水道管の古いモノと新しいモノではどのくらい違う?
うんうん、これね。
実は今日、中尾建築工房に、お電話のご連絡を頂きました。
ご連絡頂いたオーナー様宅は、横須賀市の中でも割と歴史のある分譲地にお住まいの方です。
歴史があるって事は、まぁまぁ古い分譲地と言う事になるのですが、分譲したのが古ければ、インフラ面の水道管や下水管も、おそらく古いはずなんです。
で、良く道路の一部を停めてしまって、アスファルトなんかをカットして工事をしている所を見かけると思うのですが、あれをやっている時は、茶色の水だったり、赤錆が混じった水が出たりする事が多いんです。
では、古い水道管が、一体どの位古いのかって言う写真でも見てもらいましょうかね。。
あ
でもお食事中の方は見ないでね(笑)
実は古い給水管って、これくらいボロボロになっていたりします。
これは水道局なんかに行くと、飾ってある古くなって切り取った本管の見本です。
配管の外も中も、この様に錆だらけになっていて、この中に水が通っている訳なんですよね。
ちょっとおそらくショックを受けてしまう方も居るかと思いますけど、これが現実だったりします。
仮に自分の家の引込み管が新しいステンレスのモノだとしても、道路に埋設されている本管が古いと。。
ま〜、こんな感じなので、あんまり意味を成しませんね。
んで、新しい水道管はどんな感じかって言うと。。
きちんと外側は防蝕も施されていて、これなら安心出来ると言わんばかりの管に見えます。
今回はたまたま本管の画像があったので、敢えて本管の写真をアップしました。
でも、敷地内に引込みをしている水道管は、もっと細くて更に古かったりすると。。
たま〜に、管に穴が開いてしまって、噴水状態になる事もあるんですよね。。
各市町村によっては若干違うけど、たいていの市町村は、本管の入れ替え作業をする際に、敷地内に入る直前まで、新しい引き込み管を入れておいてくれる場合もあったりします。
ま〜、この水道管も、圧力が一定に掛かっている時には、あんまり錆も出ないんです、実は。。
でも、こういった本管の入れ替えをしている時なんては、水圧が一定にはなりませんから、本管の中で水が止まったり動いたりするもんですから、錆が出てしまったり、切り回した時に泥がついて、茶色の水が出ちゃったりします。
つまり、今回は道路の本管を入れ替えている事が、茶色の水が出る原因って事になります。
おそらくチラシかなにかで『工事中ご迷惑をお掛けします』的なチラシが入って居たかと思うのですが、工事中はこんな事があったりします。
なので飲み水でしたら、工事をしていない夜に、水を貯めておくとか。。
特に気をつけたい方の場合は、ペットボトルのお水を臨時で使うのもアリかもしれませんね。
こうして古い管と、新しい管とでは衛生面が全然違います。
今は茶色の水が出てしまうかもしれませんけど、今後はきれいな管になってくれる訳です。
なので、しばしの我慢が必要って事になりますでしょ〜か!
オーナーのTさん、こんな理由なので、ご理解頂ければと思います☆
そりゃ〜古い管より、新しい管の方が絶対いいわな。。