる様にしましょう。
この時のポイントとしては、ご夫婦で意見を合わせる必要はありません。
むしろ別々で書いて頂いても、大丈夫なくらいです。
そして慌てて書く必要はありません。
むしろ合間に書く事で。
「あっ、そう言えばこんな事も思っていたんだ!」
そんな要望も出て来るかもしれませんよね。
ですから慌てず焦らずに、紙に書き出す作業を行ってください。
4.相談しやすい工務店を頼ろう
紙が書き終わった段階になると、自分たちでも思ってもいなかった様な要望が出て来ているかもしれません。
ここで工務店の事を調べる作業を行ってみましょう。
- 雑誌に出ている工務店
- 地域で検索して出てくる工務店
- ポータルサイトに登録している工務店
様々な工務店があると思うのですが、自分たちの嗜好や要望を叶えてくれそうな工務店を探すのです。
家の外観や内観イメージは、特に参考になるかと思います。
工務店を見つけたら、3〜5社程度に絞り込みを行いましょう。
あまりにも多くの工務店を見に行った場合、家を建てる前に疲れ切ってしまう場合もあります。
私のところで家を建てたクライアントも、最初は様々な工務店に行っていた方も居ました。
その結果、7社以上を廻った方は、疲れ切ってお戻りになられました。
感想を聞いてみたところ、どこもその予算では無理だと言われ続けて、くたびれてしまったのだそうです。
ですから絞り込みは肝心です。
絞り込みが終わったら、今度は工務店のホームページを見てみる事にしましょう。
ブログなどを更新していたり、見学会のお知らせが計画されてたり。
施主が興味のある事を記事で書いてる工務店は、割と地域でも評判の良い工務店が多いです。
むしろ評判の悪い工務店の場合は、情報発信すら行ってはいません。
毎回ホームページに訪れても何も更新が無ければ、見る側としてはつまらない物になってしまいます。
ですからその様な部分をしっかりと見る事も大切になります。
5.要望はすべて引き算で考えよう
そして工務店が決まったら、要望は全て伝える事が重要です。
実は住宅業界と言うのは、契約するのが前提の場合がほとんどです。
でも、どんな家が建つのか分からないのに、契約なんてする事は出来ないかと思います。
- 簡単な図面
- 簡単な資金計画書
- 当社標準仕様書
これじゃぁ、私だって契約印なんて出来る訳が無いと思うのです。
ですからここで必要になって来るのは、あなたが書き出した要望の紙なのです。
紙は言葉で伝えるよりも、工務店にはしっかりと伝わります。
予算の事も説明して紙に書き出した、要望も考慮してもらってプランニングに入って行きましょう。
要望を全て詰め込んだ家の場合、多くの場合は予算がオーバーになる事が多いのです。
紙に書き出した場合、こんな事が分かる様になっています。
- 自分たちの守りたい予算
- 自分たちの理想を叶えた家の予算
ここには必ず開きがあるのです。
ですから要望を詰め込んだ家の価格を見て。
「失敗してしまったー、予算が全然足らなーい」
と、嘆く必要は無いのです。
その要望全てが詰まった家を、そのまんま建てなくてはならない訳ではありません。
そこから引き算をすれば良いのです。
「この金額で叶うなら、これはやっぱり諦めたくない。」
「そんなにするなら、こんな設備なんて要らない。」
「この値段で買えるのかぁ。。ちょっとこれはキープで・・」
この様にして少しずつでも良いですから、引き算でマイホームの計画を進めるのです。
これであれば最初に要望が詰まっていますから、後々になって予算が上がる事もありません。
この引き算の方法は、実際に私の会社で行っているやり方です。
みなさんお弁当を食べながら、どこをコストダウンをしようかな。
そんな感じで、コストの調整を行っています。
引き算の方法なら住宅業界特有の、緊迫感のある打ち合わせにはならないのが特徴です。
住宅業界は基本的に最初の提案の段階で、契約を促す業界です。
- 薄い見積書
- 漫画見たいな図面
- よく分からない標準仕様書
これでは契約をしろと言われても、契約をする一歩を踏み込む事が出来ません。
ですから工務店さんには、こんな感じで説明するのが良いかと思います。
私たちは自分たちの家の要望をまとめてきました。
御社はこの要望の金額を出してもらって、そこから引き算で打ち合わせをしてくれる工務店さんですか?
それであればお願いしたいのですが。
この様に相談をする事で、良心的な工務店であれば引き算の打ち合わせをしてくれると思います。
そこで面倒臭そうな雰囲気を出すなら、その工務店に依頼をするのは止めた方が良いでしょう。
面倒臭い対応する工務店は、建てた後にも必ず面倒臭そうな対応するしかありません。
引き渡しを受けた後に、何かあって連絡を取ったとしても。
あなたの望むアフターフォローはせずに、面倒臭そうな対応をするしか無いのです。
そして何度か相談をして、信頼出来たなら。
その工務店で契約をしても良いかと思います。
せっかく建てる初めてのマイホームです。
あなたは施主なのですから、要望を詰め込んで家づくりを楽しんで良いのです。
家づくりを楽しむ事、そしてその後の生活も楽しむ事。
これが家づくりの基本ですから、ぜひ納得のいく工務店をパートナーに選んで良い家づくりを進めてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マイホームを新築するなら工務店での注文住宅を、おすすめする理由がお分かりになられた事かと思います。
何度も建てる訳ではない新築のマイホームです。
ぜひ後悔をしない為にも、あなたの要望をしっかりと聞き入れる工務店に依頼をしてください。
あなたのマイホーム計画地が神奈川県内なら、中尾建築工房にもご連絡ください。
マイホーム談義を重ねて引き算を駆使した、最高の注文住宅をお引渡しする事を約束します。
土地の無い場合も一緒に見て回る事で、しっかりとフォローをさせて頂きますからね。