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旬の釣りモノ

 
  2018/12/30
旬の釣りモノ
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釣りって防波堤や磯からやったりする他に、沖釣りって言う船必須な釣りがあります。
私はアジでもサバでも沖釣りだし、カワハギやタチウオも沖で釣ります。
なぜかというと、沖で釣る場合は船でポイントに向かいます。
そして船には魚群探知機ってモノが備わっています。
つまりは魚の居る場所に船で連れて行ってくれる訳なので、せっかくの休日に釣りに行ってさっぱりだったという事がほとんどありません。
だから私は、持っている竿もほぼ沖釣り用のモノばかり。
今回、休日を利用して狙った獲物は高級なヤリイカを釣り上げに行ってきました!


ヤリイカって言うと、私は佐賀県の呼子というイカの町を思い浮かべます。
呼子のイカはヤリイカという高級なイカです。
それを活け造りで食べさせてくれるんですね。
呼子ヤリイカの活け造り
これ食べたときに思ったのは『神奈川では食べられないかなぁ。。』なんて思っていました。
でも、こちらの方でもヤリイカを活け造りで出しているお店ってあるんですよね。
九州ほど価格もリーズナブルじゃないし、甘みも呼子のイカの方が勝っているように思います。
呼子のヤリイカには勝てなくても、高級なイカである事は間違いない訳です。
という事で初めてのヤリイカ船に乗って来たのです。
こちらの方でヤリイカ釣りって言うと、城ヶ島沖辺りをさす沖の瀬というポイントと、洲の崎と呼ばれる千葉沖のポイントです。
どちらも東京湾口近くのポイントなので、沖の瀬〜洲の崎を流したりする船もあったりします。
今回のポイントは沖の瀬だろうと思い込み、私は佐島の船宿さんを利用させて頂きました。
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船は沖に停留させてあるんですねぇ。。
私たち釣り人は桟橋で待機です。
それにしても季節は冬なだけに海がとってもきれいですね。
CA3F01260001.jpg
船宿さんに着いた順番で船に乗り込み、佐島港からポイントまで向かいます。
船は結構なスピードで走っていますが、なかなかポイントまでは辿り着きません。
この辺りは三崎の沖辺りかな。。
CA3F01280001.jpg
しばし走る事40分ほど過ぎても、船が止まる気配がありません。
どうやら今日のポイントは沖の瀬ではなく、洲の崎みたいです。
『洲の崎だったら、1時間コースだな・・』と思いつつ、洲の崎方面を眺めてみるとヤリイカの船団が見えてきます。
メジャーな船宿さんは、ほとんど出船してましたよね。。
千葉で有名なのは吉野屋さんっていう船宿さん。
こちら神奈川で有名な船宿さんは一の瀬丸さん
ポイントではこの大御所の船宿さんがそれぞれ二艘ずつヤリイカ船を出してました。
そしてヤリイカの群れが固まっているようで、吉野屋さんも一の瀬丸さんもくっつくように船を流しています。
ポイントに到着して早速仕掛け投入。
水深は240mなので、相当どん深・・・
仕掛けにかかっていても、巻き上げる時にはずれてしまうかもしれない深さですよね。
でもそこは慎重に巻き上げてくるとして、さっそく待望のアタリがありました!
CA3F01290001.jpg
ん、なんだかイカのサイズが相当小さいなぁ。。
まぁでも、そのうちにサイズアップするだろうと思いつつ、再び仕掛けを投入します。
すると二匹目のアタリがあり、巻き上げてみると。。
やっぱり小さい・・・
中乗りさん(宿の方で、船を操船する方とは別にいろいろと面倒見てくれる方です)曰く『今日はこのサイズがアベレージだねー』
んー、これはかなり小っさいし、微妙なサイズだよなぁ。。
でもせっかく洲の崎まで来ている訳ですから、私は一生懸命に仕掛けを落としました。
すかさず小さなアタリがあるので、ゆっくりとイカが外れないように巻き上げていると。。
『移動するから巻いて〜』と船長の一言。
あの〜、イカが掛かってるんですけど。。
でも周りの方は電動リールを全速力で巻いています。
私の仕掛けにはイカが掛かっているので、全速力での巻き上げは出来ません。
でも沖釣りはポイントが遠いと時間との戦い。。
他に乗り合わせた方にも気遣い、なにげに巻き上げスピードを速めてみると。。
やっぱりイカ、外れちゃった・・・
まぁまぁ、船の上では船長の言う事は絶対です。
ポイントを移動して、あらたなイカの反応を見つけたようです。
『はいやって下さい、230mです』
気を取り直して仕掛け投入。
底まで落とし込んでみてもイカの反応はありません。
そこでなんどか聞き上げて、さらにもう一回落とし込みます。
誘いが効いたのか、イカが乗りました!
すると『巻いて巻いてー、移動するから一旦上げてー』
またかよ。。
ここでも乗り合っているみなさん、全速力で巻き上げています。
私的にはゆっくりと巻きたい所。
でもそこは出来る限り早巻きにしてみると。。
やはりイカが外れちゃっています・・・
しかも気づいたときには船団から大きく離れた場所に来ています。
なんでどんどん離れていくんだろう・・
しかも吉野屋さんも一の瀬丸さんも、みなさん結構釣れているのに。。
さらにだいぶ離れると『はいやって下さい。水深200mで185mの所に反応あるからねー』と船長。
さっそく指示された棚(仕掛けを設定する水深の事)に仕掛けを合わせて、イカを誘ってみる。
しかしイカの乗る気配が全くない。。
さっきまではアタリがばっちりと合ったのに、全然アタらなくなりました。。
その後何度も何度も移動の繰り返していると、千葉の遊漁船らしき船が近づいて来て、結構危ない乗り回しをしています。
やべーなー、あんな乗り方してると仕掛けがこっちに流れてきそうだなぁ。。
と思った矢先に隣の方が大きなスルメイカを釣り上げました。
そしてそのまた隣の方も大きなスルメイカを釣っています。
そのタイミングで私の竿にも、ずしりと来ました!
間違いなく大型のスルメイカです。
ゆっくりと巻き上げていると、なにやら変な引きに変わりました。
もしかして危ない乗り回りの船客の仕掛けが絡まった臭いなぁ。。

やっぱり案の定、あちらの船では置竿(一人で2本の竿を出し、餌をつけてそのままにしておく竿の事。潮が早いときや混雑時にはやってはいけない釣りなのです)にサバがかかったらしく、私の仕掛けをさらっていてくれちゃいました・・
こちらの中乗りさんが『お宅の置竿、サバ食ってるでしょ?こっちとおマツリしているから、そっちで巻き上げてー』というと、向こうは言われた通りに巻き上げています。
そして引っ掛けられた私の仕掛けとイカを戻すと思いきや、仕掛けすら外されてイカも持って行ってしまいました・・・
マジかよー、それ俺のスルメイカなんだけど・・・
しかも仕掛けまで。。

もうこのアタリでモチベーションは下がりまくりです。
この後は終了時間まで何度も何度も移動を繰り返しますが、ほとんど釣れません。
そして気づいた頃には『はいみなさんお疲れさまでしたー。帰港しますよー』
なんだか切ない想いで佐島港に戻ると、おかみさんがワカメを分けてくれました。
結局釣果はどうなったかと言うと、小さいイカをツ抜けした程度で、人様に上げて喜ばれるようなイカは釣れませんでした。。。
帰宅し、さっそく一の瀬丸さんのホームページで釣果をチェックすると。。
なんとトップで90匹台をマークしています!!
マジで頼むよ船長・・
やっぱり移動する事無かったじゃん。。(泣)

ご近所のオーナーに『イカ釣れたら持っていきますー』と言っていただけに、この釣果はあんまりです。。。
これから次は金沢八景の一の瀬丸さんから出撃した方が良さそうですねぇ。。
ひと月ぶりの沖釣りだった訳ですが、今回は衝撃的な貧果でしたね・・・
洲の崎沖から眺めた伊豆大島が、やけにきれいな休日でした。。
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ちっきしょー、船長め。。
これって、絶対にリベンジ必要ですよねぇ。。。


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この記事を書いている人 - WRITER -

Comment

  1. K より:

    中尾さん
    家族みんなで晩飯食わずに待ってたのに・・・。
    次回期待してます!
    活け造りと煮物でお願いします。

  2. @320 より:

    あ~はっはっ~~♪
    運も実力の内ですかね♪

  3. 中尾建築工房 より:

    Kさん☆
    残念無念•••
    言葉すら出て来ません。。。
    次に期待を!
    @320さん☆
    ちきしょう••
    なんにも言えませんよ、完敗ですから•••

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