お気に入りの無垢オークフローリング|果たして販売されているモノなのか?!PART Ⅲ
無垢のフローリング。
無垢材の床。
人によっては、その樹種(木の種類の事)もバラバラですし。
超高級チックな風合いを望む方も居れば。
ナチュラルなカラーリングを望まれる方も居る。
はたまたアンティークな仕上げを、望まれる方も居らっしゃる訳でして。
そう。
建てる方によって、そのお好みは様々(笑)
なので、ヒアリングを重視してーの。
無垢材のフローリング選びをさせて頂いております。
そして今回は葉山町長柄に、新築の住宅を計画中のクライアント様。
フローリングは、無垢のオークフローリング57mm幅乱尺と言う事で。
このなかなか珍しい幅狭の、オーク無垢フローリングを3社から取り寄せました。
一番左は厚貼り単板のフローリング。
もっともお安いのは、もちろんこれ。
そして隣に二枚の無垢オークフローリングがあります。
無塗装でサンプル請求をしましたので、一枚はこちら自然塗料のつや消しクリアーで塗ってみました。
そして右側には、ウレタン塗装で着色をしたチェスナットのフローリング。
無塗装のチェスナットのフローリング。
こうやって塗料がその場にありますと、サンプルをご覧頂くのも楽で良いです。
フローリングの樹種としては、オークとチェスナットでは。
どちらがグレード高いかっていうと、チェスナット。
日本語で言えばオークはナラとかカシ。
チェスナットはクリになります。
日本の住宅で、土台に使いたいお高いランキング1位の木と言えば。
クリの土台って言う位、憧れの土台材になりますので。
私も大工だった頃、リフォーム現場で一度だけ。
クリの土台が使われた家を触った頃がありました。
それぐらい、レアな木材な訳ですね。
最初にご要望頂いたオークのフローリングは、今でもあるっちゃあるけど。
代理店制度になっている為、超お高いんです。
それに仕上げは全てウレタン塗装仕上げ。
こちらのクライアント様は、自然塗料の風合いを希望されておりますので。
私の方で手の届きそうな、幅狭フローリングを探してみたんですね。
そして、クリとナラの違いを説明したら。。
あれ?!
オーク(ナラ)だったのが。。
チェスナット(クリ)にちょっと傾いちゃいました?!(笑)
余計な事言っちゃったかなぁ。。
クリの方がランク上で、木目は深みが出るんですよー。
とは言った(笑)
強いて問題があると言えば、こだわりの色ムラ。
今回のフローリング材では、比較的統一感のある色味になる感じがします。
おそらく、ここまでの色ムラが出せないはず。
ですんで。
仕上げの色ムラに関しては、自分たちで着色してみて。
自然塗料のつや消しクリアーに、3色ほどの顔料入りの塗料があれば。
おそらくご希望の色ムラは、出るはずなんですよね。
こればっかりは塗ってみないと、どうなるかは分かりません!
と言う事で、お気に入りの無垢オークフローリング。
もしかしたら、無垢のチェスナットフローリングになるかも。。
しれませんね!