便利な新築一戸建てを購入するならIOT化は当たり前!IOT化された家を建てましょう
新築の一戸建てを建てる時、分譲住宅を購入するのか。
もしくは土地を購入して、注文住宅の新築一戸建ての家を建てるのか。
どちらを購入するにも、覚えて頂きたい先進のIOTと言うシステムがあります。
新築一戸建てのIOTとは、どう言った利便性があるのか。
便利な注文住宅の新築一戸建てで、あらゆるニーズに対応している中尾建築工房がご紹介いたします。
1.IOTってなに?
IOTとは一体何の事でしょうか。
IOT化=Internet of things
一言で言ってしまえば、インターネットで繋がりまくってしまいましょうと言う事になります。
インターネットで繋がりまくると、生活スタイルが飛躍的に向上するといわれています。
それを現実化するのが、IOTなんですね。
現在のIOT事情としては、主に二つの巨大メーカーが牽引をしています。
- LIXIL(リクシル)
- Panasonic(パナソニック)
この二つのメーカーが新築一戸建てをIOT化させるべく、それぞれメリットを謳っています。
私の場合は総合判断で、Panasonicの方を選択する事にしました。
月額の固定料金が掛からない
LIXILが月額1980円の利用料が掛かるのに対して、Panasonicは月額費用が掛かりません。
利便性に関しては一長一短があるのですが、新築一戸建てを購入して月額固定費用は極力減らしたい部分だと思います。
ですからPanasonicの提案しているIOTについて、皆さんにご紹介をしたいと思います。
2.IOT化された新築一戸建て出来る事
IOT化された新築一戸建ての場合、どの様なメリットがあるのでしょうか。
これは選ぶ設備によるのですが、IOT化してつながる設備には下記のモノがあります。
■自家発電分野
- 太陽光パネル
- 蓄電池
- エネファーム
これらをIOT化した場合、どの様なメリットがあるのでしょうか。
太陽光パネルに関しては、どれだけ電気を作れたか、売電の状況なども把握をする事が可能です。
蓄電池があれば太陽光で蓄電した電力を、災害時に切り替え出来る設定にする事が可能です。
万が一災害が発生した際には、蓄電池に自動で切り替わってくれますので電気がシャットダウンする事はありません。
エネファームは都市ガスやプロパンガスから取り出した水素を、空気中の酸素と化学反応させて発電させる事が可能なシステムです。
こちらも蓄電池と同様で、電気が来ない状態になれば、エネファームが発電する事で災害時の対応をしてくれます。
■キッチン廻り分野
- 食洗機
- IHヒーター
- レンジフード
- 炊飯器
食洗機なら汚れたお皿を食洗機の庫内に入れる必要はありますが、運転開始自体は遠隔の操作でも可能です。
IHヒーターを付けたり消したりする事も出来ますし、それに合わせてレンジフードを運転させる事も可能になります。
製品のラインナップによっては、IHヒーターをオンにするだけで、レンジフードが連動する物もあります。
炊飯器に関してはお米とお水を入れておく必要はありますが、炊きたてのご飯にしたければ帰宅前にスイッチを入れる事も出来ます。
家に帰ったら、炊きたてのご飯の出来上がりと言う事になりますね。
■暖房設備分野
- エアコン
- 温湿度センサー
- 床暖房
家族で旅行に出かけたとしましょう。
予報に反して、予想していない寒さになったとします。
そんな時はスマートフォンからエアコンや床暖房、温湿度センサーを動かす事が可能になります。
家に帰宅したら、すでに暖かい家が待ってくれている状態です。
■防犯面分野
- インターフォン
- 電気錠
- 電動シャッター
防犯面などでも十分に活躍をするのが、IOT化の良いポイントです。
インターフォンが鳴ったら、外出先でも応対が可能となります。
もしくはインターフォンのカメラで、怪しい人が居たとしましょう。
その人に対してスマートフォン越しから「うちに何かご用でしょうか?」と、監視している事を分からせる事も出来ます。
電気錠は施錠と解錠が、外出先からも可能となります。
宅配業者さんとの信頼性にもよりますが、インターフォンで宅配業者さんに応対。
電気錠で解錠して、荷物を家の中に入れてもらったら再度の施錠。
これをするだけで、宅配ボックスが必要無くなってしまうのです。
電動シャッターに関しては不在であっても、閉めたり開けたりする事が可能です。
また起床時にはタイマーを設定する事で、電動シャッターを指定した時間に開ける事も出来ます。
朝日の光で目覚めたい方にとっては、とても便利な機能と言えるでしょう。
億劫な方であればベットの近くにスマートフォンがある事で、暖房や空気清浄機、照明をつけたりする事も可能となります。
■お風呂まわりの分野
- エコキュート
- 給湯器(お風呂)
エコキュートを導入していて、太陽光パネルも採用していたとしましょう。
もしも天候が悪くて明日には太陽光パネルの電気で、お風呂のお湯が沸かせないとAIが判断したとしましょう。
この場合はAIソーラーチャージで、深夜電力の時間帯でエコキュートのお湯を沸かす作業を行ってくれます。
給湯器やエコキュートを、外出先から遠隔操作で運転させる事も出来ます。
お子さんが公園で遊びに行って、想定してない汚れた服になったとしましょう。
そんな時でもお母さんのスマートフォンから、給湯器のお湯を沸かす事が可能となります。
すぐにお子さんを、お風呂に入れる事が出来る様になりますね。
■その他の分野
ご夫婦が共働きでも、お子さんを鍵っ子にしなくても良くなります。
インターフォン越しで解錠して、お子さんとコミュニケーションを取っても良いでしょう。
鍵を持たせておけば、自分で勝手に帰宅するでしょう。
この場合は照明器具やエアコンをつけたりする事で、電気のメーターが動きます。
それだけでお子さんが帰宅したと言う事が分かってしまいます。
さらにお子さんとコミュにケーションを取りたい場合、テレビ機器の周辺にカメラを置きましょう。
スマートフォン越しからお子さんを見る事が出来ますので「今日のおやつは肉まんだよ〜♩」などの会話をすして、コミュニケーションを取る事が出来ます。
お子さんに寂しい思いを、させずに済むと言う事にも繋がりますよね。
住宅設備以外にも様々な家電と連動するのが、新築一戸建てのIOT化になります。
アプリを起動すると冷蔵庫の中身にある材料で、レシピを逆検索する事も可能です。
照明やテレビにオーディオ、ありとあらゆる製品が連動します。
忙しい日々を過ごす方にとっては、とても助かるシステムだと言えるでしょう。
3.仕組みはどうなってるのか
パナソニックのIOT化に関しては、この様な形になります。
- AiSEG2(AI)
- 専用分電盤スマートコスモ
この二つを組み合わせる事で、それぞれの家電や設備と繋がる事が可能です。
AiSEG2は操作をする、メインのコンピューターみたいなモノです。
分電盤に関しては、通信型の専用分電盤であるスマートコスモを選びます。
この組み合わせにより、家の中ならAiSEG2を操作する事によって家電や設備を動かせます。
でもこれだけだったら、家の外から何かを出来る事にはなりません。
そこで出て来るのがスマートフォンです。
スマートフォン専用のアプリスマートHEMSサービス(無料)を利用する事で、外出先からでも遠隔で家電や設備を動かす事が可能です。
でもスマートフォンを操作出来る方なら、スマートフォンだけでも良いかもしれません。
ただしご高齢の方だったり、スマートフォンを持っていない子供はどうでしょうか。
そんな時はスマートスピーカーを採用しましょう。
パナソニックの場合はGoogle Homeを選択する事で、スマートフォンで操作をしなくても音声でAiSEG2を動かす事も可能になります。
例えば御家族構成が、この様な環境だったとしましょう。
- ご主人様
- 奥様
- 男の子のお子さん
- 女の子のお子さん
- おばあさん
この5人家族だったとしましょう。
- AiSEG2(AI)
- 専用分電盤スマートコスモ
- スマートフォン(ご夫婦)
- Google Home
これらの組み合わせが出来る事で、ご夫婦はスマートフォンで外出先からでも遠隔操作が可能となります。
おばあさんや男の子、女の子のお子さんは、Google Homeに音声で伝える事で簡単に操作をする事が可能です。
4.ネットワークはなんでも選べるか
IOT化を採用する事でネットワークに繋がる家電は、なんでも選べると言う訳ではありません。
リクシルとパナソニックが牽引役と言う事をご紹介しましたが、どちらもトップメーカーになります。
ですからIOT化のネットワークに参入するメーカーは、今はどちらに参入するかを決めたメーカーもありますし、まだまだこれからと考えているメーカーもあります。
各々のメーカーが自社なりの宣伝を行いますから、必ずしもリクシルやパナソニックのシステムに対応するかは事前の確認が必要です。
例えば私がオリジナルで製作した玄関ドアには、私の気に入った堀商店の電子錠を付ける場合は直接では出来ません。
間にインターフォンメーカーのアイホン社のインターフォンを採用する事で、接続をする事が可能になります。
他インターフォンメーカーは私の場合、連動は不可となってしまいます。
この様にどんな家電でも採用が可能かと言えば、そうではないのが現状です。
この事からもあなたが選ぼうとしているIOT化は、どちらのメーカーが好みなのか。
ご家庭にとって、どちらのIOT化が使いやすいのかと言う事も、お選び頂く際の重要なポイントになるかと思います。
ぜひ建築設計事務所や工務店に相談をして、何れかの組み合わせが最適なのかを確認してから採用をしましょう。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
新築一戸建てには、とても便利なIOT化と言うシステムが生まれています。
忙しい毎日を自動で助けてくれる、強い味方になるのではないかと思います。
AIに関しては新型も出て来る事になりますが、それぞれアップデートするのが前提です。
最初に導入したからと言って「もう少し様子を見ておけば良かった」と言う事は避けられます。
このブログを書いている私自身も、自邸はIOT化させた自然素材の家にするつもりです。
ぜひあなたも新築の一戸建てを建てるなら、IOT化を検討してみてください。
今までに抱えていた労力を、しっかり払拭した新築一戸建てを建ててくださいね。