土地購入前に抑えておきたいワンポイント!PartⅢ
と言う事でPart1で紹介させて頂きました葉山の土地の事例です。
土地の購入をお勧めする時点で、特に湘南エリアの土地に関して言えば、土地を造るスキルを私は評価しています。
では、土地を造るスキルとは?
これ、本来は大きな土地を複数に分筆して、土地を販売する事が多いのですが、ここにきちんと法令に乗っ取った土地と、そうでない土地がある訳です。
法令に乗っ取った土地と言うのは、行政との間で確認をしながら進めて行く方法があるんですね。
いわゆる宅地造成法規制法に乗っ取った開発行為の法令です。
でも現実的に販売されている土地と言うのは、宅地造成法規制法の開発行為に乗っ取らないで売買するために、開発逃れで土地を造る傾向があったりします。
逃れる理由と言うのは、開発行為を行なうと言う事は、その申請作業や、使う部材の強度に施行方法なども全てが指定されます。
そこまでの経費がかかってしまうと、販売価格に転嫁する事を出来ないと判断する不動産会社様が、開発逃れで土地を造って販売するケースが多いですね。
横浜や横須賀あたりでは、あんまり見ませんけど、湘南エリアの鎌倉、逗子、葉山と言ったエリアでは、宅地造成を逃れてしまうやり方で、普通に土地を販売しているんです。
仮に開発逃れで造った土地でも、きちんと土留めなどを造っていれば問題はないかと思います。
でも中には。。
『嘘でしょ?!』って思う土地の作り方をされている業者さまが、けっこう多いのも事実。
そして今回、この土地を購入しても良いと判断した理由がこれです。
ご覧の通りに、宅地造成法規制法の開発行為に準ずる施行方法で、土留めを造ってあります。
当然、強度なども申し分無く出来ておりますし、お墨付きの土地と言う事になりますね。
そして土地を購入した施主様が困る事の無い様に、設備面でのインターフォン埋設や、上下水道のインフラもきちんとスリーブ処理を行なっているんですね。
これ、ずさんな施行屋さんの場合『?なにかしたかったの??』と言う感じで、あった方が良いはずの先行配管が無かったり、あきらかに足らない強度のブロックなどで土留めを造っているケースがあるんです。
それでも誤りを指摘しても『これでもう土地の方は売買が成立してますので。。』と言い切り、土地を売りっぱなしにする業者様が多い事、多い事。。
今回『土地を購入するのは問題ないですよ〜』と私が判断したのは、売り主である開発業者に、土地を造るモラルをきちんと感じられた事。
後々になって買った施主が困らない様にきちんと整備をしてくれていた点でした。
やっぱり信頼に値するかしないかを判断するのは、一般の方には無理があります。
なのでもしも土地を購入する前と言う事であれば、相談出来る業者様を見つけて、意見を伺う事も大事かと思います。
この土地に関しては、ホントに良い業者様から購入が出来て、ホントに良かったと思います!