横須賀市馬堀台団地リノベーションお引渡し☆
2017年4月9日建築吉日ひらくの日に、横須賀市馬堀台団地のリノベーション現場をお引渡しさせて頂きました☆
こちらのお宅は、以前に中尾建築工房で家を建てた三浦市のオーナー様がいらっしゃるのですが。
オーナー奥様のご両親様が所有されている団地でした。
この団地のリノベーション工事、以前にも二件ほどやっておりまして。
それを知っていたオーナー奥様が、中尾建築工房を紹介して頂けました。
馬堀台団地は割と古い建物になりまして。
今時のマンションの様に、断熱材などを施工している建物ではありません。
コンクリート直ですから、超絶暑い寒い・・・
本来、コンクリートで建てる家と言うのは。
コンクリートが良いも悪いも蓄熱しますので。
躯体と呼ばれるコンクリート壁の外側で、断熱するのが最良と言われております。
蓄熱性があるなら、外気の熱を断熱して蓄熱させない。
これがいわゆる外断熱と言う形式の断熱です。
けれども、最近建てているマンションは、外で断熱するのではなく。
室内側のコンクリート躯体に断熱材を吹き付けます。
これだとコンクリートが蓄熱はするけど、まぁなんとか・・・
私たちの様に建築の人であれば、外断熱を選ぶけど。
マンションを販売する側としては、きらびやかな方にコストを廻したんでしょうね。
話は馬堀台団地に戻しまして。
つまりこの団地はノー断熱。
そのため、北側と南側の室温差が3℃以上は確実に差が出てしまうのです。
しかも建物の角部屋になりますので、一番厳しい条件でした。
なので、過去に施工した物件よりもコストを掛けて頂きまして。
断熱工事をしっかりと行う事を提案させて頂いたんですね。
定年を迎えて、これから暖かい三浦半島での暮らしが。
暑いは・・・寒いは・・・では。
そもそも工事をする意味が無いですからね。
お引渡し日には、娘さんご夫婦とお孫さんも来てもらえたみたいです。
みたいですと言うのは。
この引渡し日程、ちょうど私のこれとブッキングしておりまして。
私が石垣島に出張してたんですよね・・・
なので、スタッフから聞いての話だったのですが。
今までの勤続地と、三浦半島では。
娘さん一家との距離もダントツで近くなりますから。
より可愛いお孫さんにも会える様になりますよね!
と言う事でオーナー様からご紹介を頂いた後両親のリノベーション工事。
無垢の杉床材と自然素材の珪藻土で。
断熱もしっかり行いましたので。
今までとは空気感も、快適さも違うと思います!
キッチンの使い方の説明を施工管理のスタッフが行っております。
孫ちゃんは、お母さんから絵本を読み聞かせてもらってるのかな。
琉球調畳と杉の無垢フローリング。
派手さは必要無いとの事でしたので、ごくごく普通に仕上げてあります。
娘さん、素足ですから(笑)
断熱工事、バシッと効きましたね!
これは・・・
お引渡し日の画像サーバーの中に入ってましたが。
コタツ、置けるかな?
と書いてありました。
コタツでも、なんでも置いてください(笑)
あ
長時間集中して、コタツ付けっぱにしますとね。
畳も床も、熱によって痩せます。
なので、使っても平気ですけど。
特に不良とかではありませんので。
畳と床材が空き切ったら。
その隙間サイズの板をはめれば大丈夫でございます。
と言う事で、横須賀市馬堀台団地リノベーション。
無事、竣工おめでとうございましたー☆
これで馬堀台団地だけで、3組のリノベーションオーナーが居るから。
走水港での水揚げは。。
3組さんで、勝手に分けてね!
そんな事が出来そうになりました(笑)