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これから先の住宅業界|金融機関が勝ち組か?利用する側が得をするか?!

 
  2018/12/24
これから先の住宅業界|金融機関が勝ち組か?利用する側が得をするか?!
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さて。
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金融機関の中でも、大手メガバンクが大リストラを行う発表をしましたが。
これから先の住宅業界。
特に住宅ローンについては、金融機関が勝ち組になるのか?
それとも利用する側が得をするのか?
これらについて、今のリアルな銀行事情を書いてみようかと思います。
先に答えを言ってしまうと、利用する側が勝ち組。
これが結構な期間、続くと思います。
都内は渋谷の駅前などは、大開発が行われておりますが。
国や都が所有する以外に、民間事業者所有の開発がラッシュです。
オリンピックに関わる開発事業もありますが、どちらかと言えば民間事業者の元気が良い。
これ金融機関がお金を出せる状況を、作っているんですよね。
まーアベノミクスなんて言葉が、以前にあったりしましたが。
それに引きずられて、日銀の異次元緩和がありました。
なんでしたっけか。。
黒田バズーカでしたっけね。
正直、都市部は一時的な高景気に見えるのですが。
地方には、そう言った景気の良さが感じられる事は無いんですよね。
まー、こーゆー事です。
首相からのお願いで、日銀さんはお金をどんどん出す様になりました。
各銀行さんは、日銀さんがお金をどんどん貸してくれるのですが。。
おかげさまで、金利が安すぎて。
融資をもらっても、利ざやが出ない。
そんな状態になってしまっている。


当然、大元の日銀さんも有限ですから。
今後、いきなり景気が上がる事は無い。
黒田バズーカ、いつまで打てる?
と言う部分もあります。
つい最近にも日銀総選挙では、黒田総裁続投。
最後までしっかりやれ。
と言う方もいらっしゃるみたいですが。
こんな状況で、他の誰かに引き継がれても・・・
的な意見が、正直多いかと思うのです。
つまり、黒田バズーカは継続中であり。
銀行はお金を出せる状況下にあります。
個人にも、法人にも貸し出せ!
とは言われるものの。
法人が対象だと、倒産リスクがありますので。
なかなか、相手を見つつも融資が出しにくい。
そんな傾向もありますが、住宅ローンなら。
審査もしっかりしてますし。
保証会社もつきますし、回収リスクと言うのはありません。
なので。
金融機関が勝ち組か?
と言えば、そうではありません。
どちらかと言えば、利用する側に有利と言うか分があります。
私もそれを、リアルに感じる事が出来るのですが。
中尾建築工房も、一応は法人(笑)
めっちゃ、ちいちゃいけどね(笑)
お付き合いのある金融機関も、当然ながらありまして。
そこには担当者も、しっかり居ます。
たまたま外回りだった銀行の担当者と、これからの銀行の話もしましたが。
私は自社のスタッフにも、協力業者の方にも、OB,OGオーナー様にも。
自分でやりたい道があるなら、それはやった方がいいと思う。
そんな事を言ってます。
仮にその行動が失敗だったと、自分ではその時思えたとしても。
それは失敗ではなく、すべての経験がその人の血となり肉となりますからね。
そんな話をしていた2週間後。
またまた、担当者から連絡がありまして。
「社長、アポイントを入れさせて下さい!」
「いいよ〜、いつ来る?」
からの。
「転職する事になりました」
「なるほどね(笑)」
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入行当初は、銀行に入れば安心。
でも、実際に働いてみると。
なんか違う・・・
もちろん私の意見だけで決めたのでは無く、本人の意思なんでしょうね。
これが今の銀行の内情。
昔は黙っていても、銀行は勝ち組。
そんな時代でしたが。
すでにその伝説は、崩れてしまっています。
銀行としては利益を出したいけど、利益を出せるほどの融資が無い。
投資信託やら、M&Aやら。
諸々の商品を斡旋して、手数料ビジネスになってしまってる。
それに。
昨年までと比べて、明らかに金融機関の対応も変わって来ているのですが。
今年に入って住宅ローンの話を持ち込んでも、あまり喜ばれません・・・
これは私の推測ですが。
地銀では合併話が持ち上がって、実際に合併している会社もあります。
大手銀行でもリストラをして、今後はガッツリ人件費を抑えたり。
支店の統廃合を予定している様です。
これらが何をあわらしているかと言えば。
この先、景気が急激に上がる事は望めない。
景気を上げる為には、建設を動かす必要がある。
すると、住宅を斡旋する上でも金融庁などからは。
銀行は、住宅ローンをしっかりやれと言う指示が出るでしょう。
日銀はお金をジャブジャブ生み出して、融資を出しなさい!
と言うでしょう。
でも、マイナス金利・・
私の知る限りだと、今の住宅ローンは最優遇を受けて。
0.4%台なんて驚きの数字が出ています。
もしもこのまま、マイナス金利が下がり続ければ。
➖0.4%とかになったりすると。
むしろ銀行としては、ローンを引き受けるだけ借金を背負う。
そうなる可能性もあるからこその、金融氷河期を乗り越える合併や経営統合話なのかもしれません。
大きくなった金融機関は、もしも破綻する事があっても。
公的基金を投入して、再生出来るかもしれませんからね。
つまり、今のご時世。
金融機関が勝ち組どころか、利用する側が圧倒的に有利になります。
親御さんや祖父の方には、住宅ローンなんて使うモノじゃない。
なんて教育を受けてる方も居るかと思うのですが。
親御さんや祖父の方がそう言うのは、彼らが過去に背負った住宅ローンは。
高度経済成長期に該当すれば、10%と言う高金利。
3000万円借りたら、1億1,000万円の総返済額です。
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そりゃ無理だ。
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お立ち台に登って。
扇子振って踊ってたお姉ちゃん達が、ボディコン着てハシャいでたのはバブル期。
住宅ローンを3000万円借りたら、6,500万円の総返済額です。
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これもキツ過ぎるわな・・
2018-yuushi-kasugawa-karirugawa4.jpg
そして今は銀行でさえ、淘汰されてしまう可能性のあるマイナス金利。
下手するとローンの利息なんて、吹っ飛んでしまう可能性もあるのです。
と言う事で。
ただ単純に、人に言われた事を鵜呑みにするのではなく。
自分の頭で、しっかり考えた人が。
これから先、よりお得に住宅を手に入れる事が。
出来ると言う事になると思います!
しっかしすげぇ、時代ですねぇ。。


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