お金のかからない神棚材
昨日の事でした。
現在、建て替え計画中のちょっとT邸。
昨日、ちょっとTさんのご自宅に伺った際、こんな話がありました。
『中尾さん、解体工事の時に神棚、残してありますよね?』
『解体屋さんの置き場に取ってありますけど・・
あれ栂材だったしねぇ・・
私がコレクションにしている木曾桧だったら、神棚分くらいあげますけど・・』
と言う事で久しぶりにコレクション材を引っ張り出してみました!
中尾建築工房に来られた経験のある方なら、どこを写しているのかは分かるはず!
こういった山積みの場所にも板があったりするんですねぇ・・
これ、実は私が現役大工さんだった頃の備品なんです。
あるお店の改装工事をしてたんですね。
その時はすし屋さんだったお店が居酒屋になり、私はそのお店をクラブにリフォームするお仕事でした。
その時にカウンターの高さが変わってしまうので、デコラ板の貼ってあるカウンターを丸ノコでぶった切ろうと思っていたんです・・
そして軽く刃をいれた時点で『はっ!』という香り。。
『木曾桧だ〜!!』
と言う事で作業を止めて、カウンターを丁寧に外して持って帰って来ていたんです。
これ買うと高いんですよねぇ・・
長いまんまだったら、うん十万円する代物ですから。
と言う事でデコラ板の貼られた板をブレーナーで削ってみる。
とまぁ、こんな感じでキレイに板が削れました☆
ちょっとTさん、この板だったら私が隠し持っていた板なので、神棚の板に使えると思います。
ちょっと一部、釘を打たれた跡とかあるけど、埋木すれば充分使えると思いますけど〜
そんな訳で今日のブログは、業務連絡っぽいですね(笑)
もしも要らないって場合なら、書き込んで下さい。
他の方に差しあげますので!
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Comment
書き込みましたが、要ります!
すみません、折角のコレクションを。。。
ちなみに、「栂材」って何ですか?
ちょっとTさん☆
やっぱり要りますよねぇ。。
多分こっちの方が相当価値はあると思います。
栂材と言うのはですね。
中尾建築工房の新しいドア、分かります?
立てかけて置いてあるタイプのドアです。
あのドアの木が栂ですね。
木目はわりとまっすぐで、癖の無い木材。
木自体も太く成長するので、割と安価という理由から使われる事は多いんです。
ただこっちの桧は高級木曽桧。
ちょっと前に削ったのですが、未だに工場の方は桧の香りが漂っております(笑)
では栂神棚は破棄しておきま〜す!