葉山町上山口プロジェクト地盤調査の結果は?
市街化調整区域内の建築行為となる、葉山町上山口プロジェクト。
結構時間がかかっておりますが、ここに来てようやく。
地盤調査をする段階まで辿り着きました。
地盤調査は、スウェーデンサウンディング試験で行うのですが。
こんな感じの施工機にて、ドリルを沈ませて地耐力を測っていきます。
今回の地盤調査結果は、地盤改良工事判定ではなく。
そのまま基礎を造っても良い、直接基礎との判定がありました。
な・の・だ・け・ど・
調査データを見る限り。
考察も読む限り。
確かにデータは、許容応力度がある。
と、なっているのだが。。
これは何十年前に遡る話なのだけど。
この土地自体は、盛り土された事があるらしい。
なぜに私たちが、それを知っているかと言えば。
道路の掘削や利用の承諾書を頂く際に、近隣の皆様に教えて頂いた内容。
それは、土だけに関わらず。
ガラや、今で言う産業廃棄物だったり。
それらを埋めていた。
と言うリアルな情報があるんですね。
私が大工見習い頃と言えば、まだ地盤調査なんてせずに建てている家ばかり。
昔の知恵と言いますか、水路(みずみち)があったり。
すでに水が湧き上がっていて、地面が膿んでしまっている土地などは。
割れた瓦材や、ガラをどんどん沈めて。
固化して、膿を止めたりしてました。
また、計画地にトンネルがある場所などは。
それらのトンネルを掘った際に発生する、ガラを埋め込まれている土地も多くて。
人工的ではあるものの、何かしらを埋めて。
膿を無くしたり。
家を支えたりする事が多かったのです。
さすがに電線とかパイプは、入れませんでしたけどね。
つまり今で言う表層改良工事
これに似た原理の、処理をしていた事になります。
ま、でも。
どうやら支持層手前で、抵抗が無くなる場所もあるみたいなので。
基礎工事を入れてみて、採石をトコトン入れて。
とにかく転圧作業をやってみて、沈まなくなるまでやった方が。
間違いないじゃないかな。。
と言う事で、葉山町上山口プロジェクト地盤調査の結果は?
直接基礎となりました。
市街化調整区域内に家を建てる。
あともう少しで、光が見えて来るでしょう。