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外壁塗装をリフォーム屋さんや塗装専門業者さんに頼む前に!知らずに頼むと後悔するリフォームのデメリットをご紹介します。

 
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この記事は元大工の棟梁だった中尾建築工房の中尾が書きました。

 

 

私は29歳の頃に首の骨を折る怪我をしたため、現在は設計や施工管理をする工務店を経営しています。

 

 

リフォームを宣伝する事は一度も無いのですが、なぜか私の会社で家を建てた方からのリフォームのご紹介が後を経ちません。

 

 

そんな私が何故、この様に訴えるのか?

 

 

あなたの大切な財産である家やお金を、少しでも無駄にしないで済む外壁塗装やリフォームにして頂きたいからです。

 

 

それでは詳しく説明をしていきましょう。

 

 

 

1.建物の不同沈下は発生してないか?

 

 

外壁塗装を検討されると言う事は、おそらく築後10年以上は経過しているのではないでしょうか?

 

 

たしかに外壁が汚れてくると、きれいにしたいと言う気持ちは良く分かります。

 

 

ですがあなたの要望は、外壁をキレイに保つと言う理由だけでしょうか?

 

 

家の防水性を高めたり、建物が長持ちさせたいから外壁塗装を検討されているのではないでしょうか?

 

 

もしも後者であったならば、建物の不動沈下にもぜひ興味を持って見ていただければ幸いです。

 

不同沈下とは

 

建物の荷重が掛かる事で、部分的に沈下したりする場合の事。

窓や室内ドアの開け閉めが重たくなり、部屋の床が壁のある部分が沈んでしまい、部屋の真ん中などが下がらない状態の事。

沈下がひどい場合は排水の勾配が保てず、適性に排水が流れなくなったりします。

外壁や基礎コンクリートにも、クラックなどの亀裂が発生します。

 

 

 

怖く無いですか?

もしもこの事を知らずに、外壁の塗装工事をしたとしましょう。

 

外壁が汚れて、割れも目立って来た。

せっかくだから外壁を塗装しよう!

 

 

あなたはそう思って、リフォーム屋さんや外壁塗装の専門業者さんに依頼をして、外壁塗装をしたとしましょう。

 

 

ですが外壁塗装をしたからと言って不動沈下が進行している場合は、まったく意味を為しません。

 

 

また同じ様に不動沈下が進めば、同じ様に割れが生じてしまいます。

 

 

100万円から数百万円を掛けて綺麗にしたとしても、そのお金はドブに捨てるのと同じ事になってしまいます。

 

 

ですから失敗しない為にも、まずは見積もりを依頼するのではなく、沈下が止まっているのか。

 

 

もしくは止まっていないのかの判断をした方が良いのです。

 

 

この様に建物の診断が出来る工務店さんなどであれば、しっかりと見てくれると思います。

 

 

ここがポイント!

 

私の様に元々大工だった人は、水平や直角に対して感覚で見る事が可能です。

室内の床なども歩けば、不同沈下が発生しているか。

もしくは平な床なのかを判断する事が出来ます。

 

 

 

 

ですからもしも工務店さんが、その様な測り方は出来ないと言う場合、職人さんを連れて来てもらって、レベルを取るなどをした方が良いでしょう。

 

2.家の構造を理解しているか?

 

 

これはリフォーム屋さんや、外壁塗装を専門にしている業者さんに多い例です。

 

面白いモノですが、外壁塗装を依頼されたからと言って、いきなり下記の塗料別の見積もりを提示するのはプロの仕事ではありません。

 

 

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッ素塗料

 

 

アクリルが一番安くて、下に行くほど高くなる塗料になります。

 

 

これらは塗装業者さんやリフォーム会社さんが、最初に提示する見積もりの種類です。

 

 

これらの塗料には安ければ安いなり、高いものほど高性能な塗料になります。

 

 

ですが建物の構造を知らずに、これらの塗料を選択するのは全くもって無意味です。

 

 

ここで確認をしたいのですが、あなたは外壁塗装をしたくて依頼するのでしょうか?

それとも家を永く保たせたいから、外壁塗装をするのでしょうか?

 

 

私は常々、後者だと思っています。

 

 

ですからいきなり外壁塗装の見積もりを出す事はした事がありません。

 

 

まずは家の構造を確認する事から始めています。

 

 

鉄骨なのか、木造なのか?

 

 

外壁はサイディングなのか、モルタルなのか?もしくはガルバリウムなのか?

 

 

鉄骨の住宅でALCやサイディングなどの外壁だった場合。

 

 

まずは外壁下地に胴縁が木製なのか?

それとも鉄製なのかを確認しましょう。

 

木製の胴縁だった場合は足場を掛けた状態で、外壁全体を押してみたり叩いてみましょう。

 

 

外壁の浮き沈みが無いのであれば良いのですが、外壁に浮き沈みが出ている様では問題です。

 

 

外壁のジョイントにあるコーキングが割れて長年放置をしている場合、木製の胴縁が雨水の侵入などにより腐食しているかもしれません。

 

 

釘の打っている場所を叩いてみて、上から下までスカスカになっているとしたら、下地が無くなっている可能性もあります。

 

 

それらが無いのであれば良いのですが、まずはこれらの様な確認が必要です。

 

 

これは実際にあった例で、私がこの記事を書こうと言うきっかけになった家になります。

 

 

私がどうしても気になりましたので、足場を組んで外壁を叩いてみました。

 

 

建物の下地がしっかりとしている場合、重たく響く音が返って来ます。

 

 

ですがこの建物は、どこかしら曖昧な音が返って来ます。

 

 

この状態は部分的に下地である木部に、腐食が現れているサインでもあります。

 

 

実際に剥がしてみた部分をご覧頂くと。

 

 

 

 

実際に外壁のサイディングを剥がした直後の写真です。

 

 

シートには大きな穴が開いており、シート貼りされた意味を為してはいませんでした。

 

 

 

 

さらに窓廻りにはサイディングを固定する為の胴縁が雨水で腐食しており、シロアリの食害も受けていました。

 

 

 

 

また剥がしてみたサイディングに付着した胴縁は、ご覧の様に下地として機能しないほど腐食しています。

 

 

 

 

これは羽アリやシロアリの死骸ですが、腐食した木材がアリを誘発している状態です。

 

 

この建物は結果として、外壁塗装ではなく外壁を張り替える事になりました。

 

 

 

 

 

 

シロアリの食害にあってしまった部分や、腐った水が滞留して炭化して崩れ落ちてしまった土台部分がありました。

 

これをなんとか外壁塗装を行う事で、見た目はキレイに出来るかもしれません。

 

 

ですがせっかくリフォームしたのに、数年後に外壁のサイディングは部分的に脱落してしまっていたと思います。

 

  • 多くの水が侵入していた事。
  • その水により柔らかくなった木材がある事。
  • 結果的に羽アリやシロアリを呼んでしまった事。
  • 要所要所に木部の腐食が見られる事。

 

 

クライアント様はまさかの状態をご覧になり、頭を抱えてしまっていたのですが、張り替え工事が実施される頃には、外壁塗装をしないで張り替えを選択出来た事で安心出来たと言う事でした。

 

 

今回工事の相談では、20年は持たせたいと言う事でした。

 

 

その相談の上で私のご提案差し上げた工事の内容です。

 

  • 耐久性の高い木下地(檜防虫材)への交換
  • ホウ酸と炭、青森ヒバ油を含んだ防蟻剤塗布
  • プラチナシールと言う耐久性の高いシーリング材充填

 

この様にしっかりと目視する事で、長年の安心を得られると言う工事が実際にありました。

 

3.空気層の無い外壁下地の家は注意して!

 

 

これは私の会社で新築する際の木下地の状態です。

 

シート貼りの手前には縦に通気の胴縁が打ってあり、手前にモルタルを固定するラス網の下地があります。

 

この様に通気の下地が処理をされていれば、モルタル外壁が結露を起こしても、結露水は水切り部分から流れてしまいます。

 

つまり胴縁やラス下地が腐食する事がありません。

 

ですが家の工法によっては、結露水が滞留してしまう事で腐食してしまう家もあるのです。

 

どの様な家に多いのでしょうか?

 

 

建て売り住宅や2×4工法の様な建物で、モルタル外壁で仕上げた家に多い例です。

 

 

建物の躯体と呼ばれるフレームに、直接合板を貼り付けている家を思い出してください。

 

 

その下地に通気層を持たず、いきなりフェルトやラス網を貼って、モルタルの外壁を塗っている家は注意が必要です。

 

 

モルタルやサイディングにも言える事ですが、これらの素材は結露を起こします。

 

 

夜は深々と冷えた気温により、外壁は冷たくなってしまいます。

 

 

そして朝日が昇るととも気温も上がりますから、結露した空気が水に変わってしまいます。

 

 

その水が下に流れて水切りから出ていくのであれば良いのですが、滞留している場合は結露水により合板下地の腐食などが発生します。

 

 

これは実際に起きていた家の例ですが、ある家の娘さんの家を私が建てました。

 

 

その関係から、実家も見て欲しいと言う依頼がありまして、以降は私が見ている家になります。

 

 

 

 

某ハウスメーカーによる建物ですが、モルタルの外壁は外壁下地の合板に直接固定されています。

 

 

この作りの家の場合、どうしても結露水が溜まってしまうと直接木部の腐食原因に繋がってしまうのです。

 

 

また建物が2×4工法と言う事もあり、在来工法に比べて荷重が集中してしまいがちです。

 

 

荷重が掛かる部分と、そうでない部分があるため、外壁自体が爆裂してしまっていました。

 

 

画像では分かりにくいのですが色の違う部分周辺で、外壁が出っ張ってしまっています。

 

 

内部を開口してみると、その浮き具合がはっきりと分かるでしょう。

 

 

 

 

すでに3センチほど、モルタル外壁は木部から離れてしまい、完全に浮いた状態になってしまっています。

 

 

外壁を部分的に剥がしてみると、すでにモルタルとラス網を固定しているホチキスは結露水で錆びてしまっています。

 

 

 

 

この様な外壁下地の場合、普通の塗料を塗ったとしても、結露水を止める事にはなりません。

 

 

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッ素塗料

 

 

これらの塗料を塗装しても結露は止められませんので、家を長く保たせるために外壁塗装をされるなら、意味を為さない工事になってしまいます。

 

 

ですから遮熱や断熱、そしてクライアント様が要望された汚れが付きにくい塗料を選択して外壁塗装を行いました。

 

 

 

 

塗装後の夜や朝方に外壁を触ってみましたが、明らかに以前と比べて蓄熱していない効果を体感する事が出来ました。

 

4.まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

 

今回、この記事を書いたきっかけは、私の会社で家を建てたOBオーナー様(施主様)のご実家を相談受けさせて頂きました。

 

 

知らないでメンテナンスをせず、まさかこんな事になっているとは。。

と言う思いだったそうです。

 

 

もしもこの外壁や屋根に対して、外壁や屋根の塗装をしてしまったら。。

 

 

きっと後悔をする事になってしまう事でしょう。

 

 

あと数年もすれば、塗ったはずの外壁は脱落し、きっと部分的に剥がれて行ってしまうところだったのです。

 

 

そんな思いをする方を少しでも無くしたい。

 

 

そう思い、この様な記事にする事とさせて頂きました。

 

 

家のメンテナンスは、専門業者さんに依頼するのが一番。

 

 

そんな思いもあるでしょうけど、実際には家の状態を診断出来る工務店に見て頂く事をお勧めさせて頂きます。

 

 

もしも信頼出来る工務店が見つからない。

 

 

そんな方が居るのであれば、中尾建築工房でも相談は受け付けます。

 

 

家の塗料だけを見るのではなく、しっかりと触診したり部分解体する事で最良の外壁工事をお届けさせて頂きたいと思います。

 


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

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