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横須賀市野比の自然素材の珪藻土塗り|気合だけでやり切る事が出来るのか?

 
  2018/12/29
横須賀市野比の自然素材の珪藻土塗り|気合だけでやり切る事が出来るのか?
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さて、昨年末辺りから内装工事が始まっている、横須賀市野比に建つ「海の見える家 〜犬が走るよどこまでも〜」
コストダウンの為に、室内の天井や壁は全てオーナーご自身で塗ると言う。
中尾建築工房独特の選択肢があります。
その天井や壁の珪藻土塗りを教えてもらうのに。
ダースベイダー中尾か?
それとも。。
癒し系左官女子か?
どちらを選択するか、選んでもらっておりました。
そしたらなんと!
私をご指名との事でしたので、現場で指導をさせて頂く事にしました!
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この日、現場はこれから外構工事が始まる段階。
この近所にも中尾建築工房で建てた家があるのですが、変わった外観の家なので。
すぐに「中尾建築工房かなっ?」と、分かったそうです(笑)
こちらの現場は以前にパテ下地の練習をして。
養生なども行いまして。
この日は本番の珪藻土塗り作業を行う工程。
珪藻土は何度も何度も同じ部分を塗ったりすると、すぐに乾いてしまいます。
なので、一箇所1箇所。
しっかりと仕上げて行く意識が必要になるんですね。
兎にも角にも、まずは珪藻土を練る所から始まります。


yokosukashi-nobi-y-kabenuri-zasetsu2.jpg
水と珪藻土の比率としては季節によって変わります。
なので、私の場合は固さを重視して練ってもらう様に指導しています。
初めての撹拌機。
初めての壁塗り作業。
まぁまぁ、最初は余計な力も掛かってしまうでしょう。
この日は1日で天井や壁を塗る予定でした。
だから、同じ日に材料を練ったのですが、これからやられる方はですね。
是非とも、珪藻土は前日に練ってください。
そして一晩置けば、塗りやすーくなりますからね!
そして練りあがった珪藻土で、早速天井から塗り込んで行きます。
yokosukashi-nobi-y-kabenuri-zasetsu3.jpg
まずは比較的狭いトイレから。
最初から広いところだと、珪藻土が乾いて失敗しやすいので。
最初は収納部分やトイレ、洗面室、そこから居室、リビングダイニングって感じで進めて行く感じですね。
こうすると、最後の方は左官職人並みになっているから。
仕上がりは、とっても良くなります!
私は作業しているところを見守りまして。
都度、注意しながら癖を取り除く感じでアドバイスを。
yokosukashi-nobi-y-kabenuri-zasetsu4.jpg
トイレの中では、脚立に乗ってご主人が天井を塗っております。
トイレの外から作業を見てみて、矯正する部分は都度指摘(笑)
初体験だと、力も入りやすいですしね。
最初に矯正しておいた方が、あとあと楽になります。
yokosukashi-nobi-y-kabenuri-zasetsu5.jpg
ここではコテ板に乗せた珪藻土を、コテ先に乗せるという。
左官職人のテクニックをお教えしております。
反動を使うのがコツなんですよね。
でも、最初はなかなか出来ない場合もありますので。
しかし、壁は塗らないと終わりませんので。
yokosukashi-nobi-y-kabenuri-zasetsu6.jpg
最初はこんなやり方でもだいじょうぶ。
これ、私が考えたやり方なのですが。
みなさん、最初はベタベタと珪藻土をこぼしますので。
こぼさない様に塗れる様、コテ板を壁にしっかりと押し当てて塗るんです。
そして壁面に珪藻土を引っ張り上げて、そのネタを分散して塗っていく方法。
これだと初めての珪藻土塗りでも、案外塗れてしまうんですよね!
とまぁ、こんな感じで施主施工のワークをして頂いたのですが。
なんとまさかの。。
give up宣言(笑)
早っ!!
ま、それならそれで仕方無いけど。。
ちょっと早いかなぁ。。
すでに左官職人さんに交代をしまして。
現場の内装は塗り終わりました。
そして今週末には、引き渡しを予定しております。
こういったケースもある、自然素材の珪藻土塗り施主施工。
気合だけでは、どうにもならない事も。
あったりするんですよねぇ。。
やり切りたかっけど、やり切れない。
そんな悶々とした思いは、海に流してしまいましょう(笑)
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ルーフバルコニーからの眺望、なかなかですよね◎◎◎
これから壁や天井の珪藻土塗りを検討されてる皆様!
やれるか、やれないかは。
全てご自身に掛かっておりまーす☆


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
漆喰によって心地よく湿度調節された空間。

木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
一世一代の大きな買い物、住まい。

後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
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曖昧にごまかしたり、嘘をついたりするのが嫌いなので、どんなことにも正直にはっきりお答えすることをお約束いたします。

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