Asian tasteな無垢の板
Asian tasteって言うと、外国産の無垢材を想像される方がとても多いと思います。
でもって、樹種(木の種類の事)なども指定して探せば、当然高い価格になってしまいがちになります。
だって海外の製材所から直接購入するって事は出来ないし、海外の商社があって、日本の商社も絡んできます。
そしてそこから市場に入って来ますから、当然ながらコストダウンをする事なんて出来ません。
でも、そんな雰囲気を持つ板を工務店が持っていたら、どうなるでしょう?!
さらに言えば、工務店がその無垢板をタダで仕入れたとしたら、一体いくらぐらいで販売されるのでしょうか?
しかもこうした板が採用されている家は、長期優良住宅という高い性能も持っている訳です!!
さぁでは、価格的な答えは。。
これがタダで仕入れた無垢板です。
樹種(木の種類の事ね)はなんと日本チックな欅(けやき)の板です!
これ、中尾建築工房が全ての保険をゆだねている保険屋さんに、廃業する工務店さんとのつながりがありました。
その工務店さん曰く『これ、当時はそれなりの価格で買ったんだけど、モノによっては素性も心配だし、これって使えるかは分からない。。
でも捨てるにはお金もかかるし、だれか引き取ってくれる様な人居ないかなぁ。。』という様な相談をうけたのだそうです。
そして保険屋さんの脳裏に真っ先に浮かんだのが、中尾建築工房(笑)
その善意ある保険屋さんの気遣いにより、中尾建築工房に無垢の欅板が何枚かあります。
当然、こんな話の経緯ですから、無垢の板を買うんじゃなくて、もらっています。
いわゆるタダですね。
では中尾建築工房がいくらで販売するか?!
答えは。。
貰ったんだから、タダなんです!
ふし抜けもあるし、虫食いの跡もあります。
でもこういった木って、使い方なんだって思うんですよ。
だって節抜けしていたって、腐っている訳ではないし。
虫の喰った跡があったって、そこは切ってしまえば良い訳です。
逆手に取ると、昔ながらの和室の様な所に使える板ではないけれども、今時のアジアンテイストな家とか、味のある家に使う分には充分使える板になります。
今回は横須賀市浦郷に建つ『バリタイム pelan pelan』邸に使われる玄関とトイレの棚にする三枚の板に採用されるのですが、埃の被った板を中尾建築工房の1Fにある作業場で削ってみると。。
まぁ、充分に使える板になる訳ですよ!
特に赤欅の赤などは、そのままクリアオイルを入れてあげれば、かなりバリっぽいアジアンテイストを醸し出す事は間違いありません!
こんな時、私がいつも思う事は。。
大工やってて、ホントに良かった!!
なぜか小さく言いたくなります(笑)
って事ですね。
使い方を間違えれば、命取りにもなりますけど、逆を言えば使い方を知っているからこそ使える訳ですもんね!
と言う事で pelan pelan☆ママさん!
板はきちんと試し削りしましたから、おっ楽しみに〜☆
Comment
やった~~!!
アジアン大好きp(^^)q
中尾建築工房大好き(笑)
かなり立派なけやきの木じゃないですか(゜o゜)高級な材料ですよね?!
これがタダなんて(>_
pelan pelan☆ママさん☆
タイミングとか運とかの問題でしょうね!
もらったモノですから、差し上げるってだけですよー☆
近いうち、現場の方にお持ちしておきますねー!