横須賀市小原台|施主施工のウッドデッキを造作する!
いつからなのか、中尾建築工房には多くに分けて二種類のオーナー様がいらっしゃいます。
全て中尾さんの方で造って下さいと言われる方(一般的な工務店で施行する場合のパターン)
少しでも予算を落としたいので、自分達で出来る所は自分達でがんばりたいんです!(あきらかに中尾建築工房ならではのパターン)
このどちらかになり、家造りを進めていくんです。
全てを施工側に任せて頂けると、正直言ってプロですから楽なんですよね•••
職人さん相手であれば、言葉も職人さんモードで話せば簡単に伝わります。
工期も当然、プロですから理由無く伸びたりしません。
でも一般の方に、職人さん相手の様な説明をしたって、分かる訳がありません。
それはそうです、だって職人さん達は立体を頭の中で考えながら話をする事が出来ますから、極端な話をすれば、図面が無くても会話が成り立ったりするんですね。
とは言っても全てをお任せ頂けるお宅も早々ありません。
やはり限られた予算の中で、後から変えれない部分に関しては力を入れたいって言われる事がほとんど。
そこで内装の珪藻土やウッドデッキの造作などを一般の方が施工するケースも出て来る訳です。
ところが内装の珪藻土と言っても、中尾建築工房の場合はちょ〜っと普通よりもしんどいですかね••
なぜなら一般的な工務店さんは内装の壁は珪藻土でも、天井までも珪藻土にしているお宅は無い様です。
中尾建築工房の場合は、天井だろうがモノ入れの壁や天井だって珪藻土にしてしまいます。
たいてい、天井に珪藻土を塗らない理由が、地震などが起きた際に天井から珪藻土が剥がれ落ちたりしたらまずいだろう•••って事が大きな理由らしいのですが。。
私たちの考え方は逆転しており『だったら要は剥がれなければ良いんだろう?!』って事。
現に中尾建築工房に家造りを託されたオーナー様の中には『何社もの工務店さんに行ったけど、天井まで珪藻土を塗ってくれる施工業者さんは居なかった』などと言われたりしますからね。
でもその中にはきちんと下地を抑えたり、一切溶剤が入っていない成分を以て、剥がれない様な工夫が出来ているからなのです。
当然、プロの左官職が塗る場合は綺麗だし、剥がれ落ちる心配もありません。
では内装の珪藻土を施主施工する場合は。。
こちらもご安心ください(笑)
例外なく建築素人なオーナーの方でも、いつのまにか職人さんと同等のテクニックを持てる様になる方もいらっしゃします。
つまり、やる気と根性があれば、やれてしまえる環境にあるって事になるんですかね。
その中でも内装の天井や壁の珪藻土はもちろんの事、ウッドデッキだって自分達で造ってしまおうってオーナー様が!
しかもこのお宅、ウッドデッキが結構でっかいんですよね•••
計画しているウッドデッキの面積だけでも30㎥分はありますから。相当な仕事量になります。
さらに敷地には高低差1.8m程ありますから、その高さ関係をフラットにして、きちんとして施工しないとならないんです。
しかも中尾建築工房で造るデッキは最低でも4寸角の目の詰まった太い唐松材で造りますから、ホームセンター用の木材とは比べ物になりません。
さらにデッキを造った後にペンキ塗りもやられるそうで、相当熱いチャレンジャーなオーナー様である事は間違いありません(笑)
そんなオーナー様から昨日『デッキをもっと大きくしたい』と言われまして•••
まったく、どんだけデッキ好きなのかなー。。
あ
ちなみに私が自邸を建てる時にウッドデッキを造るかって質問があったとします。
答えは『ノー』で、私は西洋芝を張った庭に転がりたいタイプでございます(笑)
と言う事で、部材やめんどくさいウッドデッキの基礎部分は中尾建築工房の方で段取りをします。
そのため、オーナー様が施行中に悩まれるであろう、作業の順番を書いて見ました!
全部で図面4枚に分けてあるから、これならどんな材料をどの順番で使うか分かるし、木と木を接続させる為のステンレスビスの本数もきっちり出しました!
ここまで書いてあれば、まず失敗はしない事でしょう。
あとはやる気と根気の問題ですね!
頑張れっ、小原台のサントリーニオーナー様(笑)
いやー、それにしても夜な夜な図面からの木拾いは、目がしょぼしょぼして来ますなぁ。。