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家を建てる為に購入した土地に居る神様〜お稲荷様や巳神様の望むモノとは〜②

 
  2020/03/19
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前回の続きです。

 

 

お稲荷様や巳神様、井戸神様の居る土地を手にしてしまった中尾建築工房です。

 

新築のモデルハウスを建てるのを諦めた訳ではなく、建てる事のお許しを頂く為に動き出しました。

 

少しでも良い御宮を建てるために、私自ら施工に参加をしたり。

 

下働きレベルの作業も行って来ています。

 

神様に対して無礼のあった土地だと分かれば、それをしっかり修正するのも地元工務店の務めと言うモノです。

 

ではあれから、どうなっていったのか。

 

実例の続きをご紹介したいと思います。

 

1.御宮の台座を設置する

1.お宮の台座を設置する

 

埼玉の御宮製作所から、無事に神奈川に戻って来たのは陽も暮れた時間でした。

 

御宮に台座、眷属さんや鳥居など、それぞれ建てる工程が違います。

 

  • 御宮の台座設置
  • 眷属の台座設置
  • 鳥居の基礎設置

 

そこまでを終えて床周りの仕上げを行えば、いよいよ御宮の遷座祭となります。

 

遷座祭とは、神様をそこにお祀りする際の祭儀の事を言います。

 

  • 御宮を新築した場合
  • 御宮を修繕する場合
  • 御神体を移動させる場合
  • 神棚を新たにお祀りする場合
  • 神棚の御社を交換する場合
  • 神棚の板を交換する場合

 

有名どころでは伊勢神宮の20年に1度行われる式年遷宮祭(しきねんせんぐうさい)と言う祭儀が有名ですが、遷座祭を定期的に行う祭儀と言う意味では同語となります。

 

この遷座祭の中で、同時に行うのが下記の作業です。

 

  • 御宮を遷座する
  • 眷属を遷座する
  • 鳥居を建てる

 

ですから遷座祭までには、足元周りの作業は全て完了させる必要があるのです。

 

さすがに1.2tも重量のある台座設置を、私一人で作業するのは無理と言うモノ。

 

特に私の伝手では、石屋の友人が居る訳でもありません。

 

そこで一人の男の存在が上がりました。

 

吉田造園吉田さん

 

吉田造園の吉田さん(笑)

 

彼は石屋さんではありませんが、今回の御宮は敷地内の庭に関連する作業となります。

 

経験していて損の無い作業だと思いましたので、敢えて吉田さんを指名する為に。

 

わざわざ雨予報の日程で、作業の工程を組みました。

 

雨が降れば、お庭の作業は出来ませんからね。

 

平積みされた台座を一旦敷地に積み直し

 

雨だと言っても、作業に支障の出る程度の雨ではありません。

 

御宮の台座は梱包の状態では、下は下、上は上になってますので。

 

そのままでは、一段一段を積んで行く事が出来ません。

 

なので平積みされた台座を、一旦敷地に積み直して、一段一段のレベルを見ながら高さを調整して行きます。

 

台座の積み上げ作業中

 

この台座は、一段が200kg以上もの重量があります。

 

接着しなくとも、重量で動かなくなってしまうのですが。

 

敢えて隙間の調整にM10のナットを入れて、ワッシャーで水平の高さを調整して行きます。

 

その隙間をモルタルで目地詰めを行う事で、御影石同士の接着も兼ねています。

 

石の精度も若干の不安がありましたが、元大工の目から見ればその誤差はかなり大きいモノです。

 

一段ずつ水平を見ながら、最後の天板までしっかりと積み上げて行きます。

 

台座天板の水平を確認中

 

台座天板の水平を確認中

 

全ての段で水平を見て来ているのに、そのまま積んだだけでは天板が水平になりません。

 

一段一段の癖を見ながら、しっかりと据える事が出来ました。

 

それにしても見た目はチャラチャラしてると思われがちなのですが、意外にも白髪が増えています。

 

むしろもう白髪染めをしなければ、ほぼ真っ白なのは間違いありません・・・

 

苦労してんだなぁ、私。。

 

 

そして眷属さんの台座は、接着剤を用いながら接着。

 

鳥居の基礎のレベルもしっかり出して、この日の作業は終了です。

 

そして翌日には左官の親方を呼んでおりまして、台座の目地仕上げと基礎の仕上げをお願いしておりました。

 

台座のモルタル目地の充填

 

とても暑い日だったのですが、私も目地詰めを手伝ったり。

 

モルタルの手練りは私がお手伝いをする事で、なんとか1日で作業が完了しました。

 

台座のモルタル目地の充填と基礎仕上げ完了

 

これで遷座祭までの作業は、床を残すだけになります。

 

床は防草シートを貼ったり、敷石を設置、そして玉砂利の仕上げでお願いをしてあります。

 

左官の親方を見送った後、私も帰ろうかと思った矢先に。

 

除草剤散布

 

原付を運転して、除草剤のタンクを背負った吉田さんの登場です(笑)

 

草を刈る前に除草剤を撒いておくと、整地の作業がとても楽になるのだそうです。

 

除草剤散布中

 

狭い部分も同じ様に散布してもらい、防草シートを張る準備をして頂きました。

 

2.お彼岸中は神事の作業は中止

2.お彼岸中には神事の作業は中止

 

このまま作業を終えて、即刻にでも遷座祭を執り行って頂きたいのですが。

 

S先生からは、この様な忠告を受けておりました。

 

これらの作業はお彼岸中、なんであっても一切触ってはならない

途中でもなんでも、その期間は一切触ってはならない

 

その教えを守る必要がありますので、お彼岸中の9月20日〜26日までは作業をお休みにさせて頂きました。

 

それまでは動いていた作業がピタッと止まってますので、近隣の方には止まった事に驚かれた事でしょう。

 

急いでも仕方がないですし、こればかりはどうしようもありません。

 

この期間、御宮は中尾建築工房の作業場入り口に置かれておりました。

 

御宮の様な白木仕上げの素材と言うのは、遷座までに日照りなどを気にしなくてはなりません。

 

ですからそれまでの間、中尾建築工房の入り口はこの様になっておりました。

 

遷座までの保管期間

 

中尾建築工房は思い切り真西に入り口があるのですが、まともな西日が当たってしまうと相当な日焼けになり兼ねません。

 

白木の状態を維持する為にも、シャッターを下ろして開けたら閉めると言う断り書きを記載させて頂いておりました。

 

遷座までの保管期間

 

業者さんや打ち合わせ中の方には、少々驚かれた事だと思います。

 

そして現地では、台座が設置された状態で止まっておりました。

 

お彼岸中の現地の様子

 

作業は止めてますし、遷座もして頂いた訳でも無いのですが。

 

せめてものお酒とお水を、台座の上に乗せておきました。

 

工事を止めている間は、ふと頭の中で考える時間が作れました。

 

井戸の神様については、直接自分の敷地では無いとしても。。

 

お稲荷様はおそらく、大企業の社長さんが祀られていたお稲荷様だとして。。

 

問題なのは、巳神さんだと思うんだよな・・

 

仮に私の仮説が当たっていたとするならば、東京オリンピック開催と同時に作られた国道の為に蛇塚が埋められてしまっていたとして。

 

もしもそうなら来年開催の東京オリンピック前に、ようやく気がついたかって事なんだよな・・・

 

その間ざっと56年間だとして、半世紀以上も何かしら訴え続けていたんだろうから。

 

しっかり御祀りして、近隣の方にも崇拝される状態に出来ると良いんだけどな。

 

 

缶コーヒーを飲みながら、そんな事をぼけっと考えていたのであります。

 

実はお稲荷様と巳神様は、お仲間と言っても過言ではありません。

 

お稲荷様の御絵札

 

これは某稲荷神社の御絵札です。

 

うかのみたまの神とは、神道のお稲荷様の御祭神なのですが。

 

お稲荷様の御絵札に、白い狐と黒い狐、そして中段には蛇さんが居ます。

 

蛇さん=巳さんですから、その括りの中では同意と言えます。

 

巳神様=蛇さんは地を這いますので、地面の下の事もよく分かると言われています。

 

井戸の神様は水神様や龍神様と言われており、巳はいずれ龍にもなると言われています。

 

この事からも巳神様、お稲荷様、龍神様には共通点が大変多いのです。

 

ですからこの地のお稲荷様、巳神様、龍神様にも、少しばかりの誠意が伝わると良いなぁと思うのです。

 

そんな私の考えとは別に、外宮計画は一度変更になった事がありました。

 

実は当初、御宮の向きは国道側に向かれてはおりませんでした。

 

御宮の配置変更前

 

この様に東南の向きで、配置する様に指示されていたのですが。

 

うーん・・・

 

東南の位置だと、細い長い土地だけに余計に細い土地利用となってしまう・・・

 

国道側から階段を設ける様にするから、なんとか国道側に向けられないモノだろうか・・・

 

そんな様に思っていた矢先、工事直前の段階で国道側へと変更になったのです。

 

外宮の向きは国道側に変えましょう。

 

S先生から急遽お話頂けたので、早速向きを変更させて頂いたのです。

 

お彼岸中の現地の様子

 

この方が、なんだかしっくり来る様な気がします。

 

逗子湾独特の夕焼けも、この方位なら眺める事が可能です。

 

きっと来年の逗子海岸の花火も、御宮から見える事でしょう。

 

ホントは遷座までに入り口の階段や、周辺の床の整備が出来れば良いのですが。

 

さすがに懐事情と言う、困った問題もありまして・・・

 

そもそも、この土地を購入する際には。

 

こんなにいっぱい神様が居る土地だなんて、それこそ知るよしも無いわけだよなぁ。。

 

と、今更ながら言ってみる。

 

そうなんです。

 

そんな問題があっただなんて、それこそ知らなかった訳であります。

 

つまり心の準備たるものが、全く無い状態でですよ。

 

そんなら、やるしかねーじゃんよー!!

 

と今に至っておりますので。

 

まずは外宮を御祀りするために、必要最低限の工事を慌てて行いました。

 

今後は徐々に整備を進めて行くつもりなので、時間を掛けて仕上げていくつもりです。

 

除草剤の効力もあってか、現地の草は枯れた部分とそうでない部分、はっきりと分かる様になりました。

 

除草剤の力

 

除草剤の力って、すごい効果がありますね。

 

私も吉田さんと同じモノを、購入してしまおうかと思ってしまいました・・・

 

3.遷座祭までの作業が完了

今後のスケジュール

 

 

お彼岸が明けた27日から、吉田造園さんに床の仕上げを行って頂く段取りです。

 

私は昼過ぎに現地に到着したのですが、あっという間に整地と防草シート、白い玉石を敷いて頂きました。

 

白玉石敷き

 

本来は飛び石を予定していたのですが、御影石の平板に変更しました。

 

飛び石だと足元がふらつきやすいので、敢えて歩きやすい平板にと変える事にしたのです。

 

二人での作業でしたから、あっと言う間に作業は完了。

 

地面が想定よりも高低差があるため、予想よりも玉石の数量が足りなかった様です。

 

社長、あと10袋程度で足りると思うから、あとは自分で撒いといて!!

 

 

はーい、了解しましたー

 

 

しょうがないのでお店に行き、足らない分の庭園石を10袋ほど追加しまして。

 

白玉石の伝票

 

合間を見て、私が玉石を敷く事になりました(笑)

 

国道からの見た目

 

ま、確かに右側が寂しいと言えば、寂しいと思うのですが。。

 

あとはもう遷座して頂くだけと考えれば、石を撒くくらいの作業は何て事ありません。

 

 

4.逗子市桜山の正一位 櫻(さくら)稲荷遷座祭

 

お彼岸明けからかなりの時間が経ちまして、ようやく遷座祭を執り行うところまで漕ぎ着ける事が出来ました。

 

と言うのもS先生はとても忙しい方なので、早々スケジュールが空きません。

 

二日ほど前に電話がありまして、急遽2019年10月23日13時からの開始となりました。

 

ここで問題になるのが榊(さかき)です。

 

花屋さんでは月初め、月中であれば、ある程度の榊を用意してらっしゃるお店が多いのですが。

 

23日だと、なかなか在庫のあるお店がありません。

 

そこで中尾建築工房が、いつもお世話になっている花屋さんでは。

 

 

比較的葉の小さい姫榊(ひさかき)が、一対で四百円と言う激安さで販売されております。

 

 

私の場合はボリュームを増して頂いたので、一対で五百円になります。

 

神奈川県三浦郡葉山町木古庭619

お花畑

046-878-6087

 

横須賀市や逗子葉山で神棚の榊を購入するなら、お勧め出来る花屋さんです。

 

そしてお供え物も、しっかりと準備が完了です。

 

  • 油揚げ3枚
  • お野菜3種
  • 季節の果物1種類
  • するめ
  • 卵5個

 

新しくお稲荷様をお祀りされる方には、参考になれば幸いです。

 

当日の私は宮師代わりになりますので、御宮の取り付けから鳥居を建てるのも私の仕事です。

 

 

まずは御影石の台座にアンカーを打つべく、振動ドリルで穴あけ加工。

 

アンカーを打ち込んだら、今度は御宮を固定しけんどんの建具を閉じます。

 

 

御宮の固定が完了したら、今度は鳥居の仮組みを始めます。

 

 

Mr.Tにも手伝って頂き、淡々と鳥居の仮組みを行います。

 

 

鳥居は沓石にはめ込んで建てているのですが、レベルも一発で固定が完了。

 

ぐらつかない様に閂を固定して、無事に鳥居が建ちました。

 

 

鳥居の神額以外は、しっかりと工事が完了しました。

 

以前からS先生にはお稲荷様には、名前をつけた方が良いとの事を伺っておりました。

 

正一位雲上稲荷大明神様遷座後正一位雲上稲荷大明神様

 

この様に中尾建築工房の事務所にお祀りしているお稲荷様は、雲上稲荷さんと言うお名前です。

 

まぁ、私が飛行機で福岡からお連れしたお稲荷様なので、確かに雲の上って言えば雲の上だわな・・・

 

ので。

 

逗子のモデルハウス用地のお稲荷様にも、お名前を付けて頂いたのです。

 

お稲荷様の名前は、正一位櫻(さくら)稲荷さんです。

 

もともとこの地には既存の紅葉以外に、櫻の木もありました。

 

自然な雰囲気を好むお稲荷様なのだそうでして、櫻の木も植える事になりました。

 

 

お稲荷様の好みが分かるのは、とっても分かりやすくて大変助かりますね・・・

 

それが分かる時点で、私としては相当ビックリなんですけど・・・

 

 

遷座祭が始まり、祝詞を聞きつつ。

 

腰が痛くなるのを、相当なレベルで我慢させて頂きました(笑)

 

普通の地鎮祭などの比では無いですね・・・

 

遷座祭が終わりまして、さらに驚いたのはこちら。

 

 

これは御宮の中に入れられた幣束(へいそく)です。

 

幣束に神様が入って頂く事になるのですが。

 

 

遷座祭が終わった同時に、S先生から教えて貰ったある出来事があります。

 

 

赤色の幣束が龍神様と巳神様であり、金色の幣束にお稲荷様が入って頂いてます。

 

お分かりになりますでしょうか。

 

遷座が終わってどちらの幣束も、手前に上がってしまっています。

 

なんでも神様がいっぱい居らっしゃるみたいでしてですね。

 

人様で例えるなら、超満員御礼状態と言えば良いのかもしれません。

 

 

これではいかんと言う事らしく、新たに真鍮か銅板で大きな幣束を作る事になったのです。

 

肩身が狭いのは良い事では無いですもんね・・

 

真鍮か銅板・・・

 

また俺は、鼻血を出さなきゃならないな・・・

 

ある意味、もう慣れたけど・・・

 

5.今後のご参拝方法について

 

こうして無事、外宮の工事はひとまず完了です。

 

今後は国道側から外宮に入れる様に、階段などの整備を進めるつもりです。

 

それにしても自分が購入した土地に、まさかお稲荷様や巳神様、井戸神様が居らっしゃるとは思いもしませんでした。

 

なので取り急ぎ遷座をして頂いて、鎮まって頂く事から始めるつもりです。

 

今回は本当に、これから湘南に土地を購入して家を建てる。

 

そんな方にとっては、この様なレアなケースもあるんだよ。

 

と言う事を、私自ら改めて実感したケースでした。

 

私はほぼ毎日、出社前にはこちらに来て、お務めをする事になるのですけれども。

 

中尾建築工房のOBオーナー様や一般の方でも、今の段階でご自由にご参拝頂けます。

 

ご参拝は手ぶらで結構です。

 

日々のお供え等は、私が欠かさず行っていますので。

 

ここでお稲荷様について、簡単なご説明を差し上げたいと思います。

 

怖いと言われるお稲荷様の理由

 

 

お稲荷様はご年配の方から、お稲荷さんとかお狐さんとか呼ばれる事があるかと思います。

 

正確な話をすると、神道のお稲荷様と仏教のお稲荷様が居らっしゃいます。

 

 

  • 神道のお稲荷様は、宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)
  • 仏教のお稲荷様は、荼枳尼天(ダキニテン)

 

 

年配の髭を生やした男の神様で例えられる場合もありますし、綺麗な女性の神様として表現される場合もあります。

 

お稲荷様が怖いと言われる方も居るのですが。

 

これは荼枳尼天(ダキニテン)さんのお名前の由来に遡ります。

 

もともとはインドから日本に入ってきた仏教ですが、インドにはダーキニーと呼ばれる神様が居ました。

 

神道のお稲荷様は白狐にまたがるイメージがあるのですが、ダーキニーはジャッカルにまたがって表現されています。

 

ダーキニーさんは別名が夜叉と呼ばれており、生きている人の心臓を食べてしまうと言う伝えがあったそうです。

 

インドでは荒ぶる破壊の神や眷属だったダーキニーさんは、日本に入ってくると同時に大日如来さんに諭されたのだそうです。

 

それから厄災や破壊の神としてではなく、福の神として崇められる様になりました。

 

日本の神社でも、平将門さんや菅原道真さんを御祭神としている神社もありますから。

 

まぁ、それと同じと言う事になりますかね。

 

これがお稲荷様が怖いと言われるルーツです。

 

実際には改心された福の神ですから、誤解されぬ様と思います。

 

お稲荷様は狐の神様ではない

 

お稲荷様のあるある話で、狐さんがお稲荷様と言われる方も居るのですが。

 

あくまでも御祭神は宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)さんと、荼枳尼天(ダキニテン)さんになります。

 

狐さんと言うのは眷属と言いまして、神様のお使いと言う立場になります。

 

なので中尾建築工房のオーナー様の中には、こーんな事を言われる方が居るのですが。

 

 

中尾建築工房のオーナー様の声

 

だからキツネちゃんハウスじゃないって、最初から言ってるじゃありませんか・・・

 

こんなLINEが出来るのも、平和の証拠なんですけどね(笑)

 

つまり神様が直接何をするのではなく、眷属(お使い)のお狐さんが働くと言う事になります。

 

お稲荷様のご利益について

 

ここではお稲荷様のご利益についてご説明差し上げたいと思います。

 

  • 衣食住に関わるあらゆること
  • 五穀豊穣
  • 商売繁盛
  • 諸願成就
  • 産業興隆

 

お稲荷様は五穀豊穣、商売繁盛が、代表的なご利益だと思われがちなのですが。

 

それらは後付けの内容でして、本来のご利益は衣食住の神様で、人に着るモノや食べるモノ、住む場所を与えてくれると言われた神様です。

 

それが江戸時代以降に商売繁盛の神様として、より崇められる事になりました。

 

ですが実際には農業神や漁業神と言う、穀霊と呼ばれた食物の神だったのです。

 

衣食住と言えば、必ず誰にも絡みがありますよね。

 

日本には様々な神様が存在されておりますが、その中でもお稲荷様は身近な神様と言えるでしょう。

 

日本の中では数多くの神社が存在しますが、その中でも稲荷神社が3万〜4万とも言われていて、国内ではトップの神社になります。

 

それほど普及されたのは庶民の神様として、絶大な人気を博したのには理由があります。

 

単刀直入で分かりやすく、願いを叶えてくれる

 

この様な理由でお稲荷様は全国に広まり、日本一の神社数になったと言われています。

 

お稲荷様への願掛けのポイントとは?

 

お稲荷様にご参拝頂く際のポイントとして、願掛けをするのであれば。

 

そのお願いが叶った場合、お礼のご参拝をされる事がコツだと思います。

 

人間に最も近い神様ですから、人の願いも聞き入れる事が出来ると言われますが。

 

お願いばかりをされて、お礼を言わない人には物を申すと言われています。

 

人付き合いなどでも、同じ事だと思うのです。

 

お願いばかりをして、恩恵を受けてもお礼をしない人って居るじゃないですか。

 

これでは神様でも、人様でも、誰にも相手にされなくなるのは当たり前の話です。

 

ですから必ず、お礼の参拝をするのは基本だとお考えください。

 

おねだりするだけの人は嫌われる

 

また常にあれこれ欲しがり、人におねだりするだけの方も気をつけた方が良いのですが。

 

ちゃんとお礼をするのが望ましいと思います。

 

お稲荷様の基本は、give and takeとお考えください。

 

その実例をご紹介してみましょう。

 

稲荷神社の中でも有名な伏見稲荷があるのですが、そこには約1万基の鳥居がお山の参道全体に並んで立っています。

 

あれはお稲荷様にお願いをして、願いが叶った方などがお礼の奉納として鳥居を建てていたり。

 

鳥居を奉納をする事で、願いが叶うと言う事で奉納の予約をする方が多いと言われています。

 

確かに参道の面積は限られていて、奉納したいと言われる方が多いですから。

 

今でも鳥居の奉納は、予約制で数年待ちと言われています。

 

鳥居の奉納予約制

 

様々な神様の中でも人間に近いのがお稲荷様です。

 

願いも聞くけど、叶えたらお礼をして差し上げる。

 

これがお稲荷様の御参拝をする際のポイントになります。

 

私の場合は結構な面積の敷地提供と、鼻血が止まらないほどの高価な屋外神殿の設置費用が先行して出て行きましたが・・・

 

逗子市桜山の正一位 櫻(さくら)稲荷は、逗子や葉山周辺の方なら徒歩にてご参拝頂けるかと思います。

 

国道側に階段が出来るまでは、市道側の赤色のカラーコーンがある方からお入りください。

 

 

 

お車などでお越しになられる方の場合、敷地入り口のカラーコーンをどかして敷地内に止めてください。

 

だったらなんで駐車禁止のカラーコーンがあるの?

 

はい立地的には観光地ですので、無断駐車をする方が絶えません。

 

更地の時ならまだしもお稲荷様を祀ってますので、関係の無い方の無断駐車は禁止するために駐車禁止のコーンを設置しております。

 

参拝をされる方に関しては、この様にコーンをどかして敷地内に駐車して頂いても大丈夫と言う訳なんです。

 

 

 

その際には、バックでお止めにならない様にお願いします。

 

排気ガス、好きでは無いと言う事ですので(笑)

 

お車の方は参拝が終わりましたら、カラーコーンを元に戻して頂けるとありがたいです。

 

お稲荷様へのご参拝方法と、ちょっとした豆知識をご紹介させて頂きました。

 

6.まとめ

 

いかがでしたか。

 

家を建てる為に購入した土地に、以前から神様がいる場合はどの様に対処をしたら良いのか。

 

それはお稲荷様に限らず、巳神様でも龍神様(井戸の神様)でも、祀らせて頂く事が大切なのだと言う事がご理解頂けたかと思います。

 

湘南の中でも人気のある逗子海岸近くに、モデルハウスが建つはずだった中尾建築工房ですが。

 

モデルハウスが建つ前に、まさかのお稲荷様の邸内社が建ってしまいました。

 

 

私もなんとか建つ様に、お尻を叩く意味でも看板を2018年オープンとさせて頂いておりましたが。

 

すでに元号は平成から令和に変わっておりまして。

 

モデルハウス用地に、まさかの屋外神殿が出来上がってしまいました。

 

ですんで、看板の一部を変更。

 

 

はい、ご覧の通りにワケアリでそのうちに、湘南モデルハウスをOPENさせて頂きますに変更させて頂きました(笑)

 

湘南は古くから、神社やお寺が多くある歴史のある街です。

 

あなたも土地を探していたり、家を計画しているのだけど何かがおかしい。

 

そんな体験をされたのであれば、中尾建築工房にご相談ください。

 

ここでは書けない事や、実体験した人にしか分からない。

 

スピリチュアルを通り越したお話が聞けますからね。

 

いやぁ。。こんだけマジで、びっくらこいたってーのも。

 

私の人生史上、初の出来事でしたね・・・

 


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
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後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
弊社の見学会では、予約制で1組ずつ1時間程度の時間をいただき、中尾建築工房が実際に手がけた建物をご案内しております。ご予算から素材、構造まで、あなたのご質問・ご相談に代表の中尾が責任を持って、しっかりお答えいたします。

すでに入居されている建物の場合は、その住まいのオーナーさんから率直な感想を聞けることも・・・。

曖昧にごまかしたり、嘘をついたりするのが嫌いなので、どんなことにも正直にはっきりお答えすることをお約束いたします。

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