逗子市逗子|造作シンプルなタモ材で造るテレビボード
体がとっても痛い症状が出ております•••
やはりよる年並ってやつには、なかなか敵うものではありません。
それは元大工であった私にも同じなんですよね。
現役の頃のイメージだけは持っていて、そのイメージ通りに体を動かそうとする訳だから、後から究極に体が痛くなってくるんです。
ほんと、自分でも『そろそろ自覚しろよな〜』と言いたい位、単純な細胞体の集まりであるこの私。
さて、そんな私が,逗子市逗子に新築の注文住宅を建築中のオーナー様に依頼されていたシンプルなテレビボード。
打ち合わせをしていて、その程度のもんだったら、そんなにめんどくさくない。
それに私の家とも近いと言う理由で『私が造れば、手間無しでいいよ〜』と安請け合いをしてしまったんです。
造りは確かにシンプルなんだけど、中尾建築工房で扱っている本物の無垢板はとにかく分厚くて重い•••
それだけに重さを計算してないから、体も痛くはなりますわな••
まずは中尾建築工房1Fの作業場にて、タモの無垢板をプレーナーで削って行きます。
※プレーナーとは?
木材の厚みを整える機械の事を指します。
刃は常に切れる状態にしてありますけど、幅広の板の場合はゆっくりゆっくり、ちょっとずつちょっとずつ、厚みを落として行きます。
板はねじれもありますから、全てがきれいに削れると、今度は反対面を削りまして、ねじれのない板として整えられる機械になります。
現場では、プレーナーで削った板を、今度はベルトサンダーと言うサンディング専用手工具にて削りまして、何枚ものサンディングベルトのペーパーを交換しつつ、半日以上は板を削りました。
そうすると当然木材の表面はツルツルになります!
そして組み上がったテレビボードは。。
まさかここまでてこづるとは思いもしませんでしたので、ライトも持って来ておりません。
現場にあるライトだと、造作仕事には光量が足りませんので、ほぼほぼ出来上がった段階で断念•••
あと30分程度の作業で完了するのですが、やはりたまに現場に出て作業をする元大工の場合、自分が若くないって事の自覚が相当必要なんだと思ってしまいました•••
別に老眼入っているからと言って、途中でやめた訳ではありませんよ〜
でも逗子に新築を建てるって構想がね。。
先をこされてしまったのにもかかわらず、自分自身の妄想も進みつつ。。
いつになったら、自分の家が建つやら•••